毒物混入は100%中国
間違いないみたいですね。
中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、大阪府枚方市のスーパーから回収され、袋から有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出された製品には、日本国内の流通過程で殺虫剤が付着する機会が極めて少ないことが卸業者らの証言でわかった。
通常、中国の工場で密封された段ボール箱が開封されるのはスーパー納入後とされ、警察当局では、メタミドホスの混入・付着は大阪港陸揚げ前だった可能性が高いとみて経緯を調べるほか、枚方市のスーパーで同時に売られた製品の回収・特定も急ぐ方針だ。
枚方市のスーパー「ハッピース枚方」から回収された「中華deごちそう ひとくち餃子」は昨年10月1日、中国河北省の「天洋食品」の工場で製造・袋詰めされ、12袋ずつ段ボール箱に梱包。2箱を1セットとする形にしてひもで縛り、コンテナに積み込まれた。
コンテナは、天津新港を11月2日に出港し、同6日に大阪港に到着。同7日、輸入元のジェイティフーズ(JTF)から大阪検疫所に届け出があり、8日に輸入届出済証が交付された。検疫所の担当者は「この間、書面審査のみで、開封していない」と話す。
9日に通関手続きが行われ、その後、JTFが委託する「キユーソー流通システム」(東京)の大阪市内の倉庫で保管され、12月7日、京都府久御山町にある卸会社「旭食品」の近畿冷凍流通センターに運ばれた。
同センターの佐々木博志センター長も「ひとくち餃子は、開封せず、段ボール箱で梱包したまま取引先に卸した。事前に開封された形跡など異常はなかった。こちらが保管中に殺虫剤を使うこともない」と証言する。
「ハッピース枚方」には12月27日朝、同センターのトラックで3箱が運び込まれた。1箱に12袋ずつ入っているため、計36袋だったとみられるが、回収11袋をのぞく25袋はすでに販売されたらしい。今のところ、健康被害の訴えなどは届いていないという。
一方、兵庫県高砂市の一家3人が今年1月5日に食べたギョーザは、兵庫県加古川市の「イトーヨーカドー加古川店」で売られていたもので、枚方市の製品と同じ昨年10月1日に製造された。大阪市の「キユーソー」の倉庫から昨年12月6日か8日のいずれかに、別の卸業者が運び出し、イトーヨーカドー各店に出荷された。開封は、店の従業員が行ったという。
JTFでは「段ボールを開けた形跡があれば保管や流通段階で分かるはず」としている。
(2008年2月4日14時33分 読売新聞)
そもそも、日本で販売されていない殺虫剤が日本の流通経路で混入することは有り得ないわけで、多数の死亡例がある中国で混入したと推測することは極自然なことです。
中国側は、生産現場でメタミドホスは発見されなかったと発表しましたが、クロム含有によって販売停止⇒その後一転して白判定となり、その経過がまったく不透明な上に、その検査水準すら明らかにされていないSK-2事件を見れば、彼らの発表に信憑性がまったくないことはすでに実証済みです。
どちらの発表を信じるかは自由ですが、中国で混入したと判断する方が極自然なことでしょう。
しかし、こうなるとテロの可能性も否定できません。今回、死者は出ていませんが、混入量は完全に致死量を超えており、これが中国であったなら先ず助かりません。とりあえず中国製品の摂取と北京五輪観戦は控えた方がいいかもしれませんね。
| 固定リンク
「国内政治」カテゴリの記事
- 瑞穂が竜馬を口寄せ(2010.05.03)
- 普天間先送りの元凶(2010.02.19)
- 【瑞穂は】幼稚な党首【小学生】(2009.12.17)
- 自民の迷走(2009.12.11)
- 誤算はチャンス(2009.12.08)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
全体主義国家からの化学兵器に準ずる食品テロであるなら、検疫等の小手先の対策では今後の被害を防げない。チャイナフリーを徹底しよう。
殺虫剤との表記は意識的に毒性を薄める効果を持つ事になる。猛毒農薬と表記しよう。
投稿: sankiti | 2008年2月 4日 (月) 19時01分
サリンやVXガス、チクロンB、ゾマン・・マスタードガス以外の全ての毒ガスは、殺虫剤の開発過程で誕生したと言う話しを知っていれば、納得するのではないかと思いますが、誰も云わないか。
江戸時代から日本には除虫菊なんて便利なモノが有りましたからね、虫ダケを殺す事は難しい外国の毒ガスより遙かに上の様な気がしますね、しかも、虫を殺すことも禁じた仏教国日本のは、開発目的が飽くまで虫除けであって、殺虫を目的としては居ない処がミソでしょう。
投稿: | 2008年2月 6日 (水) 21時28分