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2008年10月28日 (火)

こんなことしてる場合では…。

ないのにね。

韓国10万ウォン札、準備作業中断 図案に「独島ない」

 【ソウル=牧野愛博】韓国の中央銀行、韓国銀行が09年上半期に発行するとしていた新紙幣10万ウォン(約6600円)券が本当に登場するのか、雲行きが怪しくなってきた。紙幣の図案に使う古地図に独島(日本名・竹島)が載っていないため、同行は9月に準備作業を中断。姜万洙企画財政相は23日、年末までに発行の是非を改めて決める考えを表明した。

 古地図は朝鮮王朝時代に作られた「大東輿地図」。独島がなく、「紙幣のデザインとしてふさわしくない」という議論が起きた。韓国銀行は20日の国会答弁で「独島表記などの問題があり、検討中だ」と説明した。

 一方で、野党の民主党は「政府が保守だから、紙幣の肖像に使う日本植民地時代の独立運動家、金九(キム・グ)を嫌っているのではないか」と疑い始めた。国会では同党議員が韓国銀行に対して「一部保守団体の金九選定反対運動の影響を受けたのか」「前政権が発行を決めたから、(政府から)圧力がかかったのか」などの質問を浴びせる事態になっている。

2008年10月26日1時35分 朝日新聞

まぁ、どうでもいいんですが、一つ前にあげたエントリーの中で紹介した海外で広がる経済危機説の真相(中)に、世界主要国の外貨準備高と短期対外債務という表があります。

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 韓国政府はこれを根拠に、償還が必要な対外債務は外貨準備高の63%だとして、経済危機説はありえないと反論したそうですが、実際のところ、ここで問題にするべきは対外債務に対する外貨準備高ではなく、対外資産も含めた対外純資産なんだと思いますが。

 実は、今年5月の時点で、韓国は純債務国に転落することが決定していました。ちなみに日本の対外純資産は250兆円です。対外債務も半端ないですが、対外資産はさらに半端ないです。

韓国、8年ぶり純債務国に転落へ

 企画財政部は20日、韓国が通貨危機から脱却した2000年以降、8年ぶりに純債務国に転落する見通しとなったことを明らかにした。

 純債務国とは、政府や企業が外国に貸した対外債権より外国から借り入れた対外債務のほうが多い状況を指す。対外債務が増えたのは、銀行の為替先物取引と債券投資目的の1年未満の短期借り入れが急増したためで、現時点では危機的状況に陥る可能性は低いが、企画財政部は「管理が必要だ」としている。

 対外債権から対外債務を差し引いた純対外債権は2005年に1207億ドル(約12兆5000億円)に達したが、昨年末には348億ドル(約3兆6000億円)まで急減し、今年に入っても減少が続いている。このまま推移すれば、6月ごろには対外債務が対外債権を上回る状況となる見通しだ。

 企画財政部の崔重卿(チェ・ジュンギョン)第1次官は「当面は危険はなく、悪性の状態とはいえないが、(債務が)累積すれば悪性化することもある」として、対外債務の増加に歯止めをかけるための対策を模索していく考えを示した。

 信用格付け大手の米スタンダード&プアーズ(S&P)は昨年10月、韓国の金融機関による対外債務が増加しており、金融セクターの潜在的リスクが顕在化すれば、政府の財政負担が増大するマイナス要因になる」と指摘していた。

 韓国政府は銀行の短期対外債務に問題はないとの立場だが、国家信用度に悪影響を与える恐れがあり、特定金融機関に対外債務が集中した場合、国際金融市場の変動に伴い償還繰り延べができなくなるなどの問題が起きる可能性もある。

記事入力 : 2008/05/21 07:38:59 朝鮮日報

 韓国の対外債務は2006年を境に急増し2年で倍増、現在は4000億ドルを突破して更に増える勢いです。2006年といえば、ウォンが高騰して1ドル=1000ウォンを割り、盧武鉉率いる与党ウリ党が統一地方選で歴史的惨敗をした年でもあります。

 このレートの攻防はワロス曲線としても話題になりましたが、度重なる稚拙な為替介入と、統一地方選の惨敗でレームダックに陥ったノムヒョンの度重なる失政(無策?)によって韓国は対外債務を激増させました。

 更に国内ではこれまた盧武鉉の不動産市場政策(富裕層叩き)によって不動産市場が崩壊し、韓国の個人負債が2007年初めに559兆ウォン(約35兆円1円=16ウォン換算。ウォンが暴落して良かったですね。2007年時点では約70兆円です)に達しています。ちなみに日本の個人資産は2000兆円です。

 あと、もう一つ、表面化していない時限爆弾があるようで。

韓銀は世界唯一の「赤字中央銀行」

 中央銀行である韓国銀行で世界でも類を見ない由々しき事態が起こっている。毎年赤字を垂れ流してきた末に、資本蚕食を心配しなくてはならないといった境遇に陥っているのだ。

 韓銀は22日、金融通貨運営委員会に提出した「2006年決算報告書」で、昨年1兆7597億ウォン(約2275億円)の赤字を計上したと報告した。これで05年に続く3年連続の赤字となる。毎年大幅赤字を出している韓銀は、さらに積立金をも切り崩している。積立金の残高は2兆ウォン(約2590億円)足らずで、もう一度大幅赤字を出せば資本蚕食が起こりかねない状況だ。

