2010年5月 3日 (月)

瑞穂が竜馬を口寄せ

言うわけねぇだろ。

竜馬なら「沖縄の負担はいかんぜよ」、普天間基地問題で社民・福島氏が演説/神奈川

 「坂本竜馬がいたら、『沖縄の負担はいかんぜよ』と言っていただろう」―。社民党党首の福島瑞穂内閣府担当相(参院比例、党県連合代表)は2日、小田急線相模大野駅前で街頭演説し、普天間基地移設問題について、沖縄県の基地負担軽減の実現に全力で取り組む意向を示した。

 福島氏はテレビドラマなどで竜馬ファンが増えていることに触れ、「もし今、竜馬がいたら、福島瑞穂と同様に沖縄へ新たな基地負担を求めることには反対していたのでは」と述べた。

 その上で、「米政府に対し、沖縄にこれ以上、基地負担を求めるのは無理だと言うべきだ」と強調。「社民党は雇用、人権、平和、基地で絶対にぶれない。一緒に時代や歴史を変え、沖縄の基地負担を軽減しよう」と、沖縄に次ぐ第二の基地県である神奈川の県民に理解と支援を求めた。

 福島氏はこの日、川崎市内や町田市内でも街頭演説を行った。

2010年5月2日 神奈川新聞

 現実主義者で日本中が攘夷一色の中、自主独立のための日本近代化を目指していち早く開国派に転じ、後に海援隊を組織して自ら国防に当たった竜馬が、“『沖縄の負担はいかんぜよ』”などと言い、日本を無防備で軍事侵略国家中国の前に晒すわけねぇだろ。勝手なことぬかすな。

 おまけに“「米政府に対し、沖縄にこれ以上、基地負担を求めるのは無理だと言うべきだ」”と強調し“「社民党は雇用、人権、平和、基地で絶対にぶれない。一緒に時代や歴史を変え、沖縄の基地負担を軽減しよう」”とも訴えたようですが、“現在の基地負担-普天間+辺野古<現在の基地負担”であることは間違いなく、瑞穂のやっていることはもはや筋の通らない外患誘致と言っても過言ではありません。

 もし、現代に武市どんと以蔵がおったら今頃鳩山と小沢はこの世に無く、瑞穂も家から一歩も外に出られなかったでしょうね。

バカも休み休み言えと思う方はクリック!

人気ブログランキングへ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年2月19日 (金)

普天間先送りの元凶

あまりにも無責任すぎ。

普天間、5月決着先送りも=重野社民幹事長

 社民党の重野安正幹事長は18日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先を5月中に決めるとした政府方針について「鳩山由紀夫首相が言っている以上、そこを目標に行動しなければならないが、沖縄県民が納得する方策を導き出すことの方がより重要だ」と述べ、必ずしも5月決着にこだわる必要はないとの考えを示した。
 重野氏は「自民党は結局13年間、動かすことができなかった。それが6カ月でできるか」と指摘。国民新党のキャンプ・シュワブ陸上部(同県名護市)への移設案については「いかがなものかと言わざるを得ない」と語った。

(2010/02/18-12:12) 時事通信

 社民党の重野安正幹事長は“沖縄県民が納得する方策を導き出すことの方がより重要だ”と述べ、“「自民党は結局13年間、動かすことができなかった。それが6カ月でできるか」”と述べたようです。

 しかしながら、その自民党が13年かけてキャンプシュワブ沖の移設に米国と同意し、その上、基地移設推進派の島袋吉和氏が3度の名護市長選で勝利し、基地移設容認派の現仲井眞市が移転反対派の糸数氏を破ったことでやっと取り付けた沖縄県民の同意を、社民党の反対で全てご破算にさせた責任を一体どのように感じているのでしょうか。

 自分達の反対で普天間基地移設を頓挫させておいて、今度は全て自分たちの思い通りにならないからといって先送りを主張するのではあまりにも無責任すぎます。

 社民党は政権与党の責任のもとに、5月までに米国、沖縄県民共に同意出来る代換案を提示し、それが出来なければ協議に応じるべきですね。

 もっとも、寄せ集めの鳩山政権では、協議に応じたところで同意出来る案なんて出ませんけどね。

最初から辺野古に移設するべきだったと思う方はクリック!

