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2009年11月26日 (木)

来年度予算越年編成の可能性

12月30日にずれ込み

予算案決定に12月30日浮上 例年より1週間ずれ込み

 政府内で25日、2010年度予算の政府案決定について例年より1週間程度遅らせ、12月30日とする案が浮上した。国会が延長される状況となった厳しい日程でも、当初から掲げている年内編成の方針で臨む方向だ。

 9月の新政権の発足以降、予算編成作業は大幅に遅れている各省は前政権下で8月31日にいったん概算要求を出したが、新政権の予算編成方針に従い、10月15日に概算要求を再提出。通常より1カ月半ほど作業開始がずれ込んだ。今月30日までの国会会期が延長される方向となったが、例年通りの12月24日の政府案決定に向けて作業を続けてきた。しかし、各省の政務三役を中心とした政治主導による作業だけに、時間的には厳しい情勢だ。

 10年度予算編成をめぐっては、概算要求が過去最大の95兆円に膨らんだ一方、景気低迷で税収は38兆円程度まで落ち込む見通し。政府は10年度の新規国債発行額を44兆円以下に抑えたい考えで、行政刷新会議の事業仕分けなどにより、無駄の削減や税外収入の確保に全力を挙げている。

2009/11/26 00:01 【共同通信】

首相は来年もやるっていってるんですが

PKO教育施設「廃止」 首相「来年も仕分け継続」

 来年度予算要求の無駄を洗い出す行政刷新会議の「事業仕分け」は24日、後半の作業に入り、政府の途上国援助(ODA)の無償資金協力援助(概算要求額1571億円)のうち、学校などの建設を支援する「ハコモノ無償」について3分の1の削減を求めた。会場を視察した鳩山由紀夫首相は「来年もやる価値はある」として、事業仕分けを継続する考えを示した。

 首相は同日午後、国立印刷局市ケ谷センター(東京・市谷)の会場を視察。その後、記者団に「国民の皆さんのために仕事をしているという熱気を大変強く感じた」と述べた。仕分け結果に各省庁や関係団体から反発が出ていることについては「(仕分け結果を)基本的に重視する。一言で簡単にひっくり返るという話ではない」とし、今後の予算査定でも仕分け結果を尊重する考えを示した。

 24日の作業では、防衛省が所管する国連平和維持活動(PKO)の教育施設で、来年度末に東京都目黒区に完成予定の国際平和協力センター整備事業(同27億円)について、「新規施設を整備しなくても教育することは十分可能」との理由で「廃止」とした。農林水産省所管で、間伐作業道整備などを柱とした森林整備への支援事業(同99億円)なども含めて、計6事業(同計約156億円)の「廃止」を求めた。

 また、日本で来年開催するアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関係経費や、国際協力機構(JICA)の人件費や旅費について「市場価格より相当割高」などとして予算の削減を求めた。

 一方、国土交通省が所管する離島航路補助事業(同47億円)は予算要求通りの結果になった。高齢化に伴う人口減少で赤字額が拡大している離島航路に対し、仕分け人の意見は「地方対策として非常に大事だ」が大半だった。

 後半戦は27日までの4日間の予定で、予算編成作業は来月初めから本格化する。(寺光太郎)

2009年11月24日22時48分 朝日新聞

 またまた閣内不一致なんですが、ただでさえ仕分け結果に異論が噴出している事業仕分けについて、鳩山首相が“「来年もやる価値はある」として、事業仕分けを継続する考え”を示すってことは、もはや“予算の年内編成は不可能”ということを公表したに等しいことです。

 予算案成立を目指す1月からの通常国会も、鳩山首相と小沢幹事長の虚偽献金問題をめぐって紛糾することは間違いなく、このまま予算編成作業そのものが長引けば、2010年度予算が越年編成となる可能性も浮上してきます。そうなれば、あの16年前の細川内閣の悪夢が再びという事態になりかねません。

 細川内閣では政治資金規正法の成立を予算編成より優先させ、結果として94年度予算は3月4日に予算案決定、成立は6月23日と大きくずれ込みました。これによって地方自治体の予算成立は更にずれ込み、関連する事業が完全にストップ、経済に多大な悪影響をもたらしました。

 現在、補正予算の執行停止によって年明けの景気対策ですら滞る事態にありながら、10年度予算が越年編成となれば7~9月期に回復基調となった日本経済が完全に失速することは間違いありません。

 このままでは、2008年の3月10日に記録したバブル後最安値、7054円を突破するのも時間の問題です。“パフォーマンス”ばかりで何も建設的な仕事をしない内閣の支持率が未だに64%もあるなんてことが信じられません。しかしながら、世論調査の内容を見れば、行政刷新会議の事業仕分けを軒並み支持する意見が多いことからいっても、この見た目に派手な官僚を叩く勧善懲悪的な“パフォーマンス”の大衆受けが良い事もまた事実です。

 だからこそ、12月30日を予算編成の期日としながらも、支持率が下がれば即進退問題につながる鳩山首相の“「来年もやる価値はある」”という発言につながったのでしょう。

 何ら景気対策を打つことなく、ただ支持率のために“パフォーマンス”を続け、いくら無駄を削ったところで出て行くものがなければ景気は回復しません。今、テレビでおもしろおかしく事業仕分けを観戦している方々も、来年の6月頃には民主党にだまされた事に気が付くでしょう。

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コメント

仕分けショーは民主に都合の悪いニュースから世間の目を逸らす事が出来るので、「来年もやる価値はある」と思っているんでしょうが、
来年は民主党が決めた事業に対して仕分けする事になるわけで、ぬるーい仕分けショーになるか、民主の事業は無駄が無かった!って自画自賛するかの2択になるでしょうね。

マスゴミはどっちに転んでもマンセー状態でしょうけどww

投稿: 上総 | 2009年11月27日 (金) 09時36分

あんなこと、テレビで礼讃すればするほど緊縮財政を予感させて円高になるだけだと思うんですが、テレビ局や新聞は自分で自分の首を絞めてますよね。
このままいけば来年はテレビや新聞から自動車や電機系の広告が姿を消すかもしれないというのに。
マスコミもそろそろ本気出して民主党を叩かないと、来年は仲良く失業者ですね。

投稿: takayuu | 2009年11月27日 (金) 21時42分

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