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2011年5月10日 (火)

史上最低の首相

返せばいいってもんじゃないだろうに。

菅首相、給与返上を表明=原発事故の責任明確化

 菅直人首相は10日夕の記者会見で、福島第1原発事故に関し「事故を防ぎ得なかった責任は東京電力と共に、原子力政策を国策として進めてきた政府にもある。政府の責任者として申し訳ない」と陳謝した。その上で、議員歳費に上乗せする形で支給されている「首相給与」を6月から返上すると表明した。
 首相は「国会議員としての歳費は受け取るが、首相として上乗せされている歳費を、ボーナスも含めて全額返上したい」と述べた。返上の期間は「原発事故が収束するめどが付くまで」とした。
 歳費や給与は公職選挙法で寄付行為が禁止されているため、特別職給与法に基づき返上する。内閣官房によると、1カ月分の首相給与は約164万円、6月に支給される夏のボーナス(上乗せ分)は約217万円

(2011/05/10-21:49)時事通信

 “「事故を防ぎ得なかった責任は東京電力と共に、原子力政策を国策として進めてきた政府にもある。政府の責任者として申し訳ない」”と反省したように見せかけてすべての責任を東京電力と自民党に押し付け、無能無策で危機的状況を助長しただけの自分は“議員歳費に上乗せする形で支給されている「首相給与」を6月から返上すると表明”と反省したように見せかけて、依然として首相として居座り続けながら、“国会議員としての歳費は受け取る”なんて、厚かまし過ぎます。

 甚大な被害をもたらした大震災を、これ幸いと自身の政権維持に利用しようとし、下手なパフォーマンスのために緊急時にヘリを飛ばして原発付近を遊覧し、一刻を争う原発のベント時期を逸しさせ、発生した水素によって建屋を爆破させていたずらに被害を拡大しておきながら、今更“1カ月分の首相給与は約164万円、6月に支給される夏のボーナス(上乗せ分)は約217万円”ぽっち返納したところでどうにかなるもんじゃないでしょうに。

 それも返上の期間を“「原発事故が収束するめどが付くまで」”と区切る所を見る限り、菅首相の“とりあえず返上することで反省しているように見せかけ、ほとぼりが冷めるまで待てば良いだろう”という考えが見え見えです。

 こんなものはただのパフォーマンスです。結局は国民感情を逆なでするだけに終わるでしょう。無駄なあがきはやめて早く消えてくれ。

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