人気ブログランキングへ

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2009年12月17日 (木)

【瑞穂は】幼稚な党首【小学生】

本気か

社民・福島党首「きれいな海を絶対守る」 辺野古を視察

 社民党の福島瑞穂党首は16日、沖縄県を訪れ、宜野湾市の米軍普天間飛行場や日米合意で移設先となっている名護市辺野古を視察した。辺野古の海岸では「このきれいな海を絶対守る決意を新たにした」と記者団に語り、今後の与党3党の協議で県外・国外移設を主張していく姿勢を鮮明にした。

 鳩山由紀夫首相は移設先の年内決着を先送りしたが、来年5月までに決める方針。これに対し、福島氏は「重要なことは期限ではなく、沖縄県民が納得できる結論を出していくことだ」と述べ、期限を設けることに疑問を呈した。

 普天間飛行場が見渡せる嘉数高台では、「政権交代したということは新しい選択肢を探すということで、それが政治の本質だ」と強調。仲井真弘多知事との会談でも「県外・国外移設では一緒に頑張れると思うので、よろしくお願いします」と呼びかけた。

2009年12月17日8時13分 朝日新聞

 福島党首は“「このきれいな海を絶対守る決意を新たにした」”と述べたようですが、社民党も政権交代して与党になったならば、海じゃなくて日本を守る決意をするべき。

 “「政権交代したということは新しい選択肢を探すということで、それが政治の本質だ」”とはいいますが、その選択肢に中共の属国化も入っていることはもう間違いなさそうですね。

海じゃなくて日本を守れと思う方はクリック!

人気ブログランキングへ

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年12月11日 (金)

自民の迷走

何やってんだか

二階氏を処分せず=自民・谷垣氏

 自民党の谷垣禎一総裁は10日午後の記者会見で、西松建設の政治資金規正法違反事件で政策秘書が略式起訴された二階俊博選対局長について「二階氏側が(献金を)要請したものではないと大島理森幹事長から報告があった。選挙の実務を処理することと、今問題になっていることとは別だ」と述べ、処分は必要ないとの考えを示した。また「党としての調査は現時点では考えてない」とも語った。 
 党内では、鳩山由紀夫首相や民主党の小沢一郎幹事長の「政治とカネ」をめぐる問題を追及するためにも、二階氏を処分すべきだとの声が少なくない。同日の町村派の会合でも「二階氏が役職にとどまると、首相の偽装献金問題の追及もしづらいから辞めてほしい」との意見が出た。

(2009/12/10-16:59)時事通信

老害復活か

山崎氏の参院選擁立検討=自民谷垣氏

 自民党の谷垣禎一総裁は10日の記者会見で、先の衆院選で落選した山崎拓前副総裁の参院選比例代表への擁立について「比例で出てくれないかとプールしている方がかなりの数いる。その1人として今後、議論していく」と述べ、検討していることを明らかにした。
 山崎氏は参院比例代表の出馬要件である「70歳定年制」に抵触しており、党内には異論も少なくない。谷垣氏は「年齢は大きな判断要素。あまりゆるゆるになったら、原則といえなくなる」と述べ、党内状況などを見極めて最終的に判断する考えを示した。

(2009/12/10-19:10)時事通信

 あの小沢氏でさえ西松建設の献金問題による秘書逮捕で代表辞任したんだから、二階氏が選対に留まるという選択肢はありえないですよね。(まぁ、今となってはあの辞任は完全に失敗でしたが)。

