« 公明党とは決別すべき | トップページ | ダムも国民の資産 »

2009年9月23日 (水)

民主党の迷走

結局誰が払うの?

八ツ場ダム、自治体負担金を返還へ 前原国交相が表明

 前原誠司国土交通相が中止を表明した八ツ場(やんば)ダム(群馬県)で1都5県がこれまでに負担した計約1985億円について、前原国交相は19日、利水分の1460億円については特定多目的ダム法に沿って全額返還し、返還規定のない治水分の525億円についても返還を検討していく方針を明らかにした。

 政権発足前に民主党内には自治体への返還を先送りする方策として、「中止」ではなく「凍結」を主張する意見もあったが、事業費の返還を検討することで、中止への姿勢を明確に示したことになる。

 19日夜のNHKの番組や番組終了後の取材に答えた。総事業費4600億円の国の直轄ダムだが、流域の東京、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木の6都県も負担している。

 前原国交相は利水分の返還について、「特定多目的ダム法においては、廃止した場合は、出資をしてもらったものについては返還するのが当たり前でありますので、当然お返しすることになる」と述べた。利水分は栃木を除く5都県が負担している。

 一方、治水分の負担は河川法に基づき、栃木を含めた6都県がこれまでに計525億円を負担。しかし、事業を中止した場合の負担金の返還規定はない。前原国交相は治水分の返還について、「そういったものも含めて考えていきたい」と述べた。ただ、全額返還については「まだ予断をもって決めているわけではない」とした。 藤井裕久財務相は、就任前の9月上旬のテレビ番組で八ツ場ダムについて「凍結し、経済効果や利水、環境などを検証する。再開するかは次の問題だ」と述べていた。完全中止に踏み切るためには、財務省や地元住民・知事らとの調整が課題となる。

 東京都幹部は「利根川流域は急激な人口増などで、渇水への懸念が大きい。都としては負担金の返還より、あくまでもダム事業の継続を求めて国交相に説明を尽くしていきたい」と話した。栃木県の福田富一知事は「事業費を返してくれるといっても、建設を中止して治水対策は大丈夫なのか。他都県も、ダムが無くて大丈夫だと言うだろうか」と語った。

2009年9月20日3時1分 朝日新聞

しかし、財務相からは突き放されて見たり。

藤井財務相、八ツ場ダム中止に理解 「財源は国交相で」

 前原誠司国土交通相が、国の直轄事業である八ツ場(やんば)ダム(群馬県)の中止を表明したことに対し、財政の責任者である藤井裕久財務相は20日、「政権公約を守った前原さんを評価する」と述べ、判断に理解を示した。中止した場合に国が地元自治体に返還する最大約2千億円については、「お金をどうするかは、まず国交相が決めること」と指摘、財源の検討を促した。

 記者団の質問に答えた。藤井氏は、財務相就任前にはテレビ番組で「(同ダムは)凍結し、経済効果や利水、環境などを検証する。再開するかは次の問題だ」と語り、関係者の意見を聴いて結論を出すべきだとの考えを示していた。しかし、この日は「担当大臣が中止と言っている以上は、尊重する」とした。

 前原氏は、八ツ場ダムの事業で1都5県が負担した1985億円のうち、利水分の1460億円は全額返還し、残りの治水分も返還を検討する考え。藤井氏は「(財源の確保も)国交相の責任の分野だ。何の話も今はない」と述べ、前原氏の決定をみて対応を検討する姿勢を示した。

2009年9月20日17時26分 朝日新聞

そして結局。

国交相、八ツ場ダム地元に「理解得るまで手続き進めぬ」

 八ツ場(やんば)ダムの建設予定地の群馬県長野原町の高山欣也町長が、前原誠司国土交通相に「中止ありきでは意見交換会に出席できない」と中止の撤回を求めていた問題で、前原国交相は21日、中止の方向性に変更はないと高山町長に文書で回答した。ただ、地元の理解を得るまでは廃止の法的手続きは進めないとした。

 前原国交相は予定通り23日に長野原町を訪ね、地元住民と意見交換会を開く。当初、住民代表13人が出席する予定だったが、高山町長は19日に「中止については白紙の状態で意見交換を」とする要望書を前原国交相に出し、22日までに回答を求めていた。

 前原国交相は回答で「中止に向けては最大の被害者ともいえる地元住民の方々や関係都県、利水者などとの合意形成が不可欠」と強調。「生活再建事業を中断することは考えていない」とし、「ご理解を得るまでは廃止の手続きを始めることはしません」としている。

2009年9月21日23時1分 朝日新聞

 “「ご理解を得るまでは廃止の手続きを始めることはしません」”とは、事実上の建設凍結なわけで、つまりは藤井財務相に財源問題で突き放されてブレたんですね。結局、前原国交相は民主党の他の方と同じように、財源については何も考えてなかったということです。

 財源が無ければ中止は不可能です。いまさら地元の理解も得られるわけも無く、袋小路にはまった前原国交相はいったいどこへ行くのでしょうか。

そのまま空中分解を期待する方はクリック!

|

« 公明党とは決別すべき | トップページ | ダムも国民の資産 »

国内政治」カテゴリの記事

コメント

ダムに関して以下拾いました。コピペですが晴らせて下さい。もし問題ありなら削除してくださって決行です。それにしても・・・。民主党政権になってから毎日本当に不安だらけですが、マスコミの民主age報道もまた恐怖を煽っています。戦前の戦争がくるかもという漠然とした不安を抱えた方々の気持ちがなんとなくわかる気がしています。

政治】八ッ場ダム問題 群馬・大沢知事、工事着手時の与党に鳩山首相らがいたと指摘
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1253617903/
ワロスw

>>738
>その平成7年の時の政府は、自社さ政権で、さきがけの代表幹事をされていたのは、鳩山現首相であります」と述べ、工事を着手した時の与党に、鳩山首相も前原国交相もいたと指摘した。

馬鹿ウケw

ブーメランもここまでくると超絶技法

748 :可愛い奥様:2009/09/22(火) 20:42:10 ID:C8haMVVN0
全国のダム工事中の箇所を調べてみると工事中止とならなかったのは、岩手、山形、宮城など

一方、中止となった八ツ場ダム(群馬)、川辺川ダム(熊本)は自民党の牙城です。

ここから分かることは、小沢利権は温存しておいて自民党と関係が深かった地方は、利権を断ち切ろうとしていることです。

地元民からすれば、明日の前原訪問は噴飯ものでしょ

>>749
ダム本体は完成していても、地域のインフラ整備、発電施設、高圧配電線などが執行中のものも含まれています。
まだ、民主は政権党という自覚がまるでありません。ひたすら、自民殲滅しか考えていないようです。(ダム利権)
岩手県などは57ものダムがありその上で4つもの建設予定・建設中のダムが有る!

岩手県ダム一覧表より

http://www.pref.iwate.jp/~hp0605/hp0605/mizuumi/damdb/index.htm

投稿: はっさく | 2009年9月23日 (水) 15時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 民主党の迷走:

« 公明党とは決別すべき | トップページ | ダムも国民の資産 »