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2010年4月14日 (水)

今そこにある危機

軍事力を見せつける中国海軍

海洋権益保護で日本ににらみ=沖縄近海の艦艇航行-中国海軍

 【北京時事】中国海軍の潜水艦2隻を含む計10隻の艦隊が10日に沖縄本島と宮古島の間の公海上を南下しているのが確認され、中国側の思惑に関心が集まっている。異例の規模での航行は、東シナ海ガス田など周辺海域に持つ海洋権益を保護する能力を日本側に見せつける狙いもありそうだ。
 関係者によると、中国海軍は例年この時期に大規模な訓練を実施。人民解放軍の機関紙・解放軍報によれば、東シナ海で8日、潜水艦や駆逐艦、護衛艦などが参加して、合同で遠洋訓練が行われた。訓練は昼夜連続で実施され、近年では例のない大規模なものだったという。

(2010/04/14-17:17)時事通信

 中国の長年にわたる軍拡によって、1990年代前半時点では日本の圧倒的優位にあった海軍力は、既に自衛隊と中国海軍の差はほとんど無くなり、船舶数においては既に逆転されてしまっています。

 そして更に中国海軍はウクライナからホバークラフト(中型戦車3台又は人員500名を積み、時速60ノットで航行が可能。積載量、速度共に自衛隊のエアクッション艇の倍)を6隻就航させる予定となっており、その差は開く一方です。

 現在、中国は自国の軍事力を背景に、第1列島線(九州、台湾、フィリピン、ボルネオ島を結ぶ線)を超え、第2列島線(伊豆諸島、小笠原諸島、グアム・サイパン、パプアニューギニアを結ぶ線)に押し出す気配を見せ始めています。

 それに呼応するかのように、日本国内では民主党・社民・国民新党の連立売国政権が誕生し、第1列島線防衛の要であり、日本の安全保障に重要な意味を持つ普天間米軍基地移設問題において、社民党がグアム、テニアン(第2列島線)への移設を主張し、民主党や国民新党も県外移設(本音は沖縄米軍基地の段階的撤去)を主張することで日米同盟を破壊し、この中国の野望を後押しする始末です。

 地図を見れば直ぐに解りますが、今回の中国海軍の行動と宮古島と沖縄本島、そして台湾の位置関係を見れば、台湾有事における中国の戦略が見えてきます。

大きな地図で見る

 今回の軍事演習を見る限り、台湾有事の際、中国海軍に南西諸島(宮古・多良間・石垣・西表・与那国)の軍事的要衝を同時攻略してくる意志があることは明白です。その際、上陸作戦に使用するために先のホバークラフトを使用することも十分考えられます。

 そして、台湾有事の際に与那国などへの軍事侵攻が現実のものとなった場合、中国に対抗できる軍隊は沖縄に展開する米海兵隊しかいないのです。

 実際に中国軍が上陸作戦を強行した場合、体制が十分整わない上陸直後に強襲をかけ、直ちにこれを撃退する必要があります。だからこそ緊急時に速やかに部隊を展開するために海兵隊駐屯地と併設して強襲用ヘリが離発着できる飛行場が必要であり、その強襲用ヘリを飛ばすための制空権を確保するために嘉手納基地が必要なのです。嘉手納・普天間両基地は日本の平和と領土を守るために存在しているのです。

 この普天間基地を海外へ移設するということは、南西諸島以南を失うことと同義です。与那国島への自衛隊招致決議を黙殺し、普天間基地の国外移設を企む勢力が与党であるという事実を、今一度良く考えてみる必要があるのではないでしょうか。

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参考サイト

海自に衝撃・中国海軍の実力 JB PRESS

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