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2009年2月26日 (木)

防衛を知らない小沢代表

“知らない”のではなくて、“知っててやってる”から始末におえないですね。

小沢氏「防衛知らない」=米軍削減発言で麻生首相

 麻生太郎首相は26日夜、民主党の小沢一郎代表が海軍を除く在日米軍の大幅削減が可能との考えを示したことについて「防衛に知識がある人はなかなかそういう発言はしないんじゃないか。日本の安全、防衛を考えたら、この島国に空軍力というのは極めて重要な要素だ」と批判した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相は北朝鮮を念頭「今、極東で核を実験した国があり、日本をあたかも敵国かのごとく言っている国が存在する状況にわれわれは置かれている」と指摘。「その時に同盟国である米国が海軍だけで、空軍も海兵隊も陸軍もいらないと(小沢氏は)言っている」と述べた。 (了)
(2009/02/26-20:54) 時事通信

まぁ、本当にやばいのはこっちなんですがね。

尖閣めぐる首相発言に抗議=中国

 【北京26日時事】中国外務省は26日、麻生太郎首相が同日の衆院予算委員会で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)が第三国に侵攻された場合、「尖閣は日本固有の領土である以上、日米安全保障条約の対象となる」と発言したことに「強い不満を表明し、厳正に抗議した」とする談話を発表した。
 談話は「釣魚島と付属の島は中国固有の領土。その事実を変えようとする日本側の言動は、すべて無駄だ」と強調した。
 その上で「釣魚島の主権帰属は中日双方で論争のある問題で、中国側は交渉を通じ適切に解決するよう主張してきた」と指摘。日本側に対し「問題の敏感性を認識し、中日関係安定の大局を考え、言動を慎むべきだ」批判した。(了)(2009/02/26-20:56) 時事通信

 “「問題の敏感性を認識し、中日関係安定の大局を考え、言動を慎むべきだ」”と言う発言は“批判”ではなく、完全な“脅迫”です。時事通信社は公器である以上、正しく報道する義務があるのではないでしょうか。

 現日本には、この中国からの脅迫に対する対抗手段が“日米安全保障条約”しかない以上、その大幅削減を主張する小沢氏には国土防衛意識が完全に欠落しているとしかいいようがありません。それどころかこの発言は外患誘致と取られても仕方が無い大失言なのではないでしょうか。

 平和とは均衡です。故意に軍事的空白を作り出して敵国の侵略を助長することが平和主義ではありません。政治家である以上、正しい国土防衛意識を持つべきだ。

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