 さらに、来夏の参院選比例代表へ老害復活も選択肢に入れるなんてあらぬ誤解を招くだけです。

 二階氏は小沢氏の愛弟子であり、その手の内も知り尽くしているから選対に適任だという考え方なのでしょうが、今の絶望的な状況を考えれば、少々手の内を知り尽くしているからと言って、来夏の参院選で自民党が民主党に勝利するなんてことは考えられません。

 もし、自民党が民主党に勝利しようと思うならば、1月からの通常国会でマリオネット鳩山由紀夫氏を辞任に追い込み、更に後に控えるカンガンス菅直人氏、サイボーグ岡田卓也氏という傀儡を撃破し、来夏の参院選前に小沢一郎氏というラスボスにたどりつけなければ勝利は覚束ないでしょう。

 そう考えれば、今、二階氏を温存してその攻撃の手を緩めるという愚策は取るべきではないですね。

 しかしながら、着々と地盤を固める小沢民主党に対して、谷垣自民党の迷走ぶりは目に余るものがあります。この状況を打破するためには、もはや自民党には期待できず、第三極の登場を期待するしか手はないのかもしれませんね。

第三極の登場を期待する方はクリック!

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月 8日 (火)

誤算はチャンス

これはチャンスだ

首相追及、矛先鈍る?=二階氏秘書立件を懸念-自民

 自民党は、西松建設の政治資金規正法違反事件に絡み二階俊博選対局長の政策秘書が立件される方向となったことに懸念を強めている。鳩山由紀夫首相の偽装献金問題を引き続き厳しく追及し、鳩山内閣にダメージを与えようとしていたが、身内の不祥事で首相追及の矛先が鈍りかねないためだ。
 二階氏が代表の自民党和歌山県第3選挙区支部に、西松建設が社員などの名義で献金したとされる問題では、東京地検が二階氏の秘書を略式起訴する方向で検討している。これについて、大島理森幹事長は7日の記者会見で「二階氏は経済産業相時代に国会で答弁(説明)している。首相とは違う」とかばった。
 しかし、大島氏はこれまで「秘書の責任は政治家の責任」との首相発言を取り上げ、「首相の言葉は重い」と迫っていただけに、二階氏の秘書が実際に起訴されれば、自民党の対応が問われることになる。
 党内には「問題があるのを承知で選対局長にしたのだから、辞めさせるのは無理」との見方がある一方で、首相を揺さぶる狙いから「役職を辞めてもらうしかない」(幹部)との意見もある。役職辞任では首相を追い込めないとして、議員辞職を求める声すらある。
 一方、鳩山邦夫元総務相が兄の由紀夫首相と同様、実母から巨額の資金提供を受けていたことも、執行部にとっては誤算だ。
 谷垣禎一総裁は「本人が国民に説明することが大事」との姿勢だが、ある閣僚経験者は「首相の責任を追及し続ける以上、離党してもらうしかない」と突き放した。「強い姿勢で臨まないと、自民党が変わったとは思われない」(若手議員)。首相批判の前に身内の問題にどう対処するか、谷垣執行部は対応に苦慮しそうだ。

(2009/12/08-19:14)時事通信

 戦いには犠牲がつきものです。ここは日本のために、非常に残念ですが二階・鳩山弟の両氏には犠牲になってもらうしかないですね。

 彼らも自分たちが犠牲になることで、鳩山首相と小沢幹事長を追い落とすことができれば本望でしょう。

まずは二階・鳩山弟の両氏を血祭りに上げるべきと思う方はクリック!

