2011年6月 2日 (木)

逆転の発想

追い込まれた人間ってのはすごいですね。

退陣表明、茶番にすぎない=大震災、原発「いつめどがつくのか」-自公が批判

 自民党の谷垣禎一総裁は2日午後の党両院議員総会で、菅直人首相が東日本大震災の復旧・復興、福島第1原発事故対応のめどがたった段階で退陣する意向を表明したことについて、「一体いつ一定のめどが付くか何も言及していない。これは茶番にすぎない」と批判した。また、同党の石原伸晃幹事長は「民主党の体質が明らかになった。場当たり的な対応の典型だ」と断じた。
 公明党の山口那津男代表も、国会内で記者団に対し「(内閣不信任決議案を)否決に導くためにのみ、このような不確定なことを言うのは全くの茶番だ。驚きを禁じ得ない」と非難。同党の井上義久幹事長は党会合で「今直ちに辞めてもらうことが被災者、国民のためだ」と強調した。

(2011/06/02-13:35)時事通信

 無能であれば無能であるほど長く首相に居座れるシステムを考え出すとはスゴイデスネ。

 こんなんで分裂が阻止されちゃう民主党もスゴイ。

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2011年5月23日 (月)

騒動の幕引き?

隠蔽の間違いだろ。

政府、再臨界発言を訂正 「可能性ゼロでない」と

 政府・東京電力の統合対策室は22日、水素爆発が起きた福島第1原発1号機への海水注入に際し、原子力安全委員会の班目春樹委員長が「再臨界の危険性がある」と発言したとの発表内容について、発言は「再臨界の可能性はゼロではない」だったと訂正した。

 細野豪志首相補佐官が記者会見で発表した発言内容に、班目氏が「専門家としてそんな指摘をするわけがない。怒り心頭だ」と全面否定し、22日に抗議したのを受けた措置。一時は政府内で深刻な対立も予想されたが、収束作業で無用な混乱を避けるため、“騒動”の幕引きを図ったとみられる。

 海水注入は1号機で水素爆発が起きた3月12日に一時中断。当初は菅直人首相が中断を指示したとされたが、細野氏は21日の統合対策室の会見で「原子力安全委員長から『再臨界の危険性がある』との意見が出された」との経緯を記した文書を発表。中断は東電の判断だったと首相の指示を否定していた。

 班目氏は22日、共同通信の取材に、文書は発表直前に初めて示され「事実関係が違うと抗議したが、そのまま発表されてしまった」と対策室の対応を強く批判。

 同日午後、細野氏らとの会談で訂正が受け入れられると「(3月12日は)総理から『再臨界の可能性は』と聞かれたので、『可能性はゼロとは言えない』と答えた。危険性と可能性は大違いで、細野氏にも納得してもらった」と説明した。

 細野氏は22日午前のフジテレビの番組でも、班目氏が危険性を指摘したと重ねて説明。枝野幸男官房長官も青森県三沢市で記者団に「東電がやっていることを(政府が)止めたことは一度も承知していない」と政府の指示を否定。「時期は正確ではないが、水をうかつに入れると再臨界の可能性があると検討されたのは記憶している」と述べていた。

2011/05/22 22:30 【共同通信】

 何が“収束作業で無用な混乱を避けるため、“騒動”の幕引きを図った”だ。こんなものは菅直人の致命的な判断ミスを隠すための隠蔽工作でしかありません。

 政治主導を叫びながら、その場限りの思いつきの独断専行でバカな判断を繰り返し、失敗すれば知らず存ぜぬと責任逃れ、事後処理に政府のバックアップを得たい東電の足元を見てその責任を押し付けるなど言語道断です。

 震災処理を都合よく利用することで失敗を隠蔽し、愚策をゴリ押しする菅政権を即刻打倒すべし。

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、バカがバカを騙す

もはや喜劇だ。

班目氏発言「再臨界、ゼロではない」と政府訂正

 政府・東京電力統合対策室は22日、東電福島第一原子力発電所1号機の原子炉への海水注入を3月12日に中断した際、内閣府原子力安全委員会の班目春樹委員長が菅首相に「再臨界の危険性がある」と進言したとしていた21日の発表を訂正した。

