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2010年5月 8日 (土)

東国原知事、口蹄疫対策を小沢に要望

なんかヒデェな。

東国原知事、小沢氏に口蹄疫対策要望 殺処分は6万頭に

 家畜の伝染病、口蹄疫(こうていえき)の発生が相次いでいる宮崎県の東国原英夫知事は7日、宮崎市を訪れた民主党の小沢一郎幹事長と会談し、口蹄疫対策への支援を要望。小沢幹事長は、要望を政府へ申し入れることを約束した。同県では、最初の感染の疑い例が確認された4月20日から、2週間余りの間に、計43農場で感染確定・疑い例が出ており、殺処分対象の豚や牛は、約6万頭に膨れあがっている。

 小沢幹事長は7日、夏の参院選に向け、宮崎選挙区に擁立する党公認候補とともに記者会見し、その後、東国原知事と非公開で会談した。

 東国原知事によると、県側の要望として、殺処分や消毒などにかかわる人員、処分後の埋却地、農家への支援などを求めたという。

 会談後、東国原知事は「私の説明を事細かに聞いていただき、これは激甚災害だと思うとも申し上げた。最後に『十分対応するよう政府には申し入れます』と心強い言葉をいただいた」と話した。

 県は同日の未明と深夜、新たに同県川南町の20農場分の感染疑い例を発表。殺処分対象の家畜は5万9104頭に達した。さらに、これらの農場の関連農場で飼われている約1200頭も殺処分対象になるという。

 未明の記者会見で、県は、報道陣の「爆発的に増えている。封じ込めはうまくいっているのか」との質問に対し、「完全とは言えないと思うが、いずれも(発生農場から半径10キロ内に設定される移動制限の)区域内での発生だ」と繰り返し、感染範囲の拡大はないことを強調した。

 だが、殺処分対象の家畜はこの20例だけでも約2万5千頭で、殺処分後の埋却地は対象数の急増から「確保は困難を極めている」(県幹部)。自衛隊の派遣を受けても人手は足りず、畜産経験者のボランティアを募り始めている。

 小沢幹事長は会談後、報道陣に「ものすごいスピードで感染が進んでいる状況を聞いた。このままだと全国に広がる可能性がある。要望と状況を政府に強く伝え、より積極的な防止対策を講じられるよう要請したい」と話した。

2010年5月8日14時35分 朝日新聞

 なんかヒデェなとしか言いようがないのですが、報道陣が“「爆発的に増えている。封じ込めはうまくいっているのか」”などと質問し、東国原知事が“「完全とは言えないと思うが、いずれも(発生農場から半径10キロ内に設定される移動制限の)区域内での発生だ」”と繰り返し、“感染範囲の拡大はないことを強調”だなんて、如何にも報道陣が県の対応に問題があるように誘導しているとしか思えません。これで封じ込めに失敗(もう失敗していますが)したら東国原知事の責任にするつもりなのでしょうか。

 それで小沢が“「ものすごいスピードで感染が進んでいる状況を聞いた。このままだと全国に広がる可能性がある。要望と状況を政府に強く伝え、より積極的な防止対策を講じられるよう要請したい」”だなんて、なんですかね。報道陣の中には県の対応失敗を小沢が救うという構図が既に出来上がっているとしか思えない。

 “小沢幹事長は7日、夏の参院選に向け、宮崎選挙区に擁立する党公認候補とともに記者会見し、その後、東国原知事と非公開で会談”した中で、東国原知事が“県側の要望として、殺処分や消毒などにかかわる人員、処分後の埋却地、農家への支援などを求めた”見返りに、暗に選挙協力を求めたことは想像に難くないですが、その見返りとしての“『十分対応するよう政府には申し入れます』と心強い言葉”だとしたら、国難すら選挙対策に転嫁するその浅ましさには、もう限りがありません。

 私にできることといえば、こうやってエントリーを上げることぐらいしかありませんが、微力ながらも一人でも多くの国民がこの異常な状況に気付き、今まで日本を歪めてきたマスゴミの正体に早く気が付くことを切に願います。

