期待以上の菅財務相
期待以上です。
菅直人副総理・財務相は7日のNHK番組で、当面の財政運営について「短期的に見れば、まだ緊縮財政に踏み出すには早すぎる」との考えを明らかにした。「大きな財政出動が必要と言ったのは麻生政権だ。2010年度予算も基本的な方向性を踏襲した」と指摘。年末に政府案を決定する11年度予算の編成作業も一般会計総額92兆円強の10年度予算案と同様の方針で臨む考えを示した。
菅氏は財政政策で「あまり早く出口戦略に移ると、もっとひどいことになる」とも強調した。(2010/03/07 00:05) 日経新聞
財務官僚出身の藤井財務相の後をど素人の菅直人氏が継ぎ、どんなバカなことをやるのかと心配していましたが、“2010年度予算も基本的な方向性を踏襲”、つまり、麻生政権の真似をするだけというのならばとりあえず一安心です。
かつて麻生政権下の2次補正予算の審議において、“私たちが選挙に勝てばこんなバカなことをやらない”と批判し、“とても賢い支出(ワイズペンディング)とは言えない”と言い放った菅直人氏とは思えない発言ですが、結局のところ、批判するだけで何も考えていなかったみたいですね。
無能もここに極めりです。
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コメント
はじめから麻生政権の方針を維持するのであれば,補正予算の停止は何だったのか.誰かが入れ知恵した結果,考えを変えたのでは.変えたつもりでも,実際の政策では公共事業はダメだとか教条主義的なことばかりを言っている.
投稿: ガセネタ | 2010年3月 9日 (火) 12時56分