小沢氏が“誤解”と陳謝
何をおっしゃるやら。
民主党の小沢一郎幹事長は12日、党本部で記者会見し、自らの資金管理団体の土地購入を巡る問題について「捜査が継続中で(対応を)弁護士にすべて一任している。個別のことを申しあげるのは差し控えるべきだと思っている」と語った。東京地検特捜部から要請されている参考人聴取に応じるかどうかも明言を避けた。
小沢氏は会見の冒頭で「私の資金管理団体のことで大量の報道がなされ、国民に誤解を与え、ご迷惑とご心配をかけていることを申し訳なく思っている」とも述べた。
(2009/1/12 17:48) 日経新聞
朝日新聞にわかりやすい図解があったので紹介しますね。
※特に④⑤⑥の流れが怪しすぎる。更に③の各政治団体から入金された1.8億円の原資の一部も小沢氏からという疑惑があります
小沢氏が“「捜査が継続中で(対応を)弁護士にすべて一任している。個別のことを申しあげるのは差し控えるべきだと思っている」”と述べ、“参考人聴取に応じるかどうかも明言を避けた”のは、曖昧にすることで通常国会まで逃げ切り、自らの不逮捕特権を行使し、更に5月の人事異動で歯向かった検事をすべて更迭するための時間稼ぎにすぎない。
“「私の資金管理団体のことで大量の報道がなされ、国民に誤解を与え、ご迷惑とご心配をかけていることを申し訳なく思っている」”と述べるならば、政治資金収支報告書に記載された朝日新聞の図解の水色の部分と、石川容疑者が証言した土地取引を巡る自身のたんす預金の関連を東京地検に堂々と説明し、自分の潔白を証明すれば良いだけの話しです。
東京地検は小沢氏が任意聴取を拒否したものと見做し、直ちに逮捕してこの疑惑を徹底的に解明し、政治の信頼を取り戻すべき。
| 固定リンク
« 空っぽ首相 | トップページ | 小沢氏逮捕の前段階 »
「朝日新聞」カテゴリの記事
- 「連合赤軍を思い出す」(2011.02.16)
- 政権交代の意義(2010.12.05)
- 前首相外交と元首相外交(2010.10.23)
- 中国で反日デモ多発(2010.10.16)
- 価値の外交(2010.10.14)
「日経新聞」カテゴリの記事
- 期待以上の菅財務相(2010.03.09)
- 無関係では無い「政治とカネ」(2010.03.01)
- 何の重みも価値もない言葉(2010.02.25)
- 鳩山首相の日替り発言(2010.02.16)
- 小沢氏が“誤解”と陳謝(2010.01.12)
「小沢一郎」カテゴリの記事
- 妄信的小沢信者(2010.10.05)
- 崩壊の序曲(2010.08.26)
- 作戦通りの過半数(2010.07.20)
- いきなり躓く“脱小沢”(2010.06.07)
- 祝支持率1割台と国会法改正案ゴリ押し(2010.05.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
小沢氏の「剛腕」の正体とは、新政党を立ち上げては壊して公金を横領し、再び新政党を立ち上げては公金を横領し・・・という錬金術の上手さに他ならず、総額23億とも、70億以上とも言われる大金が懐に転がり込んでいたかも知れません。
今丁度「政界再編!」「政界再編!」とやっていますが、自民党が壊滅した暁には党をまっ二つに割る計画も有ったようですから、その時、民主党の金がごっそりと小沢氏によって猫ババされる恐れもありました。
事前に発覚してよかったですね。
血税が、土地や小沢氏の親族にも投入される恐れがありました。
例え逮捕がなくとも、地検が騒いだことはグッジョブでした。
これだけ騒がれれば、もう二度と横領はできないのじゃないでしょうか?
常習化していたかも知れない鳩山総理の脱税も、今後は不可能になりました。
投稿: 剛腕なんてマヤカシだ | 2010年1月13日 (水) 06時14分