人気ブログランキングへ

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009年12月 7日 (月)

【加藤紘一】知らないには無理がある【臓器移植】

知らない訳ねぇだろ

移植仲介業者が口利き依頼 加藤・元自民幹事長に

 日中友好協会会長を務める加藤紘一・元自民党幹事長が、中国への渡航移植の仲介をしている男性業者から「中国の医師に日本の臓器移植技術を学ばせる機会を設けてほしい」と口利きを依頼され、日本移植学会幹部に協力を要請、研修を実現させていたことが6日、関係者の話で分かった。

 加藤氏はこの男性と約3年前から付き合いがあるが、移植仲介に関与しているかどうかは知らなかったとしている。

 中国の移植医療は死刑囚からの臓器摘出など倫理的な問題が指摘されており、現場の医師は患者を渡航させることを含め関与に極めて慎重な姿勢を取っている。臓器移植法は国の許可なく臓器のあっせん業をすることを禁じているが、男性は許可を得ていない

 加藤氏は「日本の画期的な新技術を学びたいということなので引き受けた。(男性が)あっせん業をしていたとは信じられない。何かの間違いではないか」としており、本人から早急に事情を聴く意向を示している。

 加藤氏らによると、研修は今年1月、日本移植学会幹部の大学教授が講師役となり、中国中部の病院から移植医2人を迎え東京都内で実施。数日間にわたり滞在し、手術を見学するなどした。

2009/12/7 02:02 【共同通信】

 2006年9月18日に行われた国連人権理事会第二回会合において、“中国で拷問が普遍的に存在し、法輪功学習者に対する臓器狩りの問題”が取り上げられました。

 中国当局の法輪功への拷問・虐待の残酷さは人間の想像を超えており、それが拝金主義と相まって臓器狩りが横行しています。法輪功学習者は臓器を生きたまま摘出され、その後放置され、やがて死に、病死として処理されます。

 もちろん、“生きたまま”ということは“バックオーダー”が存在する訳で、臓器ブローガーは客のニーズを買収した共産党員に伝え、そのニーズに従って関係病院の地下壕に監禁されている法輪功学習者から“生きたまま”臓器を摘出し、限りなく“新鮮な”状態で臓器を移植するわけです。ここに中国の臓器移植が人気の秘密があるわけですね。

 加藤氏はこの男性と“約3年前から付き合い”があるそうですが、3年前といえば、すでに人権委に問題提起された後であり、日中友好協会会長を務める加藤紘一氏が問題ある中国の臓器移植医の研修を仲介しながら、“移植仲介に関与しているかどうかは知らなかった”では済まされません。

 白々しくも“「日本の画期的な新技術を学びたいということなので引き受けた。(男性が)あっせん業をしていたとは信じられない。何かの間違いではないか」“と例の如くしらばっくれたようですが、加藤氏の仲介によって日本の最新臓器移植技術を学んだ医師が、いったい何人の法輪功学習者を殺したかを考えると、間違いでは済まされません。自民とは厳罰をもって対処すべきですね。

 最近、何故だか判りませんが、鳩山首相の献金疑惑と歩調を合わせるように、二階氏や鳩山弟、そして加藤氏と立て続けに自民党関係者の疑惑が浮上しているようですが、まずは、党内の疑惑には厳罰をもって当たり、偽装献金疑惑追及と自民党再生への決意を示すべき。

加藤・二階・鳩山弟の三氏を除名するべきだと思う方はクリック!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月 6日 (日)

度重なる自衛隊の事故

ひどい話ですね。

空自小松基地F15胴体着陸:「多大な心配かけた」と謝罪 飛行訓練見合わせ/石川

◇爆音訴訟原告「あってはならない事故」

 航空自衛隊小松基地(小松市)のF15戦闘機が着陸に失敗した事故。F15を巡っては、先月だけで2件の事故が発生。全国的に一斉点検を行い、同基地では1日に飛行訓練を再開したばかりだった。4日の記者会見で同基地は「国民の皆様に多大なご心配をおかけして申し訳ない」と謝罪。原因が分かるまでF15の飛行訓練は見合わせるとした。【澤本麻里子、宮嶋梓帆、野上哲】

 同基地によると、事故を起こした戦闘機は訓練のため午前10時50分ごろ離陸。約1時間後、操縦者が異常に気付かないまま着陸し、滑走路(約2700メートル)の中央付近で停止。消防隊が消火活動を行った。

