鳩山首相の矛盾
自分の言っていることが判っているのでしょうかね。
鳩山由紀夫首相は16日夕、2010年度予算の概算要求総額が過去最大の95兆円規模に膨らんだことについて「不要不急なものがまだあるのではないか。切り込んでいってもらいたい。これからまだ戦いは続く」と述べ、年末の予算編成に向け厳しく査定する方針を強調した。首相官邸で記者団に語った。
一方、09年度補正予算の執行停止額が目標の3兆円に届かなかったことに関しては「ちょっと足りないくらいが、さらに努力目標を高く掲げられるから、いいのではないか」と述べ、問題はないとの認識を示した。2009年10月16日20時54分 時事通信
補正予算14兆円のうち、約20%に当たる2.9兆円を無駄だと言って切り捨てた優秀な民主党が、どうして無駄ばかりと指摘した自民党時代の予算、88兆円を上回る予算を組むのでしょうか。根本から間違ってます。
補正予算停止が3兆円に届かなかったことについて“「ちょっと足りないくらいが、さらに努力目標を高く掲げられるから、いいのではないか」”と述べ、95兆円を超えた概算要求額について“「不要不急なものがまだあるのではないか。切り込んでいってもらいたい。これからまだ戦いは続く」”と述べたからには、補正予算の削減率20%程度、つまり70兆円に独自政策7兆円を足した77兆円以下の予算を組んで当たり前ですよねぇ。
しっかりしろよ!民主党!
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コメント
補正予算に入っていて民主党が停止した新型インフルエンザ対策費用と未承認薬の認可を迅速化するための費用が不要不急だとは、とてもではないですが思えません。
投稿: ≒ | 2009年10月18日 (日) 23時27分