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2010年5月27日 (木)

鳩山、強制殺処分の法整備に意欲

この政党のやることは憲法違反ばかり。

首相、強制殺処分のための法整備に意欲

 鳩山首相は26日午前の参院本会議で、宮崎県における口蹄疫の被害拡大を防ぐため、ワクチンを接種した家畜を強制的に処分する法整備に取り組む意向を示した。 首相は「立法措置に関し、強制殺処分などについてその必要性を認識している。各党でも議員立法が検討されており、政府も連携をとりながらしっかり対応したい」と述べた。

 家畜伝染病予防法では、ワクチン接種は都道府県知事の権限で強制的に実施できるが、殺処分は財産権の侵害にあたるため、畜産農家の同意が必要になる。

(2010年5月26日16時15分 読売新聞)

日本国憲法第二十九条

第一項 財産権は、これを侵してはならない。

第二項 財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。

第三項 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。

 これを赤松口蹄疫事件に当てはめれば、“種雄牛49頭”は宮崎県の“財産”に当たり、“口蹄疫の被害拡大防止”が“公共の福祉”に当てはまります。

 つまり、山田副大臣は“種雄牛49頭”という“財産”を“口蹄疫被害拡大防止”という“公共の福祉”の為に、これを制限、つまり“殺処分”せよと命じたわけですが、ちょっとまって欲しい。

 確かに、山田副大臣がこの処分の根拠とする家畜伝染予防法では、伝染病が発生した同一牧場の家畜を“疑似患畜”と見做し、これを“殺処分“とすることを定めています。なぜなら、伝染病の被害拡大を防ぐためには、何よりも先に封じ込めることが重要であり、いちいち発症の有無を判定していては手遅れになってしまうからです。

 しかしながら、今回のエピデミック状態となった宮崎では、この“殺処分”の前提となる埋設場所の確保が困難であり、それ以前の問題として、“殺処分”に関わる人員が絶対的に不足している為に、本来であれば直ちに行われるべき“疑似患畜”の“殺処分”が、“口蹄疫発症豚>口蹄疫発症牛>疑似患畜豚>疑似患畜牛”という優先順位となり、更に、“一般農家>県”という優先順位となることで、この“疑似患畜”と看做された“種雄牛49頭”が口蹄疫の潜伏期間(6~10日。畜産センターの肥育牛の口蹄疫発症は15日)を過ぎても生き残り、その後の検査で“陰性”、つまり“疑似患畜とされた家畜が口蹄疫ではなかった”という想定外の状況となってしまったのだ。

 この口蹄疫が陰性であることが判明した“疑似患畜”の扱いについて、宮崎県畜産の未来を担う種雄牛だと言う特殊事情も鑑みて、東国原知事は経過観察を続けるように国に要請をした訳ですが、何故か、山田副大臣は法律を盾に頑として“殺処分”という決定を覆すことなく、そればかりか、これを鳩山首相に諮り政府決定としてしまいます。

 そして更に、この“殺処分”という命令に強制力を持たせるために、今度は法整備まで行おうとしているわけです。正真正銘のクソ野郎としかいいようがありません。

 現在のエピデミック状態が想定外であり、その状況が現在の法令の手にあまるものであれば、これに臨機応変に対応し、必要であれば法整備を行うのが立法府である国会の役目であり、真の政治主導というものです。それを頑なに現状に合わない法令を固持することで国民の財産を侵し、更にこれに強制力を持たせるために憲法違反の法整備まで行おうとするなど、愚の骨頂、恥の上塗りです。

 民主党はこんなくだらないことをやっている暇があるなら、とっとと赤松大臣以下、山田副大臣、政務官を引責辞任させ、何も知らない鳩山対策本部長を名誉本部長に格上げし、その代わりに谷垣禎一総裁を対策本部長に、現地対策本部長に江藤拓議員を任命し、自衛隊と重機とビルコンSを大量投入して1週間以内に埋設処理と消毒を完了させ、口蹄疫の封じ込めをはかるべき。

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コメント

もう、人間の盾か何かで守らなければなりませんね。

種牛。

未感染家畜の殺処分可能に…口蹄疫特措法成立へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100526-OYT1T01030.htm?from=main1

投稿: | 2010年5月27日 (木) 07時12分

皆さま
お疲れ様です。


《緊急拡散希望!!!》

【日本を】『日本解体法案』反対請願.com【守ろう】
では、http://sitarou09.blog91.fc2.com/blog-entry-185.html

自民党国会議員・地方議員へ
「衆議院の解散総選挙を求める署名&大規模集会・デモの呼びかけ」を送信中です。

一人でも多くの方の手が必要です!!!

ご賛同頂ける方は、何卒お手伝いをよろしくお願い申し上げます。

お手伝いいただけない方は、署名だけでもお願いいたします。

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投稿: KEN | 2010年5月27日 (木) 07時17分

種牛について、特例で認められる可能性はあるようですね。

投稿: | 2010年5月27日 (木) 08時12分

政府はどうやら、種牛の重要性だけは、認識したようです。
種牛に関しては、圧力を山の様にかければ、何とかなるでしょう。

口蹄疫対策で特措法 与野党合意,強制的殺処分を可能に
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201005260282.html
 
一方、政府は、独立行政法人家畜改良センターが所有する宮崎牛系統の種牛候補の一部を宮崎県に提供する検討に入った。今後県の要請に応じ、譲渡頭数などを調整、畜産の復興を支援する。

投稿: | 2010年5月27日 (木) 09時00分

宮崎牛系統の一部をもらっても、それは宮崎牛と言えるかどうか微妙です。直系を殺すための方便に過ぎないのではないでしょうか。
何故、種雄牛に多様性が必要かっていうと、次世代の種雄牛を作るためには、優秀な種雄牛のほかに、優秀な繁殖雌牛が必要です。
宮崎の繁殖雌牛の優秀どころは根こそぎ殺処分されてしまったので、先ずは、現在の種雄牛を掛け合わせて何世代か重ね、スーパー種雄牛の後継者を産むことができる、系統の異なる優秀な繁殖雌牛を作りだすことからはじめなければなりません。
優秀な種雄牛自体が少なくなれば、繁殖可能な組み合わせ自体が少なくなり、宮崎牛は長い低迷期に入ることになるかもしれません。
だから、東国原知事は宮崎県の畜産の未来を守るため、49頭の助命を嘆願しているのだと思います。

投稿: | 2010年5月28日 (金) 11時36分

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