 班目氏の発言について、「首相から再臨界の可能性を問われ、『可能性はゼロではない』との趣旨の回答をした」と改めたが、再臨界の問題が注入中断に影響した可能性に変わりはなく、野党は政府の説明がわずか1日で訂正されることになった経緯も含め、23日以降の国会審議で追及する構えだ。

 発言内容の訂正は、班目氏が22日、首相官邸で福山哲郎官房副長官、細野豪志首相補佐官に申し入れた。出席者によると、対策室の発表の訂正を求める班目氏に、福山氏らが「可能性はゼロではない」と発言したとする案を提示し、班目氏も了承した、という。細野氏は22日夜、首相官邸で記者団に「(発言内容の)基本路線は変わっていない」と述べた。

(2011年5月22日22時09分 読売新聞)

 震災直後、淡水を注入した時点でも再臨界の危険性はゼロではなかったわけで、これを海水に切り替えたからといって再臨界の危険性が増すなんてことは常識的にありえません。

 官邸側はあくまでも班目氏が“「可能性はゼロではない」”と発言したことを“再臨界の問題が注入中断に影響した可能性”という根拠にしたいようですが、要は班目氏は最初から再臨界の可能性は淡水でも海水でもゼロではないと語っていたわけですから、これを根拠にしたところで自らの理解力の無さ、つまりはバカをさらけ出している様なものです。

 “東電福島第一原子力発電所1号機の原子炉への海水注入を3月12日に中断した際、内閣府原子力安全委員会の班目春樹委員長が菅首相に「再臨界の危険性がある」と進言したとしていた21日の発表を訂正”などと、どっちにでも取れる様な書き方しかしないマスコミもマスコミなのですが、兎にも角にも、バカに騙されるバカにだけはならないように注意したいものですね。

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2011年5月10日 (火)

史上最低の首相

返せばいいってもんじゃないだろうに。

菅首相、給与返上を表明=原発事故の責任明確化

 菅直人首相は10日夕の記者会見で、福島第1原発事故に関し「事故を防ぎ得なかった責任は東京電力と共に、原子力政策を国策として進めてきた政府にもある。政府の責任者として申し訳ない」と陳謝した。その上で、議員歳費に上乗せする形で支給されている「首相給与」を6月から返上すると表明した。
 首相は「国会議員としての歳費は受け取るが、首相として上乗せされている歳費を、ボーナスも含めて全額返上したい」と述べた。返上の期間は「原発事故が収束するめどが付くまで」とした。
 歳費や給与は公職選挙法で寄付行為が禁止されているため、特別職給与法に基づき返上する。内閣官房によると、1カ月分の首相給与は約164万円、6月に支給される夏のボーナス(上乗せ分)は約217万円

(2011/05/10-21:49)時事通信

 “「事故を防ぎ得なかった責任は東京電力と共に、原子力政策を国策として進めてきた政府にもある。政府の責任者として申し訳ない」”と反省したように見せかけてすべての責任を東京電力と自民党に押し付け、無能無策で危機的状況を助長しただけの自分は“議員歳費に上乗せする形で支給されている「首相給与」を6月から返上すると表明”と反省したように見せかけて、依然として首相として居座り続けながら、“国会議員としての歳費は受け取る”なんて、厚かまし過ぎ。こんなものは反省でもなんでもなく、ただの開き直りにすぎません。

 甚大な被害をもたらした大震災を、これ幸いと自身の政権維持に利用しようとし、下手なパフォーマンスのために緊急時にヘリを飛ばして原発付近を遊覧し、一刻を争う原発のベント時期を逸しさせ、発生した水素によって建屋を爆破させていたずらに被害を拡大しておきながら、今更“1カ月分の首相給与は約164万円、6月に支給される夏のボーナス(上乗せ分)は約217万円”ぽっち返納したところでどうにかなるもんじゃないでしょうに。

 それも返上の期間を“「原発事故が収束するめどが付くまで」”と区切る所を見る限り、菅首相の“とりあえず返上することで反省しているように見せかけ、ほとぼりが冷めるまで待てば良いだろう”という考えが見え見えです。

