わかりやすい偏向報道⑫
だからどうしたっての。
日本占領のインドネシア
【ベルリン11日共同】太平洋戦争中にインドネシアのバタビア(現ジャカルタ)で慰安所を運営、売春を強制したとしてオランダによる戦犯裁判で有罪判決を受けた日本人が判決の中で、占領地の軍政当局である軍政監部からの指示で民間人用の慰安所を設置したと事実認定されていたことが11日までに明らかになった。当時の判決文に記されていた。
安倍晋三首相が否定する強制連行など「狭義の強制性」を裏付けるものではないが、軍が慰安所設置に直接関与したことを示す新たな史料として注目される。
国立国会図書館が3月に公開した靖国神社の資料によると、この日本人は民間人で服役中に死亡。靖国神社と厚生省(当時)は1967年、慰安所名や「婦女子強制売淫」の罪名を挙げた上で、戦死者と同様に合祀を決定していた。
2007年04月11日 16:59 【共同通信】
共同通信はわざと慰安所を特定できる名称を外しているようですが、バタビアの戦犯裁判で日本軍が裁かれたインドネシアの慰安所といえば、スマラン慰安所、白馬事件とみて間違いないでしょう。
あの有名な吉見教授もその著書の中でこの事件を取り上げており、特段“新たな史料”として注目される価値は無いと思われますが、いったい何を根拠に共同通信がこれを“軍が慰安所設置に直接関与したことを示す新たな史料”としたのかは全く持って謎です。
当時スマランには既に慰安所があったが性病の蔓延から新たな慰安所の設置が計画され、4つの慰安所(将校倶楽部、スマラン倶楽部、日の丸倶楽部、青雲荘)が設置されました。
スマラン慰安所の事件はその設置に伴って起こったわけですが、吉見教授の著書にはこの事件の詳細について以下の通り記述があります。(慰安婦問題 対日非難は蒸し返し) 産経新聞より
- 軍司令部は慰安所では自由意思の者だけ雇うようにはっきり指示していたが、同将校たちは無視した。
- 連行された女性の父のオランダ人が日本軍上層部に強制的な連行と売春の事実を報告したところ、すぐにその訴えが認められ、現地の第16軍司令部はスマラン慰安所を即時、閉鎖させた。
- 同慰安所が存在したのは2カ月だった。
- 主犯格とされた将校は戦後、日本に帰っていたが、オランダ側の追求を知り、軍法会議の終了前に自殺した。
つまり、このオランダの裁判記録とは、強制的に売春に従事させることは日本軍も禁じた行為であり、訴えがあったことで実際に問題のあった慰安所自体を閉鎖していた事を証明したものなのです。
本来ならば、これで韓国人慰安婦が主張しているような、“日本軍が組織的にアジア全域で20万人を強制連行し、性奴隷にした”などという証言は、明らかに妄言だと否定できるわけですが、そうはならないところがサヨクマスコミの不思議さです。
そうはならなどころか、慰安所が性病の蔓延を防ぐという衛生上の問題から設置されたものであり、尚且つオランダ人捕虜にって行われた“連行と売春の事実の報告”を即座に認め、慰安所を2カ月で閉鎖したことや、既に吉見教授の著書において取り上げられていることなどを“あえて報道しない”上で、“新たな史料”“軍の関与”だけを強調するから始末に終えません。
過去、いわゆる従軍慰安婦問題はこうやって創られて来た。マスメディアによって情報が完全に管理されていた昔ならいざ知らず、ネットワークの発達によって情報の寡占状態が崩れて来た現在において、これ以上奴らの好きなように加工され、事実が歪められた情報に惑わされる必要は無い。
そして奴らの悪行はネットワーク上に永遠に残される。サヨクマスコミはいつかはこの責任を取らなければならない時が来る事を忘れてはならない。
サヨクマスコミは責任を取れ!と思う方はクリック! (人気blogランキングへ)
かつてインドネシアでは高木健一弁護士らによって大々的に慰安婦登録が呼びかけられたことがありました。このとき、日本政府から200万の補償が得られるとして、ジャワに駐屯していた日本兵(2万人)を超える、2万2千人の“自称”慰安婦が集まりました。
そして、当時元慰安婦の証言として紹介された番組では、“朝鮮人”と答えたインタビューが“日本人”と故意にテロップを書き換えられ、慰安所の経営者が朝鮮人であったことを意図的に隠したりしたのです。
こういったサヨクの工作を見た当時のインドネシア政府のスエノ社会大臣は。すぐにマスコミ関係者を集め、次のような見解を発表しました。
- インドネシア政府は、この問題で補償を要求したことは無い。
- しかし日本政府(村山首相)が元慰安婦にお詫びをしてお金を払いたいと言うので、いただくが、元慰安婦個人には渡さず、女性の福祉や保険事業のために使う。
- 日本との補償問題は、1958年の協定により、完結している。
「従軍慰安婦」 問題(下)~仕掛けられた情報戦争~より 国際派日本人養成講座
これが良識ある国の良識ある対応です。補償補償と繰り返し、謝罪しても謝罪してもことあるごとに蒸し返して糾弾するかの国の人たちと日本のサヨクにも見習っていただきたいものです。
インドネシア政府の対応を見習え!と思う方はクリック!(人気blogランキングへ)
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (4)
最近のコメント