 滑走路には機体をすったとみられる摩擦痕があり、タイヤを収納する脚室から前輪が少しだけ出ていた。車輪や異常を知らせる装置が着陸前に正しく作動したかは不明。先月の一斉点検では、空自築城(ついき)基地のF15から落下した尾翼しか調べなかった。

 今後は、空自航空安全管理隊の事故調査官が機体のチェックや操縦士の聞き取りを行い、詳しい原因を調べる。

 ■乗客

 小松空港では飛行機の到着に遅れが相次ぎ、航空会社がおわびのアナウンスを流すなど対応に追われた。羽田空港で午後2時ごろ、滑走路が閉鎖されていると知った金沢市伏見台2、会社員、大坪健一さん(32)は「何事かと思って驚いた」。その後、自衛隊機の事故があったと分かると、周囲の人たちも気にしている様子だったという。「沖縄では戦闘機が民家に墜落する事故もあった。怖い」と話していた。

 ■県・小松市

 県には事故発生約20分後の午後0時20分、同基地から「着陸時にF15の脚が折れ、滑走路に立ち往生した」との一報が入った。危機対策課員数人を現地に派遣し、情報収集にあたった。谷本正憲知事は「県民に不安を抱かせ、欠航など民間に影響を与えたことは遺憾だ。惨事に至らなかったのは不幸中の幸い。抜本的な再発防止策を」と述べた。

 また、小松市は同日、和田慎司市長らが同基地に赴いて基地幹部に抗議した。和田市長は「憤慨している。空港利用者らに甚大な影響が及んだ。原因を徹底究明し、判明まで訓練差し控えを求める」としている。

 ■爆音訴訟原告

 F15を巡っては福岡・築城基地で尾翼の一部が落ちる事故があったばかり。「あってはならない事故がなぜ続くのか」。小松基地爆音訴訟の原告団長、出渕敏夫さん(62)=小松市佐美町=は憤った。小松空港のすぐ西側に住む出渕さんは「いつも頭上の戦闘機を見上げて事故が起きなければいいがと思いながら暮らしている。けが人や火災がなかったのが不幸中の幸いだ」と話した。

毎日新聞 2009年12月5日 地方版

 “「あってはならない事故がなぜ続くのか」”って、そりゃぁ命がけで日本の平和を守っているのに全く感謝されず、些細なミスでもとことんまで追及されるからじゃないですかね。

 小松空港は北朝鮮の最前線基地なのに民間と共用という低予算。更に北朝鮮の脅威は年々増すにもかかわらず防衛予算は年々減らされて老朽化した機体の入れ替えすら進まない。いつもは老朽化した機体について散々文句をつけるサヨク団体も、いざ最新機体に入れ替えようとすると何故か猛反発する始末。おまけに基地は圧倒的人員不足では事故が起こらないほうが不思議です。

 ギリギリまで追い込んで、失敗したら責め立てるでは日本の防衛は成り立ちません。軍隊は士気が命です。感謝の気持ちを忘れずにその維持には惜しみない予算を投入すべきじゃないですかね。

自衛隊への感謝の気持ちが足りないと思う方はクリック!

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2009年11月23日 (月)