 こんなものはただのパフォーマンスです。結局は国民感情を逆なでするだけに終わるでしょう。

 もう無駄なあがきはやめて早く消えてくれ。見苦しすぎる。

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史上最低の首相

返せばいいってもんじゃないだろうに。

菅首相、給与返上を表明=原発事故の責任明確化

 菅直人首相は10日夕の記者会見で、福島第1原発事故に関し「事故を防ぎ得なかった責任は東京電力と共に、原子力政策を国策として進めてきた政府にもある。政府の責任者として申し訳ない」と陳謝した。その上で、議員歳費に上乗せする形で支給されている「首相給与」を6月から返上すると表明した。
 首相は「国会議員としての歳費は受け取るが、首相として上乗せされている歳費を、ボーナスも含めて全額返上したい」と述べた。返上の期間は「原発事故が収束するめどが付くまで」とした。
 歳費や給与は公職選挙法で寄付行為が禁止されているため、特別職給与法に基づき返上する。内閣官房によると、1カ月分の首相給与は約164万円、6月に支給される夏のボーナス(上乗せ分)は約217万円

(2011/05/10-21:49)時事通信

 “「事故を防ぎ得なかった責任は東京電力と共に、原子力政策を国策として進めてきた政府にもある。政府の責任者として申し訳ない」”と反省したように見せかけてすべての責任を東京電力と自民党に押し付け、無能無策で危機的状況を助長しただけの自分は“議員歳費に上乗せする形で支給されている「首相給与」を6月から返上すると表明”と反省したように見せかけて、依然として首相として居座り続けながら、“国会議員としての歳費は受け取る”なんて、厚かまし過ぎます。

 甚大な被害をもたらした大震災を、これ幸いと自身の政権維持に利用しようとし、下手なパフォーマンスのために緊急時にヘリを飛ばして原発付近を遊覧し、一刻を争う原発のベント時期を逸しさせ、発生した水素によって建屋を爆破させていたずらに被害を拡大しておきながら、今更“1カ月分の首相給与は約164万円、6月に支給される夏のボーナス(上乗せ分)は約217万円”ぽっち返納したところでどうにかなるもんじゃないでしょうに。

 それも返上の期間を“「原発事故が収束するめどが付くまで」”と区切る所を見る限り、菅首相の“とりあえず返上することで反省しているように見せかけ、ほとぼりが冷めるまで待てば良いだろう”という考えが見え見えです。

 こんなものはただのパフォーマンスです。結局は国民感情を逆なでするだけに終わるでしょう。無駄なあがきはやめて早く消えてくれ。

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2011年4月 2日 (土)

与野党の力結集?

利用したいだけだろ。

震災復興へ「与野党の力結集」=菅首相、亀井氏と会談

 菅直人首相は2日午後、首相官邸で国民新党の亀井静香代表と会談した。東日本大震災からの復興に取り組む体制について、首相は「与野党の力を結集していくことを考えたい」と述べ、連立を含め野党の協力取り付けに全力を挙げる考えを示した。
 会談で亀井氏は、「与野党が実働部隊をつくった方がいい。(震災対策の)実施まで野党に責任を持ってもらう体制をとった方がいい」と進言。首相は「まったくその通りだ」と答えた。

(2011/04/02-19:02)時事通信

 今までの震災対策を見る限り、現在の与党に震災復興に役立つ人材など皆無です。

 その無能集団の頭である菅直人は“「与野党の力を結集していくことを考えたい」”などと申したようですが、そろいもそろって無能ぞろいな菅内閣と民主党の仲間たちをを頭に据えたままで“与野党の力を結集”することなど、土台不可能な話です。

 亀井氏は“「与野党が実働部隊をつくった方がいい。(震災対策の)実施まで野党に責任を持ってもらう体制をとった方がいい」”と述べたようですが、何故か私には“野党に責任を持ってもらう体制”という部分が“野党に責任を取ってもらう体制”と読めて仕方がありません。

