逮捕できずの間違いだろ。
漁船衝突の映像流出、逮捕せず 保安官の任意捜査継続
尖閣諸島付近の中国漁船衝突の映像流出事件で、警視庁と検察当局は15日、衝突映像を動画サイトに投稿したとして、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で事情聴取していた神戸海上保安部の海上保安官(43)を逮捕しないことを決めた。今後も任意捜査を続け書類送検する。年内に捜査を終結させ、刑事処分を決定する方針。
警視庁や東京地検などは、「職務上知り得た秘密」の漏えいに当たるかさらに慎重に捜査する必要があるとの結論に至ったとみられる。
これまでの捜査で海上保安庁の情報管理の甘さとずさんな調査が浮き彫りになった。保安官の処分に加え鈴木久泰長官の責任は免れず、長官を指揮監督する馬淵澄夫国土交通相の責任問題に発展する可能性もある。
海上保安官は16日未明、弁護士を通じて「政治的主張や私利私欲に基づくものではありません。国民の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」とのコメントを出した上で神戸海保が入る合同庁舎のロビーに姿を現し、頭を下げた。
捜査関係者によると、保安官が4日間に及ぶ任意の聴取に応じているほか、一連の経緯について一定の裏付けが取れたことなどから、証拠隠滅や逃亡の恐れはなく逮捕の必要はないと判断した。
2010/11/16 01:42 【共同通信】
秘密でもなんでもない。
映像受信せずと勘違いし放置か 海保大の共有ホルダー
尖閣諸島付近の中国漁船衝突の映像流出事件で、海上保安大学校(広島県呉市)側が、第11管区海上保安本部(那覇)から映像を受け取る際、データの容量が大きく送信に時間がかかったため受信できていないと勘違いし、映像が共有フォルダーに放置された疑いがあることが16日、捜査関係者への取材で分かった。
海保大の共有フォルダーには、関与を認めている神戸海上保安部の海上保安官(43)が乗務している巡視艇うらなみのほか、第2管区海上保安本部(塩釜)を含む数十件のアクセスが確認されている。
捜査当局は、保安官の行為は国家公務員法の守秘義務違反に当たるとみて任意捜査を継続。映像が海保の調査結果より広範囲に流出していたことや、保安官が直接入手していないことなどから、刑事罰を科すほどの違法性があるか検討している。
捜査関係者によると、衝突状況の分析などのために11管本部が海保大に映像を送信したのは9月17日。担当者同士が話し合い、受け渡しの際、共有フォルダーに保存することになった。
送信を受けた海保大の担当者は、映像が約44分で容量が大きく、受信に時間がかかったため、共有フォルダーに保存できていないと判断、確認を怠った。
2010/11/16 08:39 【共同通信】
“映像が海保の調査結果より広範囲に流出”とはモノは言いようですね。
“衝突状況の分析などのために11管本部が海保大に映像を送信したのは9月17日。担当者同士が話し合い、受け渡しの際、共有フォルダーに保存すること”になった経緯を見れば、衝突映像は始めから秘密でもなんでもなかったことは明らかです。
“「職務上知り得た秘密」の漏えいに当たるかさらに慎重に捜査する必要があるとの結論”とはつまり、衝突映像は“「職務上知り得た秘密」の漏えいに”当たらないから検察は逮捕できないと判断したということです。
要は今回の騒動は、民主党が大好きな“国策捜査”そのものであり、“仙谷(民主党)が秘密といったから秘密”にはならないと法律に照らし合わせて検察が判断したということです。
そして同時に、“データの容量が大きく送信に時間がかかったため受信できていないと勘違いし、映像が共有フォルダーに放置”され、海保庁の担当者がその“確認を怠った”という経緯を見れば、その“秘密でもなんでもなかった”衝突映像が、仙谷の判断ですべて“秘密情報”となり、その指示によって全てが消去された経緯を示すことは間違いなく、今回の中国漁船衝突事件における民主党対応の悪質性がまた一つ白日の元にさらされた訳で。
まさに赤っ恥。外交的にも内政的にも致命的な失敗を犯した菅政権の命運は、もう尽きたといっても良いのではないでしょうか。
このまま留まれば支持率一桁は免れず、総辞職するならば解散総選挙は免れないでしょう。
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