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2009年10月 1日 (木)

選挙対策より景気対策

なぜか亀井氏が頼もしく見える。

亀井担当相:09年度予算の第2次補正 検討の考え示す

 亀井静香金融・郵政担当相は30日、国民新党代表としての会見で、「11月にも臨時国会を開くだろうが、景気に対する財政出動的な手を打つ必要があるかどうか、注意深く考えていかなければいけない」と述べ、09年度第2次補正予算の編成を検討すべきだとの考えを示した。

 政府は現在、前政権が決定した総額約14兆円の補正予算について、必要のない予算を削るための作業を進めている。亀井金融・郵政担当相は「予算の執行停止はなんらかの意味で景気に与える影響を否定できない」と述べたうえで、「景気についてどういう手を打てるのか、(2次)補正を含めて検討を迫られる」と述べた。

 景気対策としての2次補正については、藤井裕久財務相は「秋深いころに経済の情勢がどう動くかということをみて判断する」との姿勢を示している。【平地修】

毎日新聞 2009年9月30日 20時13分

 亀井氏は“「予算の執行停止はなんらかの意味で景気に与える影響を否定できない」”とズバリ指摘したようです。たとえ民主党の主張するように補正予算に無駄遣いがあったとしても、補正予算への期待感は景気に少なからず影響するところであり、その影響を完全に否定することは出来ません。

 また、最近失速感が見られ始めた景気に対する対策についても、“「景気についてどういう手を打てるのか、(2次)補正を含めて検討を迫られる」”と述べ、この期待感の継続を強く求めています。

 しかしながら藤井裕久財務相は“「秋深いころに経済の情勢がどう動くかということをみて判断する」”とまったく当事者意識と危機感の感じられない暢気な姿勢を示したようです。

 円高容認発言を見ても判りますが、この方はやや自信過剰でやたらプライドが高すぎる一面を持っているようです。そして、その自信過剰が故に、このような一言一言が市場に与える影響を軽く見すぎている傾向にあるように思えます。

 財務相という責任ある立場にいる人間が、秋深いころまで景気対策が無く、鳩山内閣としては先手を打つことが無い事を宣言しても市場を失望させるだけで何一ついいことはないのに、何故わざわざこんな発言をしてしまうのでしょうか。まったく理解に苦しみます。

 さて…。民主党がマニフェストとして掲げた重要政策は、以下のように膨大な財源を必要としています。

子供手当て…5.3兆円

高速無料化…1.3兆円

暫定税率廃止…2.5兆円

その他もろもろで1兆円超

 結局、来期までに、あわせて10兆円超の膨大なバラマキ予算が必要となる民主党にとって、折角確保した予算を景気対策などに使いたくないというのが本音なのでしょう。

 来年は参院選挙もある(小沢)民主党にとっては重要な年です。どんなに荒唐無稽な選挙対策用マニフェストだったとしても、それを実行できなければ即敗北につながるわけで。

 つまり、民主党にとって国民の生活より政局が大事ってことですな。

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