 本当に野党の協力を取り付けたいのならば、まずは自らの無能さを認め、大連立と引き換えに震災対策実施後の内閣総辞職と解散総選挙を約束するべきです。その決意もなく、ただただ自らの無能さを棚に挙げ、“与野党の力を結集していく”などと奇麗事ばかり述べたところで、自らの保身のために自民党の経験を利用し、利用できなければその失敗の責任を転嫁したいようにしか見えません。

 この未曾有の大震災を前にして、いまだに自らの保身のみに汲々とする与党連中には、ほとほと嫌気がさしますね。

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2011年3月28日 (月)

炉心溶解は菅災

もう損害賠償は個人負担でやるレベルですね。

炉心溶解を震災当日予測 応急措置まで半日も

 経済産業省原子力安全・保安院が、震災当日の11日夜、東京電力福島第1原発事故に関して、3時間以内の「炉心溶融」を予測していたことが27日、分かった。また翌12日未明には放射性ヨウ素や高いレベルの放射線を検出、原子炉の圧力を低下させる応急措置をとる方針が決まったが、実現するまでに半日も要した。政府文書や複数の政府当局者の話で判明した。

 溶融の前段である「炉心損傷」を示すヨウ素検出で、政府内専門家の間では危機感が高まり、応急措置の即時実施が迫られる局面だった。

 しかし菅直人首相は12日早朝、原子力安全委員会の班目春樹委員長と予定通り現地を視察政府与党内からは、溶融の兆候が表れた非常時の視察敢行で、応急措置の実施を含めた政策決定に遅れが生じたとの見方も出ている。初動判断のミスで事態深刻化を招いた可能性があり、首相と班目氏の責任が問われそうだ。

 政府原子力災害対策本部の文書によると、保安院は11日午後10時に「福島第1(原発)2号機の今後のプラント状況の評価結果」を策定。炉内への注水機能停止で50分後に「炉心露出」が起き、12日午前0時50分には炉心溶融である「燃料溶融」に至るとの予測を示し、午前3時20分には放射性物質を含んだ蒸気を排出する応急措置「ベント」を行うとしている。

 保安院当局者は「最悪の事態を予測したもの」としている。評価結果は11日午後10時半、首相に説明されていた。

 この後、2号機の原子炉圧力容器内の水位が安定したが、12日午前1時前には1号機の原子炉格納容器内の圧力が異常上昇。4時ごろには1号機の中央制御室で毎時150マイクロシーベルトのガンマ線、5時ごろには原発正門付近でヨウ素も検出された。

 事態悪化を受け、東電幹部と班目氏らが協議し、1、2号機の炉内圧力を下げるため、ベントの必要性を確認、4時には保安院に実施を相談した。また菅首相は5時44分、原発の半径10キロ圏内からの退避を指示した。

 だが東電がベント実施を政府に通報したのは、首相の視察終了後の8時半で、作業着手は9時4分。排出には二つの弁を開く必要があるが、備え付けの空気圧縮ボンベの不調で一つが開かなかった上、代替用の空気圧縮機の調達に約4時間を費やし、排出が行われたのは午後2時半だった。

 与党関係者は「首相の視察でベント実施の手続きが遅れた」と言明。政府当局者は「ベントで現場の首相を被ばくさせられない」との判断が働き、現場作業にも影響が出たとの見方を示した。

 政府に近い専門家は「時間的ロスが大きい」とし、ベントの遅れが海水注入の遅延も招いたと解説。1号機では排出開始から約1時間後、水素爆発で同機建屋の外壁が吹き飛んだ

2011/03/28 08:20 【共同通信】

 つまりは、菅直人お得意のパフォーマンスのために炉心溶解を防ぐことに失敗し、水素爆発で建屋の外壁を吹っ飛ばして放射能を撒き散らし、近隣住民や直接対応に当たった米軍や自衛隊、ハイパーレスキューおよび東電の下請けの方々を含む多くの人命を危険にさらしたということです。

 しかしながら支持率がやや持ち直した今になって、与党関係者から菅直人を直接批判する情報が出てくるということは、結局、民主党にとって今回、多くの犠牲者を出した地震も、震災前から続く党内の権力闘争のための道具としか考えていない証拠です。

 そんな政党にまともな震災対策が打てると思いますか?私はそうは思いません。今回の震災は人災として、未来永劫語り継がれるようになるでしょう。

 前回の阪神大震災時の村山内閣もそうですが、何故、寄せ集めの無能集団が政権を握っている時に限ってこのような大震災が起こるのでしょうか。不思議でなりません。

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2011年2月21日 (月)

衆院解散なのか?

