価値の外交
これが国としての当たり前の姿です。
【ロンドン=伊東和貴】ノーベル平和賞の受賞が決まった中国の人権活動家、劉暁波(リウ・シアオポー)氏の妻の劉霞さんが、北京の自宅で事実上の軟禁状態に置かれていることに関して、ノルウェー外務省のイメシュラン報道官は13日、劉霞さんの行動を制限しないよう中国政府に促していく考えを明らかにした。AP通信が伝えた。
北京のノルウェー大使館員が劉さんの自宅を訪ねようとして、中国当局に阻まれたことも公表。「軟禁を解き、自由を制限しないよう強く促す」と語った。ノルウェーの閣僚と中国高官の会談中止など中国政府からの度重なる「制裁」には屈せず、平和賞の正当性を強調する姿勢を示したものだ。
2010年10月14日10時26分 朝日新聞
民主主義と自由、人権、法の支配、市場経済という普遍的価値を重視する“価値の外交”を展開すれば、国際世論の支持は自然と付いてきます。
レアアースの対日輸出禁止や輸出検査による嫌がらせ等によって市場経済における論理を無視し、更に日本人4人を不当に拘束するという民主主義の自由への挑戦とも言うべき形振り構わない圧力にいとも簡単に屈し、日本の法を犯した中国人船長を解放して法の支配すら放棄してしまった日本を国際世論が支持する事はないでしょう。
あのヤクザ国家に深入りしすぎて、商業界も政界も金玉握られた日本と比較して、ノルウェー外交の毅然とした態度は、日本が戦後失ってしまった物の大きさを自覚させてくれますね。
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参考サイト
麻生外務大臣演説 「自由と繁栄の弧」をつくる…外務省HP
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