無責任首相
自分ではそう思っていないでしょうね。
鳩山由紀夫首相は31日の党首討論で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先決定に当たり「地元の了解」を前提とする方針を表明した。しかし、同県内外のどこに決めようにも「了解」を得るのは極めて困難な状況の中で、自民党の谷垣禎一総裁に厳しく迫られた首相は、自ら退路を断ってしまった。
「現地の了解なしに、案を進める理解をいただくことにはならない」。首相は移設先の同意なしの決着を明確に否定。その上で「命懸けで体当たりで行動していく」と言い切った。だが、こうした首相の決意とは裏腹に、基地機能も含め、移設先に想定する同県うるま市や鹿児島県徳之島で反対の声が早速上がるなど、現状は厳しい。防衛省幹部は、党首討論での首相の発言を知らされ、「『理解』でなく『了解』と言ったのか」と表情を曇らせた。
そもそも、地元の了解どころか、現行計画の履行を求める米側の理解を得るのも極めて難しいのが実情だ。ワシントンで29日に岡田克也外相と会談したゲーツ米国防長官は「沖縄海兵隊は日米同盟にとって極めて重要」と、県外移設には同意できないとの考えを暗に示している。
5月末の期限を控え、解決の道筋が見えない中での首相の発言。民主党幹部は、首相が退陣に追い込まれる事態も念頭に「大丈夫なのか」と前途を案じ、党内からは「決着を先送りするしかない」と、「公約破り」を確信する声さえ出ている。
「できなかったら辞めろとか、そんな次元の話ばかりだ」。首相は党首討論で谷垣氏から、5月末に決着できなかった場合の退陣要求を突き付けられたことを振り返り、記者団に不満をぶちまけた。(2010/03/31-22:34)時事通信
“「できなかったら辞めろとか、そんな次元の話ばかりだ」”とは言いますが、総理大臣という役職は無能が何時までも居座り続けて良い場所ではないですよ。
“米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先決定に当たり「地元の了解」を前提とする方針を表明”したということは、事実上、今年1月の市長選で基地移設反対派の稲嶺氏が勝利した名護市辺野古キャンプシュワブ沖への移設を断念したということになります。
しかしながら、この一方的合意破棄について「米国の了解」が得られているかといえば、そうではありません。“地元の了解どころか、現行計画の履行を求める米側の理解を得るのも極めて難しいのが実情”とは言いますが、結局、どちらにも好い顔しようとしてその場限りの答弁を繰り返すことで、日本をどん詰まりのデッドエンドへ追い込んでいるだけのようです。
しかしながら、当の本人については、この日米安保の危機に対する自覚も責任もまったく感じていないとくれば、これほど恐ろしいことはありません。
自分が招いた状況を自分で理解できない人間に首相をやる資格どころか、それ以前の問題として、人間としての資質に問題があるとしかいいようがないですね。
| 固定リンク
「鳩山由紀夫」カテゴリの記事
- 「理解できない」鳩山由紀夫(2011.01.17)
- 「情報クーデター」(2010.11.06)
- 前首相外交と元首相外交(2010.10.23)
- 自分の言葉で〆られた鳩山(2010.06.03)
- 退陣論はジェスチャー(2010.06.01)
「時事通信」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。


コメント