構造改革のススメ

日本は規制が多すぎる。

問われる非核三原則との整合性=日米関係に影響も-核密約問題

 日米間の核持ち込み密約を裏付ける文書が確認された。政権交代が実現したからこそ可能だったことで、「外交に国民の信頼と理解を取り戻す」(岡田克也外相)とする民主党政権の成果の一つと言える。ただ、政府が今後、密約の存在を認める立場に転じれば、「国是」としてきた非核三原則との整合性が問われることになる。
 核密約の存在は、既に米国で公開された公文書で裏付けられていた。1960年の日米安全保障条約改定に際し、核兵器を積んだ米艦船や航空機の寄港・通過は事前協議の対象にしないと申し合わせた藤山愛一郎外相(当時)とマッカーサー駐日大使(同)による「討議記録」が明らかになっている。
 密約には「核戦争の恐怖が現実のものだった東西冷戦下の『知恵』だった」(外務省筋)という側面もあった。こうした事情から、歴代の自民党政権は「密約は存在しない」との立場を貫いてきたが、国民を事実上欺いていたという批判は免れない。外相が設置する第三者委員会では、徹底した真相究明が求められる。
 密約の存在は、非核三原則の柱の一つである核兵器を「持ち込ませず」とした政策と正面からぶつかるという問題もはらむ。
 北朝鮮が核・ミサイル実験を繰り返している事実を踏まえ、政府内には、米国の「核の傘」が必要な情勢に変化はないとして、有事の際にのみ核持ち込みを容認する非核二・五原則を真剣に検討すべきだ」(外務省幹部)との意見が浮上している。非核三原則について、国民的論議を深めることが必要だ。
 一方、日米外交筋によると、核密約に焦点を当てる鳩山政権に対し、米国には「日米同盟の根幹を揺るがしかねない」との見方があるという。10月下旬に来日したゲーツ米国防長官は、北沢俊美防衛相との会談で「(密約調査が)核の拡大抑止や日米関係に悪影響を与えないように注意してほしい」と注文を付けた。
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐる混乱で、日米間には近年にない冷えたムードが漂っており、密約の調査結果については「公表の仕方やタイミングを慎重に検討する必要がある」(外務省幹部)との声も出ている。

(2009/11/21-21:43)時事通信

 非核三原則は戦後日本の歪みから生み出された最大にして最低のものではないでしょうか。問題となっている核密約も苦し紛れの奇術の類でしかありません。日本の津軽、宗谷、大隈、対馬の東西水道を含む5海峡の領海が3海里と国際法で認められた12海里より短く設定されているのも、この非核三原則があるが故のことです。

 日本は戦後、占領憲法という社会構造の根本に欠陥を抱え、歪な成長を遂げてきました。そしてその社会構造の脆弱さゆえに、日教組や朝日を初めとするサヨク勢力の浸透を招き、彼らの日本解体運動によって日本の国力は徐々に低下し、国民は誇りを失い、生きる目標を見失ってしまいました。

 自主憲法の制定を党是とし、それをあくまで建前とした自民党政権が存在する間は騙し騙し運用できていましたが、近年、戦前世代から戦後世代へと世代交代が進むにつれてその歪みが次第に大きくなり、自民党政権が耐え切れず崩壊、民主党左派政権が誕生したところでその矛盾が一気に噴出してきたようです。

 かつて、安倍晋三首相は戦後レジームの脱却を訴え、防衛庁の省昇格、教育基本法の改正による日教組による歪んだ教育の排除と愛国心教育の復活、憲法改正を視野に入れた国民投票法制定による立法府の不作為の排除など、この歪んだ構造からの脱却に積極的に取り組んできました。

 しかし結果は、マスコミを初めとするサヨクの執拗なネガティブキャンペーンと加藤紘一氏を初めとする自民党内サヨク勢力の抵抗、日教組や労組を母体にもつ民主党の執拗な国会運営妨害によって退陣を余儀なくされてしまいました。

 現在、政権交代を成し遂げた民主党政権によって、以前は悪夢でしかなかったような政策が次々と実現に向けて動き出そうとしています。しかしながらそれに対抗すべき自民党は自信を失い、自らの進むべき道すら見出すことが出来ません。

 今、必要なのはこの歪な社会構造を根本から変革させる構造改革です。まずは占領憲法を破棄し、大日本帝国憲法の流れを組む自主憲法を自らの手で制定し、この歪な社会構造から脱却しなければ日本の未来はありません。

 つまり、日本に必要なのは革新ではなくて復古、保守回帰による構造改革なんじゃないですかね。

 そしてこの構造改革によって、“専守防衛”とそれに付随する“非核三原則”“武器輸出三原則”などの戦後日本に不当に課せられた規制を完全撤廃し、半世紀以上日本を縛り付けて来た枷から解き放つことが出来れば、現在のどうしようもない閉塞感から脱出することができるんじゃないでしょうかね。