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4月29日の毎日新聞の記事

口蹄疫:えびので疑い「まさか」 県内畜産業者に衝撃 /宮崎

家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)問題で、えびの市の農家からも28日、感染疑いの牛が確認された。1例目(都農町)の農家から約70キロ離れており、県内の畜産農家に不安が広がった。都農、川南両町で封じ込めるはずが、思わぬ場所に飛び火する形となり、県は防疫対策の強化を指示するとともに、総額約33億円の緊急対策費を10年度の一般会計補正予算に計上することなどを発表した。【口蹄疫取材班】

 「まさか(1例目の都農町から)70キロも離れたえびので」--。畜産のまち・えびの市に28日、衝撃が走った。「消毒をさらに徹底し、市内から2例目を出さないよう封じ込めなければ」「移動制限で出荷ができず、収入がなくなる」--。行政や畜産農家は対応に追われ、不安が広がった。

 市は県の発表に先立つ午前7時半から三役会議、課長会議を続けて招集。最悪の事態を想定して職員の配置などを確認した。市民に対しても正式発表後、防災無線やホームページで畜舎周辺の消毒徹底を呼びかけた。村岡隆明市長は「都農、川南町から離れているし、県の封じ込めも奏功していると思った」。

 現場の農家周辺には、和牛繁殖農家9戸がある。最も近い農家で約100メートル。地元住民らは一般の車が畜舎周辺に近づかないよう、進入道路2カ所で立ち入りを規制した。

 えびの市は、和牛と乳用牛2万6600頭、豚6万4400頭(09年2月現在)を飼養する畜産のまち。「これまで約700戸の牛、豚農家には消毒薬を配布している。一段の消毒徹底を呼びかけるしかない」と吉留伸也・畜産農林課長。

 約3000頭を飼養する養豚農家(53)は、かねて自主防疫を徹底している。「売り上げがなくなる一方、餌代はかかる。豚舎も詰まってくる。早く終息してほしい」と訴えた。

◇県が33億円緊急対策 農家へ金融支援、柱に

 県は28日、総額32億9900万円の緊急対策事業の概要を発表した。まん延を防ぐための消毒などの防疫対策や飼料用の県産稲ワラの増産、農家への金融支援が主な柱で、前回発生が確認された00年の対策事業費約16億円の倍の規模となった。

 10年度一般会計補正予算で計上し、東国原英夫知事の権限で専決措置した。経営維持のための国の融資枠拡大を含む事業費総額は約257億円。しかし、市場の閉鎖による出荷停滞などで、今後の追加予算措置は必至だ。

 緊急防疫(6億円)では各市町村を事業主体に、消毒剤購入などの初動、まん延防止対策を進める。稲ワラ確保(8400万円)では、中国や韓国で口蹄疫が多発している現状を踏まえ、輸入から国産飼料用稲ワラへの転換を図り、県産稲ワラ約2500トンを増産する。

 家畜疾病経営維持資金融通事業では100億円の融資枠を新設。家畜を殺処分した農家が経営を再開する際や、搬出制限により経営が困難になった農家が金融機関から融資を受けるに当たり、基準金利年2・95%相当の全額を国と県、市町村で補い、無利子とする。

 緊急対策貸付では、融資枠50億円分を新設し、牛や豚肉を扱う食品製造業や売り上げが激減した観光業者などに県が融資を実施する。知事は「防疫の徹底と農家や中小企業の生産・経営安定のための緊急措置」とのコメントを出した。

◇修学旅行キャンセルも 鹿児島の小学校、熊本へ行き先変更

 県観光推進課によると、修学旅行のキャンセルは28日までに2件あった。5月19~20日に宮崎市を訪れる予定だった鹿児島県大崎町の小学校(5、6年生13人)と、5月26~27日に宮崎市を訪れる予定だった鹿児島県鹿屋市の小学校(6年生12人)。いずれも目的地を熊本県に変更した。両校とも畜産が盛んな地域にあり、「口蹄疫の影響を考慮した」としている。

