2009年11月11日 (水)

外国人参政権、今国会の提出見送り

とりあえずの危機は去り、法案の通常国会提出は亀井氏に委ねられた訳で。

参政権法案 今国会提出断念へ 政府・民主 党内外に反発強く

 政府・民主党は10日、永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案の今国会への提出を見送る方針を固めた。同法案をめぐっては、民主党の山岡賢次国対委員長が6日、議員立法として今国会に提出したいとの考えを示していた。

 民主党の小沢一郎幹事長は、和歌山県高野町で記者団に対し、同法案について「外交政策が背景にある問題だから、私がとやかく言う立場ではないが、基本的には政府提案(政府提出法案)としてやった方がいいだろう」と述べた。

 ただ、平野博文官房長官は同日の記者会見で「この国会で政府提案としてやる時間的な余裕はない」と述べた。付与に懐疑的な民主党国対幹部も「外国人参政権なんて党内がもたない。いずれにしても今国会ではできない」と語った。同党や山岡氏ら関係議員に国民から多くの抗議が寄せられたり、党内保守系議員が反発したことも提出を見送る理由となったようだ。

 今後も参政権付与推進派の動きは続くとみられるが、平野氏は10日の会見で、来年1月召集の通常国会への対応について「連立3党の党内で議論が必要だ」と与党の意見集約が政府提案の前提条件との認識を示した。国民新党は「うちの党は(意見集約が)難しい」(亀井静香金融相)としている。

 民主党内で検討中の法案は、日本と相手国が互いに同程度の権利を認める「相互主義」を採らず、中国人でも日本の永住者なら地方参政権を与える内容だ。

2009.11.11 10:03 産経新聞

なんていったって、亀井氏は国連安保理で言えば常任理事国並の立場らしいですからね。

「ノーと言ったらおしまい」=亀井氏が地元で影響力誇示

 「わたしは今、国連安保理の(常任)理事国の立場にいる。わたしがノーと言ったらおしまい」。亀井静香金融・郵政改革担当相(国民新党代表)は30日夜、広島市内での自身の国政報告会で鳩山内閣での影響力を誇示してみせた。
 地元の気安さも手伝ってか、亀井氏は政権内の自らの役割を「国政全般に采配(さいはい)を振っていける立場に立たされている。自民党時代にもこれだけの権限は持ったことはない」と強調。さらに主管閣僚を務める中小企業金融円滑化法案と郵政株式処分凍結法案に触れ、「今度の国会は亀井さんのために開いたと言われる。(重要)法案が2本しかない」などと述べ、冗舌は止まらなかった。 

(2009/10/30-23:43)時事通信

 今回の議員立法による外国人参政権の提出は、有志の方々による電話やFAX、メール等の抗議によって、とりあえずは回避されたようです。

 さて、小沢氏が政府提出法案でやると方針を示した以上、“「わたしは今、国連安保理の(常任)理事国の立場にいる。わたしがノーと言ったらおしまい」”“「国政全般に采配(さいはい)を振っていける立場に立たされている。自民党時代にもこれだけの権限は持ったことはない」”という亀井氏の言葉に間違いがなければ、今後の法案提出の是非は“国民新党”、特に“亀井静香金融相”の判断に委ねられていると見て間違いありません。

 まさか、小沢氏に恩を売るために“日本国民の為に存在する国民新党”が賛成に回ることは万が一にも無いと思いますが、念のために、とりあえずメールでお願いしておいた方が良さそうですね。

国民新党HP (上部中央の“国民の声を聞く”より)

亀井静香公式Webサイト (左側中央の“ご意見・お問い合わせ”より)

念のためにメールでお願いしておいた方が良いと思う方はクリック!

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