 新規産業である軍需産業の育成と純国産武器製造による内需拡大と雇用拡大、軍事的行動も辞さない価値観外交の展開による影響力の強化、軍事転用の制限なき先端技術の育成と各産業への伝播、世界最高の技術を持ちながら自主規制によって下請けに甘んじているロケット産業や航空機産業の基幹産業化、スパイ防止法の制定によるそれら先端技術の保護、判明しながら未だ打つ手が無い拉致問題と核問題の武力行使による完全解決と竹島の武力奪還等々、やるべきことはてんこ盛りですよ。

保守回帰による構造改革に賛成の方はクリック!

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月13日 (金)

山崎拓よ。本当にさようなら

もう帰ってくるなよ。

衆院支部長約50人を追加=山崎、久間氏ら外れる-自民

 自民党は13日、次期衆院選公認候補となる小選挙区支部長の選任委員会を開き、「惜敗率70%以上、公認時65歳以下」の選任基準に従って、約50人を支部長に追加決定した。各地方組織の了承をもって正式決定する。
 これにより、衆院選で落選した前議員のうち、丹羽雄哉元厚生相、太田誠一元農水相、佐藤ゆかり氏らは支部長となった。これに対し、山崎拓前副総裁、久間章生元防衛相、片山さつき氏らは外れた。 
 執行部は既に現職議員112人を支部長に選定しており、残る小選挙区支部長130人余りについては、選挙区事情などを勘案して選任する方針だ。
 一方、前議員からは来年夏の参院選にくら替え出馬を目指す動きが出ており、支部長の追加決定から漏れたことで、活発化しそうだ。

(2009/11/13-18:22)時事通信

 前々回は民主党の古賀潤一郎の学歴詐称によって返り咲き、今回も民主党の稲富修二に敗れ去り、年齢制限でも引っかかった山崎拓前副総裁(72歳)の出番はもう永久に無さそうですね。

老害はもう帰ってくるなと思う方はクリック!

人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年10月24日 (土)

鳩山は日本のノムヒョンか

乗り移ったか。

米、日韓で違い浮き彫り=普天間移設が影-国防長官歴訪

 【ブラチスラバ時事】ゲーツ米国防長官は日韓歴訪を終え、23日にスロバキアの首都ブラチスラバで開かれる北大西洋条約機構(NATO)の国防相会議に出席後、帰国の途に就く。今回の日韓訪問は同盟の基盤を支える安全保障政策で、オバマ政権とのきずなを深める狙いがあったが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に揺れる日本に対しては、ゲーツ長官の厳しい態度だけが目立った。「拡大抑止」強化の共同声明を出し、具体的な同盟強化を打ち出した米韓関係との違いが浮き彫りとなった。
 「米国は核の傘を含む抑止力を供与し続ける」-。ゲーツ長官は22日の米韓安全保障協議で、韓国の金泰栄国防相とがっちりと握手を交わした。日米防衛首脳会談で入室するなり席に向かい、カメラマンから注文を付けられて、慌てて北沢俊美防衛相と握手した光景とは対照的だった。米韓共同声明には拡大抑止の手段として、核の傘、通常戦力、ミサイル防衛が明記され、ゲーツ長官は「米韓は緊密に連携し、21世紀の安全保障の課題に立ち向かう」と高らかに宣言した。
 一方、日本でのゲーツ長官の態度は、普天間飛行場移設問題で不信感が渦巻く国防総省を象徴したものだった。
 日本に向かう機上、時事通信社などに移設問題について「再交渉する選択肢はない」と言い切ったゲーツ長官は、日米防衛首脳会談後の記者会見でも「クリントン国務長官は在沖縄海兵隊のグアム移転協定に署名した。われわれの意見ははっきりしている」と、対応が定まらない日本政府に苦言を呈した。
 米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(沖縄県名護市)に建設予定の代替施設に不満がある米議会は、移設とパッケージになっている海兵隊のグアム移転にもろ手を挙げて賛成していない。ホワイトハウスは「予算を計上しなければ、日米合意に支障が生じる」と議会を説き伏せた経緯もあり、オバマ大統領のメンツをつぶしかねない日本政府の対応に危機感を強めている。
 来年、日米安保条約改定50年を迎えるが「50年に向けた具体的な取り組みを日米で話し合える雰囲気ではない」(米政府筋)のが現実だ。

