来られた方も扱いに困りますよね。
鳩山前首相、頻繁外交で存在感 政局狙い?
【ハノイ共同】民主党の鳩山由紀夫前首相は23日、訪問先のベトナム・ハノイで原子力発電や新幹線など日本のインフラ技術を担当閣僚らに売り込んだ。6月の退陣後も頻繁な外国訪問で存在感を発揮。9月の党代表選以降は菅政権と微妙な距離を保っていることもあり、今後の政局に備えているようにも映る。
「原発の安全性で日本は高い技術を持っている。早く結論を出してほしい」。鳩山氏はホアン・バン・フォン科学技術相に日本の技術力をアピール。25日にはグエン・タン・ズン首相とも会談する。8月以降では中国、ロシア、米国、韓国に続く外遊。行く先々で首脳級との会談が実現するのは「前首相」の肩書の重み故だ。
今回は平野博文前官房長官ら約10人の側近を引き連れ、内外に健在ぶりを訴える効果は十分。次はサッカーのワールドカップ日本招致活動のため、12月に国際サッカー連盟本部のあるスイス訪問を検討している。
2010/10/23 17:12 【共同通信】
鳩山前首相は“8月以降では中国、ロシア、米国、韓国に続く外遊”をしたそうですが、その成果となると、さっぱり思い付かないですよね。せめてこれくらいはやらないと。
米国防次官、尖閣占領されても「安保対象」
【ワシントン=小川聡】自民党の安倍元首相と、同党「影の内閣」外務担当を務める小野寺五典・元外務副大臣は18日朝(日本時間18日夜)、フロノイ米国防次官と国防総省で会談した。
次官は小野寺氏の質問に答え、尖閣諸島が中国に軍事的に占領された場合でも、「(対日防衛義務を定めた)日米安全保障条約5条の規定により、日本をサポートする」と述べたという。
同党関係者はこの質問の意図について「中国が尖閣諸島を占領した段階で米側が日米安保条約5条にある『日本国の施政の下にある領域』と見なさなくなる」との見解があることから、米側の立場を確認する狙いだったと解説している。
一方、会談に同席したグレグソン国防次官補は中国の空母建造の動きについて「脅威の始まりとなる」と懸念を表明したという。
(2010年10月19日00時45分 読売新聞)
もう一つ。
「尖閣、菅政権は早く降りすぎ」元米国務副長官
【ワシントン=小川聡】米知日派のリチャード・アーミテージ元米国務副長官は20日午後(日本時間21日未明)、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を巡る日本の対応について、「法治国家として日本は、法プロセスを最後までやり抜いて、船長を罰するか、釈放したければ釈放するべきだった。菅政権は早く降りすぎで、中国への意思表示としては、よいものではなかった」と批判した。
ワシントン市内で講演後、記者団の質問に答えた。
また、「日本は今回の中国の行動を、何の対応もせずに見過ごすべきではない」と指摘。具体的には防衛費の増額を挙げ、「米国にすべて頼り切りというのは公平ではない」と注文を付けた。
一方、中国がレアアース(希土類)の輸出規制を拡大しているとされる問題については、「調査を待つ必要がある」と前置きをしたうえで、「最悪の振る舞いだ」と非難した。
(2010年10月21日13時04分 読売新聞)
安倍元首相の今回の訪米は、長年、同盟国として築き上げてきた米国との信頼関係をその“「前首相」”とやらがぶちこわした為に、国防上の必要性に駆られて“日米同盟の重要性と強化についての認識を共にし、中国に対する認識を共有する為”(安倍普三メールマガジンより抜粋)に行ったものです。
その会談相手の中には、尖閣安保対象発言を引き出したフロノイ国防次官とグレグソン国防次官補の他に、アーミテージ元国務副長官も含まれており、前述の記事内にあるような対中認識は、安部元首相と同じくする物であると見て間違いないでしょう。
“「前首相」の肩書の重み故”とはいいますが、肩書きのみで押しかけられても来られた方は迷惑です。
“米知日派のリチャード・アーミテージ元米国務副長官”とありますが、元米国務副長官が“知日派”となるには、“知日派”となるだけの日本の政権担当者との信頼関係が醸成されていなければ不可能です。もし、アーミテージ元米国務副長官が現役時代に鳩山由起夫が首相であったならば、“知日派”となることはけしてなかったことでしょう。
鳩山由紀夫は見た目だけ華やかでやるだけ無駄な外遊にいそしむ前に、もう一度自分の行った拙劣で不誠実な外交によってぶち壊した信頼関係について、もう一度反省する必要があるのではないでしょうか。
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