予算委でしどろもどろ続出
今日の予算委員会の鳩山内閣は見苦しいの一言でした。
憲法解釈、答弁に窮する官房長官=法制局長菅「外し」で支障-衆院予算委
21日午後の衆院予算委員会で、自民党の谷垣禎一総裁が天皇陛下の行為にかかわる憲法解釈について質問し、平野博文官房長官が答弁に窮する場面があった。政府は今国会から、「政治主導」の一環として、内閣法制局長官に答弁をさせない方針だが、谷垣氏は「法制局長官を使ったらどうか」と求めた。
谷垣氏は、昨年12月の天皇陛下と習近平中国国家副主席との特例会見問題を取り上げ、「天皇陛下は国事行為に拒否権がないというのが憲法上確立した解釈だが、公的行為はどうか」とただした。だが、平野長官は答弁できず、「法律的観点で答えないといけないので、後刻お答えする」と述べた。
このため、谷垣氏は「政治家が答えた方がきちんと答えられる問題と、法制局長官が整理した方が先に進みやすい問題がある。柔軟に考えたらどうか」と指摘。平野長官はその後の記者会見で「政治家がしっかり答えればいい。事前に(質問の)通告をいただければ、深みのある議論ができる」と、あくまで方針を変えない考えを示した。(2010/01/21-20:13) 時事通信
この問題は、完全にパラドックスにはまってますね。
“天皇陛下は国事行為に対する拒否権が無い”→“副主席との会見は国事行為に含まれない”→“天皇陛下は日本国の象徴として政治判断できない=政治決定を事実上拒否出来ない”
からです。
だからこそ、癌の手術をなされた陛下の健康状態を考慮して、外務省と宮内庁が“一ヶ月ルール”を決め、自民党が組織した時の内閣も、会見を希望する諸外国もそれを尊重し、順守してきたわけです。
だから今回、中国という独裁国家の要求によって、このルールが一方的に破られたことについて、谷垣総裁が政治主導を謳う鳩山内閣に対し、明確なルールの作成と適用を求めたわけですが、平野長官はシドロモドロでオロオロするばかり、割り込み発言した岡田外相も舌っ足らずで“一ヶ月ルールは外務省のルール”を繰り返すばかりで話になりません。
揃いも揃って小沢氏が居なければ何も正確に判断出来ない馬鹿ばかりを見せつけられては、今後の運営も不安になるばかりです。平野官房長官は更に“「政治家がしっかり答えればいい。事前に(質問の)通告をいただければ、深みのある議論ができる」”と訳の分からない発言をしたようですが、そんな事も分からないのに恫喝まがいの脅迫電話を宮内庁に行い、強引に会見を決めたかと思うと、その独善的な態度には寒気がします。
また、案の定というか、マスコミは全く報道しませんが、谷垣総裁の赤子をあやすような理路整然とした質問も良かったですが、個人的には、柴山昌彦議員の質問が非常に良かったと思います。
特に、柴山議員が以前、“時効成立=脱税成功”で指摘したように、鳩山首相が納付した贈与税に付いて、通常は“5年で時効成立”、偽りの申請は“7年で時効成立”であることを確認し、あくまで実母からの資金提供を“知らなかった”と嘯き、申告漏れは修正し、納付したから問題ないと言い張る首相に対して、時効が成立した2年分は還付されることを指摘した時は痛快でしたね。
鳩山首相が贈与税を全て払い込むには“偽りの申請”を行い、“脱税は故意”であったことを認める他なく、今のまま鳩山首相が主張する通り認められれば税務署から2年分が返還されるのは確実です。つまり、脱税は図らずも成功?してしまったわけで、これから国会審議のたびに“脱税首相”と野次られても一切反論出来ません。そして、これから逃れる術は無いのです。
このような方が、安倍晋三内閣時代に公募によって選ばれ、活躍中であることを頼もしく思います。今後の活躍に期待します。
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