(2009/10/23-16:16)時事通信

 なんだかネタの尽きない大統領を髣髴とさせる行動が続く鳩山首相ですが、その内容もあの大統領と酷似しています。

 まず、先日胡主席との会談で鳩山首相は中国の盗掘問題できな臭い“東シナ海”を“友愛の海”にするべきだと表明しましたが、盧武鉉も安倍首相との首脳会談で韓国の一方的な東海呼称問題で揺れる“日本海”を“平和の海”に改名しようと呼びかけて即座に拒否されています。(もちろん、改名を呼びかけた盧武鉉の方が一枚上手ですが。)

 次に、先日、中国の代弁者岡田外相が米国に核先制不使用を呼びかけ、これまた即座に拒否されましたが、これも北の傀儡盧武鉉政権が韓米年次安保評議会の共同声明で核の傘関連条項を削除しようと米国に要請し、反対された状況と酷似しています。あの時は盧武鉉政権の基地外沙汰を笑いましたが、今はもう笑えません。

 そして今回の件ですが、かつて米国政府は、中国に事大し、親北政策を取り続ける盧武鉉政府(と韓国民)の度重なる反米行為に手を焼き、結果的に盧武鉉政権が12年までに求めていた戦時作戦統帥権の韓国移譲をあっさりと認め、さらに09年に前倒しして返還するという事まで提案しました。(結果的に12年返還で決着しましたが、その期限は2年後に迫ってきています。)

 この決定によって米国は在韓米軍の前方展開15000人の人質を撤退させ、韓国は生餌として孤立。米国は統帥権移譲によって朝鮮半島における政戦略的なフリーハンドを手に入れるとともに、防衛線をグアムまで後退させ、それをオーストラリアとともに後方から台湾と日本(沖縄)を結ぶ前線を下支えする再編計画を立てました。

 しかしながら今回、友愛の突然の反乱によって普天間基地移転が頓挫すれば、この再編計画そのものの見直しを余儀なくされます。

 “「米国は核の傘を含む抑止力を供与し続ける」-。ゲーツ長官は22日の米韓安全保障協議で、韓国の金泰栄国防相とがっちりと握手”した一方で“カメラマンから注文を付けられて、慌てて北沢俊美防衛相と握手”した事を見ても、現在の日本の状況は盧武鉉政権時に悪化した米韓関係と酷似しています。米国の怒りの矛先は親米政権となった韓国から、突如親中反米政権となった日本へ向けられつつあると見て間違いないでしょう。

そしてこのまま、優柔不断で明確なビジョンを持たない鳩山政権が、何も決められないままオバマ政権の面子を潰すようなことになれば、米国の怒りは頂点に達し、今度は韓国の代わりにに日本(沖縄)が生餌として孤立することになります。

 ノムヒョン政権の滅茶苦茶な親中親北反米反日政策は、国民の圧倒的支持によって支えられてきました。これも各種世論調査によって圧倒的な支持率を誇る鳩山政権と酷似していますが、日本国民にはもう少し冷静になって韓国人とは違うところを見せていいただきたいものですね。

 さて、盧武鉉の末路はみなさんご存じの通りかと思いますが、それに生き写しの友愛の末路はいったいどうなるのでしょうか…。

友愛=酋長だと思う方はクリック!

人気ブログランキングへ

参考サイト

在韓米軍問題と韓国の自主国防

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