◇川南の農家、窮状訴え 現地視察の自民総裁に

 自民党の谷垣禎一総裁や同党の国会議員らが28日、川南町(JA尾鈴)に視察入り。繁殖、肥育牛、養豚、酪農の各部会代表者ら30人が窮状を訴えた。

 JA尾鈴養豚部会(38戸)の遠藤威宣(たけのり)部会長(56)は「えびの市でも感染疑いの牛が出た。今後どうなるのか不安で、パニック状態だ」と訴え、「農家からは『出荷できないなら、1カ月持たない』などの電話が朝から鳴りっぱなし。経済損失は計り知れない」と不安を口にした。

 また、肉用繁殖牛部会(362戸)の江藤和利さん(65)は「不安で生きた心地がしない。まず精神ケアを第一に」。河野正和・都農町長も「融資だけではなく、経済損失も100%近い支援を」と要望した。消毒などで自衛隊へ協力要請を求める声も上がった。

 これに対して谷垣総裁は「地域に打撃を与えていることが分かった。初動態勢に甘いところがあり、国会で厳しく議論していく」と述べた。

毎日新聞 2010年4月29日 地方版

 谷垣総裁の“「地域に打撃を与えていることが分かった。初動態勢に甘いところがあり、国会で厳しく議論していく」”小沢の“「ものすごいスピードで感染が進んでいる状況を聞いた。このままだと全国に広がる可能性がある。要望と状況を政府に強く伝え、より積極的な防止対策を講じられるよう要請したい」”の間には既に無為に流れた9日間がある筈なのですが、結局、政府による対策は全く進んでいないようです。

 毎日には“【口蹄疫取材班】”なるものがあるそうなのですが、5月8日現在、ただの一本も続報はなし。もちろん、赤松農水相が谷垣総裁が初動の甘さを指摘した4月29日から、小沢に東国原知事が要望した8日まで外遊していたことには一言も触れません。対策が進まないのも当たり前ですね。

 どちらも、何故か政府の対応となると一様に口をつぐんでしまっています。これが日本の報道機関というものです。民主党と一緒に消えて欲しい存在ですね。

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コメント

はじめまして。
cat
初めて書き込みいたします。
ゴーリキーさんの今日の記事を見て「なんかヒデェ」に激しく同意です。
他に言いようがありません。
感染地区で畜産を営んでいらっしゃる方の惨状はなぜ隠蔽されるのでしょう。
もし飼っている牛や豚が患畜にならなくても出荷できなければ
生きている命、食べさせ、お世話をしなければいけません。
お金は入らず、経費は掛かる、感染して殺処分される不安、情報は何も無い。
部外者が想像するだけでも気が狂いそうです。
普天間問題で報道されていませんが、沖縄では感染予防のため、
県内8カ所で家畜市場の5月開催を中止、
約8億円分の経済損失だそうです。
でも、それだけでは済まないんですよね。
市場に集まる人達を相手に細々と商いをしている地元の食堂、
商店、みんなが被害を受けています。
口蹄疫で被害を受けた畜産農家の資金的支援を行うのが、
(社)中央畜産会だったのに、事業仕分けの対象にされてしまいました。
海外へのばら撒き子供手当てなんて絶対に緊急即刻廃止で、
被災された畜産農家の方たちを支援するのが急務ですね。

投稿: まめだいふく | 2010年5月 9日 (日) 06時42分

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宮崎県の口蹄疫騒ぎをめぐって、宮崎県の農家(現場)から「国の対応が遅すぎる」と批判の声が上がっています。宮崎日日新聞に、『激震 口蹄疫』というタイトルで特集が組まれています。19日の発表では、、川南・高鍋・都農・新富町の15農場で新たに口蹄疫の感染疑いがある牛、豚を確認したとのことで、感染・感染疑いは146例目。殺処分対象は合計12万4,567頭(内訳は、牛1万3,059頭、豚11... [続きを読む]

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