はっきりしない人ですね。

衆院解散、首相の真意は?=「身内」からも戸惑い-民主

 これまで衆院解散の可能性を打ち消してきた菅直人首相が解散を否定しない姿勢に転じ、民主党内に波紋を広げている。小沢一郎元代表に近い16人の衆院議員が会派離脱を表明し、「菅降ろし」の動きが表面化したことを受け、首相としてはこれに対抗する狙いがあるとみられる。ただ、内閣支持率は危機的レベルにまで低下。首相周辺にすら「今、解散すれば民主党は90議席」と首相の姿勢に戸惑う声が出ている。
 解散について首相は、「全く考えていない」などと明言してきた。しかし、18日に記者団から解散の可能性を繰り返し問われた首相は「国民にとって何が一番重要か、そのことを考えて行動する」などと答え、否定する言葉は使わなかった。
 これに関し、首相と同じグループの江田五月法相は20日、「『解散をしません』と言って自ら手を縛る必要はない」と記者団に説明した。
 首相には、選挙基盤が弱い議員が多い小沢系勢力をけん制する思惑があるとみられ、江田氏も一定の理解を示したようだ。
 しかし、民主党に逆風が吹く今の局面での解散を歓迎できないのは、首相の「身内」にとっても同じことだ。首相を支える民主党幹部は同日、「解散をちらつかせるのは良くない」と首相に苦言を呈した。
 枝野幸男官房長官は同日、北海道白老町で記者団に「厳しいときだからこそ、いかに謙虚に国民の声に応え、成果を上げていくかが問われている」と解散に否定的な見解を表明。岡田克也幹事長も三重県伊勢市での記者会見で「特例公債法案を放置して選挙をすると、それは日本の経済にとって大きなマイナスとなる」と語った。

(2011/02/20-19:35)時事通信

 今日の予算審議においても、菅直人首相は柴山氏の厳しい質問に対して、相変わらずのらりくらりとはぐらかすだけの答弁を続けていました。

 しかしながら、衆参ともに過半数を占め、3分の2以上の衆院での再可決が可能だった去年の参院選以前であればそうやって時間を稼ぎ、適当なところで審議を打ち切って採決してしまえばよかったのですが、鳩山辞任とともに社民党を失い、更に親小沢系16名の造反に会い、公明党にも見捨てられた現在となっては、そんなことをして野党を煽っても何も良いことはありません。ただのバカです。

 このままでは予算案の年度内成立は不可能です。

 もう、ここまで来たら、中途半端に解散するよりも、民主党の無能さと血みどろの内紛劇をとことんさらけ出し、十二分に駄目なところを見せ付けてから消えていってほしいですね。

 そうすれば、もう二度と政権交代詐欺に騙されることも無いでしょう。

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2011年1月25日 (火)

官邸ブログに英語版

また無駄なことを。

官邸ブログに英語版=首相「国際的に伝えたい」

 首相官邸のウェブサイト「KAN-FULL BLOG(カンフルブログ)」の英語版の配信が25日から始まった。「Prime Minister KAN’s BLOG」と題し、菅直人首相が自ら執筆する「先を見すえて」の英訳を掲載。動画コーナーでは、英語の字幕や音声を流している。
 首相は同日夜、首相官邸で記者団に対し、「『平成の開国』という形で、いろんな発信を国際的にも伝えたいということで英語版を始めた。ぜひ皆さんに見てほしい」と述べた。
 同サイトのアドレスはhttp://kansblog.kantei.go.jp/。 

