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2009年10月23日 (金)

岡田発言は確信的

なのか。

官僚的発想で同じ表現=お言葉、「陛下に申し訳ない」-岡田外相

 岡田克也外相は23日夕の記者会見で、天皇陛下が国会の開会式で述べるお言葉の在り方を見直すよう提起したことについて、「無難に対応しようという官僚的発想で(お言葉が)同じ表現になっている。わざわざ国会までお出かけいただいているのに、陛下に申し訳ない」などと説明した。
 外相は「国事行為に準じるので、『あまり政治的にならないように』という配慮が行き過ぎた結果、(お言葉の内容が)繰り返しになっている。ある意味で内閣の責任で、もっと陛下の思いが伝わる工夫がされるべきではないか」とも語った。
 陛下のお言葉の在り方で閣僚が見直しを求めるのは異例。「極めて不適切な発言」(西岡武夫参院議院運営委員長)などと批判する声も出ている。

(2009/10/23-19:25)時事通信

 最初の断片的な発言では、その真意まで掴みきれませんでした。

 しかしながら今回の“ある意味で内閣の責任で、もっと陛下の思いが伝わる工夫”という発言を聞く限り、“無難に対応しようという官僚的発想”、つまり、民主党が政権を奪取したからには、宮内庁に配慮して無難な言葉を選ぶ必要はなく、内閣の責任でもっと自由に発言内容を作成するべきだというように聞き取れます。

 つまり、天皇陛下の政治利用を公然と宣言したに等しく、内部事情もわかりきった上での確信的な発言としか思えません。もしそうだとすれば、岡田外相の思い上がり、民主党の政権奪取した驕りは頂点に達しているものと思われます。

 “「極めて不適切な発言」”との言葉どおり、民主党は岡田外相に対して厳罰で臨まなければ、その信用を回復することは出来ないでしょう。

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