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2009年9月 4日 (金)

白紙投票はゼロからのメッセージ

ならねぇよ。

首相指名「白紙」で調整=自民執行部、反発受け転換

 自民党執行部は4日午前、16日に召集される特別国会での首相指名選挙に白紙投票で臨むことで調整に入った。当初は麻生太郎首相(党総裁)への投票を確認していたが、衆院選惨敗の責任を取り辞任する麻生氏に投じることへの反発が党内で噴出。執行部は党再建に向けた結束を優先するには、白紙投票もやむを得ないと判断した。
 長期政権を維持してきた自民党が首相指名選挙に「白票」で臨むとなれば、極めて異例だ。
 自民党幹部は4日午前、「『麻生総裁』への投票では誰もついてこられない。執行部で決めた方針では持たない」と述べ、白紙投票で再調整する意向を表明。首相側近も白紙投票しかない。首相も、まとまる方向でやってくれという姿勢だ」と指摘した。16日に麻生氏が総裁を辞任した上で、首相指名選挙に臨む案も浮上している。 
 同党は総裁選を「18日告示、28日投票」とする日程を決定。このため執行部は、首相指名選挙では麻生氏に投票することで党内の理解を得たいとしていた。これに関し、首相に近い甘利明行政改革担当相も4日午前の記者会見で、「白紙はゼロから党を立て直すメッセージになる」として、白紙投票を支持する考えを示した。

(2009/09/04-12:20)時事通信

 なぜ“「『麻生総裁』への投票では誰もついてこられない。執行部で決めた方針では持たない」”ならば、総裁選を前倒しして新総裁を決めればいいだけなのに、どうして“白紙投票しかない”となるのでしょうかか。

 今回の総選挙において、もともとバラバラだった党内が、派閥間のバランスを失って更に混沌化しています。結局、“「18日告示、28日投票」とする日程を決定”したのも、この派閥の衰退と無関係ではないのでしょう。

 衆議院において、最大派閥であった町村派は公示前の3分の1となり、古賀派、山崎派も半減、二階派にいたっては構成員は総裁ただ一人という非常にお寒い状況となっています。

下図:大量落選で派閥必衰…「本当に自民壊れた」 読売新聞より

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 おまけに山崎拓(ただの人)、町村信孝(比例復活)、伊吹文明(比例復活)という派閥の領袖まで小選挙区で落選する状況下においては、従来の派閥単位で候補者を決めるというやり方は党内の反発を深めるだけです。

 そして小泉チルドレンと呼ばれる1年生議員で再選したのは10人だけというお寒い状況であれば、もはや自民党は老人クラブと化したといっても過言ではありません。

 結局、今回の白紙投票は自民党の古い体質とお寒い状況をさらけ出しているだけの話であり、ゼロからのスタートには程遠いものです。

 “チェンジ”を唱えて政権奪取した民主党ですが、自民党もそろそろ“チェンジ”する必要があるのかもしれませんね。

自民党も“チェンジ”すべきと思う方はクリック!

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