自民大敗の予想
みたいですね。
総選挙中盤の情勢について、朝日新聞社は22~25日に全300小選挙区の有権者を対象に電話調査を実施、全国の取材網の情報を加えて探った。それによると、(1)民主は非常に優勢で、衆院の再議決に必要な3分の2の320議席を得る可能性がある(2)自民は大敗が確実になり、100議席前後に落ち込む見通し(3)公明は小選挙区で苦戦、20台にとどまりそう(4)共産は比例区でほぼ前回並み、社民は小選挙区で善戦、などの情勢になっている。…以下略
2009年8月27日4時30分 朝日新聞
朝日新聞なので、マイナス20前後の誤差があるにせよ、自民大敗はもう避けられない事態のようです。
はっきりいって、小差で負けるよりは、信じられないほどの大差で負けたほうが良いのではないでしょうか。
自民党においても、戦後長らく続いてきた政党内政治”である“派閥政治”に終止符を打ついいチャンスです。まず“自民党ありき”という過去を捨て去り、総選挙後の政局において思想別に再編されたほうがいろいろと都合が良いのではないでしょうか。
さて、この結果を生み出した“民意”というものですが、忘れてはならないのが郵政選挙で大勝した小泉政権の後を受けた安部政権時における、郵政造反政治家の復党問題です。
大勝した政党といえど、何をやってもいいというものではありません。少しでもこの“民意”を読み違えれば、すぐにでもこの“民意”は離れてしまいます。先の安部政権下においても、この造反議員の復党問題において、安部政権は決定的にこの“民意”を失い、改革を期待した国民の自民党に対する大きな失望を生み出しました。
大勝した民主党には、この“民意”がより大きく作用するはずです。大勝に浮かれ、好き勝手やればすぐにでも支持率は急降下し、政権は“死に体”となるでしょう。
前回の郵政選挙において、小泉首相は長らく眠っていたこの“民意”を目覚めさせました。それが今回の民主大勝によってどう作用するかはまだまだ未知数です。
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