 本来、各国の中央銀行は非常に少ない費用で紙幣を刷り、莫大な鋳造差益を上げる。また刷った金を貸すと利子を受けることから、赤字を出すというのは極めて異例なこと。

 韓銀も2003年までは毎年数兆ウォンの黒字を出し、1兆ウォン(1300億円)程度の法人税を納付していた。民間企業なら、サムスン電子に次ぎ法人税の納付実績2‐3位となる超優良企業だ。しかしそのような韓銀を赤字に転落させた主な犯人は、通貨安定証券だった。通貨安定証券とは、韓銀が通貨政策を行う過程で市中に流通させる資金を回収する際に発行される債券のこと。

 問題は、同証券を発行する韓銀が利子を負担しなくてはならないということだ。韓銀は2003‐05年にウォン高防止のために同証券を大量発行したため、昨年、同証券の利子だけで6兆8000億ウォン(約8800億円)を支払った。こうした莫大な利子費用を払い続ければ、赤字が続くほかない。無理な為替市場への介入の後遺症が結局、韓銀に「世界唯一の赤字中央銀行」というレッテルを貼ることになってしまったのだ

記事入力 : 2007/02/23 15:01:18 朝鮮日報

 “通貨安定証券”ってなんじゃろなってかんじですが、これは通貨を安定させる為に市場介入するための資金を、韓銀が韓国政府に変わって債券を発行して調達しているものです。

 韓国政府はこれを韓銀が発行しているとの理由で国家債務の計算から除外しており、対外債務にも含まれない隠し債務となっています。

 その額は2005年10月で160兆ウォンに達し、その利子負担は約6兆ウォン、それによって韓銀の2006年決算は1兆5000億ウォンの歴史的大赤字となり、5兆7000億ウォンの積立金を取り崩す事態となっています。

 この債権の年間6兆ウォンを超える利子負担によって、韓銀の資本蚕食は目の前に迫っています。もし韓銀がこの利息負担に耐え切れず、積立金残高が0、つまりデフォルトに陥れば、残りは政府財政で補わねばなりません。そうなればこの通貨安定証券を国家債務に転換しなければならないのです。

 もちろん、個人負債が559兆ウォンもある韓国国民に通貨安定証券を購入できるわけもなく、そのほとんどが対外債務に加算される事となるでしょう。そうなれば韓国の国家信用は失墜し、ウォンは紙くず同然になる事は間違いないですね。

 で、最初に戻るわけですが、この国家的危機に際して、こんなくだらない理由で10万ウォン、5万ウォン札の発行を先送りし、発行すれば当然得るはずであったシニョリッジを失えば、韓銀の存続すら危ういのではないかと思う次第です。

 まぁ、韓国経済の崩壊を前提としても、今後紙くず同然となったウォンのために、これから100万ウォン札、1000万ウォン札をどんどん刷らねばならないのに、10万ウォン札ごときでこんなにもめるとはバカとしかいいようがありません。

 そして更にいうならば、こんなハチャメチャな財政状態をIMFに知られたくないばっかりにIMFの介入をかたくなに拒み、その一方で日本や中国に融資を強請ろうとするその姿勢にはうんざりしますね。

 あぁ、本当はみんな知ってるのかな。みんなこんな事は知った上で、韓国が自ら手術台に乗るのを生暖かく見守っているのかも知れませんね。

IMF管理で地獄を見るべきだと思う方はクリック!

参考記事

利子年間6兆ウォン 通貨安定証券が国家財政脅かす

イデオロギー型不動産政策を反面教師にしてこそ成功できる

韓国の個人負債、日本の個人資産(上)(下)

日韓の経済比較【2008年上期STOCK】

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コメント

ヒュンダイの目で見ると、韓国よりも日本の方が危ないそうですよww
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_japan_economy__20081028_4/story/28gendainet02038949/

韓国の大攻勢に日本企業大ピンチ! (ゲンダイネット)
 急激な円高に日本企業が怯えている。ソニーやホンダなど輸出企業が大幅な下方修正に踏み切ったばかりだが、円急騰が海外での競争力低下を招き業績悪化に追い打ちをかけそうだ。

「状況は最悪。ドルに対して円だけが上昇しているからです。韓国ウォンは逆に安くなっています。ウォン安を武器に韓国企業は米市場などで販売攻勢をかけてきました。そのせいで日本企業は競争力を失いつつあります」(経済ジャーナリスト)

 円だけが高くなる状況に、日本企業はイラ立ちを隠さない。

「それでなくとも消費低迷で製品が売れないのに、もうどうしたらいいか分からない」(電機メーカー関係者)

 日本沈没は近づいている。

(日刊ゲンダイ2008年10月25日掲載)

投稿: あべし | 2008年10月28日 (火) 15時45分

あはははは。 必死ですな、ヒュンダイと「ヒュンダイネット」は。
2ちゃんを見る限り、願望も多いですけど、チョンの「IMF」入りは難しいそうです。
まだ、IMFの人間が「まだ正常」と「つい最近」発言してます。
さらに為替相場に2ちゃん名「企業砲」をぶっ放していますから、姦酷が融資を受けるための原資「企業」も、既に崩壊している可能性もあります。
ついでに、一部インフラは既に外国の手にあり、今現在は意味なし「焦土作戦」を実行しているので、IMFは「手をつけられない」と言われてました。

投稿: 原チャリ | 2008年10月29日 (水) 12時45分

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