(2011/01/25-20:02)時事通信

 何一つやり遂げたこともなく、これからやり遂げる為の知恵も実行力もないのに、それを国際的に語ってみたところでバカにされるだけです。

 まさに恥の上塗り。こういうような、やった気分だけ味わうために自己満足で作ったブログなど誰も見向きもしないでしょう。

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 今日は、アジアカップ日韓戦ですね。私がザッケローニなら、今日のFWは前田遼一に代えて李忠成にします。

 在日<日本人<帰化在日という韓国人のメンタリティーを考えれば、岡崎も裏を取りやすくなるでしょう。

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2010年12月27日 (月)

菅の切り札「小沢切」

馬鹿の一つ覚えか。

小沢切り、野党は警戒「支持率上げる魂胆」

 民主党の小沢一郎元代表の衆院政治倫理審査会(政倫審)への招致を巡る民主党内の対立を、野党は「茶番劇だ」などと厳しく批判している。

 次期通常国会で小沢氏の証人喚問を要求するなど、民主党を揺さぶり続ける構えを崩していない。一方で、菅首相が政権浮揚のため、「小沢切り」に走る可能性が強まったと見ており、今後の民主党内の動きを注視している。

 野党各党は、20日の首相と小沢氏の会談決裂を受け、首相の指導力に疑問を投げかけている。

 自民党の大島理森副総裁は、党本部で記者団に「トップが小沢さんを説得できなかった状態は、今の菅内閣の姿を示している」と指摘した。共産党の市田書記局長も国会内で「一兵卒である小沢氏に『分かりました』と言わせられないとは非常に情けない」と述べた。

 もっとも、会談は首相による「小沢切り」の口実作りと見る向きもある。みんなの党の渡辺代表は20日、大阪市内での記者会見で「脱小沢路線でもう1回支持率をあげようという魂胆がありありだ」と指摘した。

 いったんは政倫審開催の議決に賛成する方針を固めた自民、公明両党も、首相が「小沢切り」に踏み切る構えを強めていると見て、議決に反対する方針に転じた。自民党は「議決が(首相の)パフォーマンスに使われないようにしなければ」(大島副総裁)などと警戒を強めている。

 自民党は、小沢氏の証人喚問に加え、参院が問責決議を可決した仙谷官房長官と馬淵国土交通相の辞職を政府・民主党に迫っている。通常国会では、両氏が辞職しなければ関連する国会審議を拒否する方針だ。みんなの党やたちあがれ日本も、足並みをそろえている。

 焦点は公明党の対応だ。同党でも、「今は民主党との対決姿勢を鮮明にすべきだ」(幹部)との声があるが、山口代表は中国訪問中の16日、通常国会では審議拒否をしない可能性に言及した。山口氏は20日、「審議に応じられないのが原則だ」と記者団に述べ、軌道修正を図ったが、自民党には「公明党は大丈夫か」(幹部)といった声もある。自民党は近く谷垣総裁が公明党の山口代表と会談し、今後の国会対応で協力を要請する。

(2010年12月21日08時15分 読売新聞)

 今の糞予算さえ通してしまえば、菅内閣もとりあえず1年は安泰なわけですから、必死になるのも当然です。

 渡辺喜美氏の“「脱小沢路線でもう1回支持率をあげようという魂胆がありありだ」”との指摘どおり、菅、小沢会談や政倫審開催の議決など、こうやって世間の注目を集めることで自身の能無しを隠すためのパフォーマンスに過ぎません。

 結局、「小沢切り」しか能のない菅としては、できるだけゴタゴタすることによって注目を集め、“小沢切り”を“内閣総辞職”に代わる糞予算案を通すための切り札にしたいだけなのでしょう。

 しかしながら、目論見どおり、これで支持率が上がれば、「小沢切り」をしたとしても党内の求心力は維持できますが、これが度重なる失政を覆い隠すまでに至らず支持率が低迷し、春の統一地方選で惨敗すれば求心力は地に落ち、党は確実に分裂するでしょう。

 「小沢切り」という唯一の菅の切り札も、切りどころを間違えれば即死とくれば、まだしばらくはグダグダしそうですが、今のままでは行き詰るのも確実なわけで、もう、どっちみち死ぬなら潔く散れ。

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