職業訓練でアフガン支援?
何言ってんの。
【ニューヨーク時事】鳩山由紀夫首相は22日夜(日本時間23日午前)、ブラウン英首相とニューヨーク市内で会談し、アフガニスタンへの復興支援に関し「(反政府武装勢力の)タリバン兵士の社会復帰のための職業訓練を行い、平和にする道もある」と述べ、民生分野で積極的に実施する意向を表明した。
また、ブラウン首相がインド洋での海上自衛隊の給油活動について見解をただしたのに対し、鳩山首相は「日本が最良の貢献をするにはいかなる形がよいのか考えていく」と述べた。
一方、ブラウン首相は、地球温暖化対策に関する鳩山首相の演説への賛意を表明。両首脳は途上国支援で協調していくことで一致した。
これに先立ち、岡田克也、ミリバンドの両外相が会談。ミリバンド氏は、給油活動について「非常に重要であり、継続をお願いしたい」と要請したほか、両氏は北朝鮮問題での日英の連携を確認した。(2009/09/23-14:57)時事通信
なんていうか、まったく話がかみ合ってませんね。友愛は“「(反政府武装勢力の)タリバン兵士の社会復帰のための職業訓練を行い、平和にする道もある」”と寝ぼけた事を口走ったようですが、英国としても、ほとんど全土が戦場と化し、2005年から急速に治安が悪化し続けているアフガニスタンに、日本から職業訓練の民生部隊を送り込まれても警備に人員をとられるだけで何の利点もありません。
何故、アフガニスタン支援について、参加する国々ほとんどすべてが、日本の給油活動について“「非常に重要であり、継続をお願いしたい」”と継続を望んでいるのにもかかわらず、“「日本が最良の貢献をするにはいかなる形がよいのか考えていく」”とワザワザ別の方法を考えなければいけないかといえば、この給油活動継続が国会で審議された際、この国際的な継続要請を利用して、この継続を国際公約とした時の安部内閣を追い詰めるために政局のことしか考えていない民主党がひたすら反対を唱えたからです。
給油活動の継続こそが、紛争解決の為の軍事的手段を持たない日本が、国際的に貢献できる平和的な唯一の方法であることは明白です。
この民主党の身勝手な論理が、純粋に国際貢献を目指す人たちの命を奪うことが無いよう祈るばかりです。
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コメント
アフガニスタンは完全武装した欧米の兵士さえもタリバンによって多数殺害されている世界で最も危険な地域。
そこに行って、タリバンに職業訓練なんて、余りの甘さに絶句です。キチガイ内閣としか言いようがありません。まずは民主党議員が率先して行け!
投稿: | 2009年9月24日 (木) 11時54分