年金は自助努力
もう勘弁して下さい。
消費税の社会保障税化、明示の方向=08年度改正、大筋固まる-自民税調
自民党税制調査会(津島雄二会長)は9日、幹部による非公式会合を開き、2008年度税制改正の調整作業を行った。主要項目は証券優遇税制の見直しを除き、改正内容を大筋固めた。09年度以降に進める税制の抜本改革では、消費税の社会保障税化を検討する方針を明示する方向だ。与党は13日の2008年度税制改正大綱決定に向け、10日から大詰めの調整に入る。
12月9日23時0分配信 時事通信
消費税を社会保障税化にして何が困るって言ったら、年金についてです。
年金はあくまで自助努力です。しかしながら、この自助努力について、昨今、すっかり甘え癖の付いた日本人はさほど重要視していないように見えます。
さて、先ほど、在日韓国人が年金を貰えない事について差別だと訴えて見事に却下されたようですが、国民年金の納付率も50%を切って久しい現在、この年金の原資を消費税に求める傾向が特に見られるようになって来ました。
自分の意思によって年金を滞納されている方々にとっては、マスコミが特に煽る年金不安によって、払ったところで役人に無駄遣いをされてしまうだけだという信念(思い込み?)があるようですが、このまま行けば、将来必ずといっていいほど年金は破綻し。その原資が消費税によって肩代わりされる日が来ます。
つまり、年金を払い込みしていない特定の方々からしてみれば、年金の破綻というのは願っても無い事態でございまして、日々待ち焦がれている次第なのででございます。
その特定の方々の利益に沿って、年金を不払いにすることで、その破綻を期待されている方々の心中察するにあまりのものがございますね。
消費税が国民の理解を得るためだとか何とか言って、社会保障=年金に特化された暁には、この日本にいらっしゃる不逞外国人の年金についても無視できなくなってしまうのです。
消費税を支払う=年金を支払うことと同義になれば、その受給資格者は飛躍的に増加します。果たして、そのような状況下で一体どれほどの人たちが満足できる年金を受け取れることが出来るのでしょうか。
年金はあくまでも自助努力です。そして未だその財源は黒字であり、その運用によって年間数兆円の利益を創出しています。マスコミの撒き散らすデマを信じ、自らの義務を放棄してその財源を消費税に求めることの危険性を少しでも考えた方がいいのではないかと思う今日この頃です。
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コメント
保険料方式の現在でも既に国庫負担が1/2になることが決まっていて、この部分は税金で負担されます。残りの1/2が保険料の部分です。
全てを税金負担にするという民主党案では主張はごもっともですが、この記事に関してはやや事実誤認ですので、念のため。
投稿: 主張はわかりますが、、 | 2007年12月10日 (月) 01時25分
小平に続いて、品川でも区長が在日に福祉年金を認めるようなことを行ってます。このような不公平が許されるのでしょうか?掛け金払わずに年金をもらえるんという先例を作れば年金生後は破綻します。
小平市と品川区に抗議してください。日本人は立ち上げるべきです。
投稿: 差別される日本人 | 2007年12月10日 (月) 03時25分