鳩山首相の詭弁
どっちが審議拒否だ。
鳩山由紀夫首相は20日朝、与党が衆院本会議で中小企業金融円滑化法案の採決を強行したことについて「強行採決というより、(野党の)審議拒否だ。審議拒否みたいなことをお互いにやるべきではない」と述べ、採決を退席した自民、公明両党の対応を批判した。また、「(同法案が成立すれば)中小企業の方は少しは楽になれるかなと思っている」と語った。首相公邸前で記者団の質問に答えた。
閣議後の記者会見でも、各閣僚からはやむを得ないとの意見が相次いだ。平野博文官房長官は「結果として残念だが、一刻も早く法案を通さないといけない環境にあった」と指摘。原口一博総務相は「最後は多数決で決めざるを得ない。しょうがない」と述べた。
一方、福島瑞穂消費者・少子化担当相は「強行採決はやらなくて済むのであれば、できるだけ避けるべきだ」と語った。(2009/11/20-11:42)時事通信
マスコミはいつも嘘は言いません。
鳩山首相が“「強行採決というより、(野党の)審議拒否だ。審議拒否みたいなことをお互いにやるべきではない」”と発言したことも事実だし、自民、公明両党が“採決を退席した”のも事実です。
じゃぁ、どっちが“審議拒否”なのかといえば、それは審議もそこそこに党利党略のために採決を緊急上程した民主党なのですが、そこはなぜか報道されません。まぁ、そこは報道しない自由を行使したわけですが、これは明らかに偏向してますよ。
つまり、審議を突然打ち切って民主党が“採決を緊急上程”したのにもかかわらず、それに抗議して“採決を退席した”自公両党に、鳩山首相が“審議拒否”と言い放つのは、もう頭湧いているとしかいいようが無いんですよね。
それも“「結果として残念だが、一刻も早く法案を通さないといけない環境にあった」”の“環境”が“鳩山首相と小沢幹事長の疑惑隠し”であり、“「最後は多数決で決めざるを得ない。しょうがない」”といいながら“最初から多数決”で決めちゃったとくれば、民主党議員全員が頭湧いているとしか言いようがありませんねぇ。
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