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2007年10月 5日 (金)

平和主義は通用しない

実は日本は深刻な食物危機下にあったり。

日本製粉もパスタなど値上げ 4~17%

 製粉大手の日本製粉は4日、「オーマイパスタ」など家庭用パスタや小麦粉を、11月20日出荷分から4~17%値上げすると発表した。輸入小麦の政府の売り渡し価格が10月から10%値上がりし、包装資材も値上がりしているため。

2007年10月04日20時19分 朝日新聞

 落花生は中国が主要な輸入国であったが、昨今の残留農薬騒動でもう入ってこない。スケトウダラの高騰も天井知らずで蒲鉾屋はこれから何件潰れるか解りません。

 ミャンマーは世界の主要なゴマの生産国ですが、経済制裁が発動された場合にはゴマの高騰も避けられない。

 そして世界的なヘルシー志向により、海産物の値段は高騰し続け、いくつかの漁業資源については既に枯渇。これから年末にかけて鮭やカニの値段も高騰し続けるでしょう。

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 昨今のバイオ燃料ブームにより、米国の農家は48%の所得増を手にしましたが、それと引き換えに全世界的な小麦と大豆の生産量の減少を招きました。特に大豆については減産によって遺伝子組替大豆が主流となり、もはや世界で日本だけが拘る遺伝子組替でない大豆については来年以降手に入るかどうかも怪しい情勢になっています。このまま行けば来年は、納豆も豆腐も“高嶺の花”だ。

 また、ここ最近の急激な中国の台頭により、中国人の志向は日本人の志向と大差がなくなってきています。当然、売る側は少子化によってこの先取引増が見込めない日本より、これから大きな取引が期待される中国を優先します。その結果、世界各地で日本企業の“買い負け”が発生し、日本の食糧輸入価格を押し上げる結果となってしまっています。このような状況は、今後、中国の深刻な環境破壊による食糧減産と相まってますます悪化していくでしょう。

 また、中国の台頭は資材価格の高騰も招きました。特にリサイクル市場においては、北京オリンピックを控えた中国の旺盛な消費意欲により、ステンレス等の鉄類と紙類の高騰を招いた。その結果、原油高による発泡スチロールやプラスチックなどの梱包資材のコストアップだけでなく、ダンボールなどの梱包資材のコストも20%前後の上昇を記録しました。

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 好むと好まざるとにかかわらず、既に地球は定員に達し、生き残りをかけたサバイバルに突入しています。このまま手をこまねいているだけでは飢え死にするだけです。必要なものは戦ってでも手に入れなければならない。

 特に昨今、台頭してきた中国とは、これからあらゆる状況下において、資源を巡る争いを繰り広げることになるだろう。そしてそこでの譲歩は死に直結する。

 死にたくなかったら戦え。それが人類が誕生してから現在に至るまで変わることのない一貫したルールだ。そして日本はその国際基準に合わせ、自国のルールを早急に改正する必要がある。

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コメント

本日は生活に密着した話題ですね(笑)
今年も豪州は旱魃で小麦の生産が壊滅的打撃ですね。
昨年も旱魃でしたから、小麦粉製品は今回の値上げ程度でとどまれるか解りませんね。
世界の金融市場は資本がジャブジャブで、一次産品や天然資源は品不足高騰です。
これは世界的インフレへの突入でしょうか(笑)
今のところ日本はインフレ劣等生ですが、来年に掛けては予断を許しません。

投稿: なんだかなぁ~ | 2007年10月 5日 (金) 11時12分

中国とインドを合わせておよそ20億の人間が突然資源をじゃぶじゃぶ消費し始めたわけで、環境や原材料需給への影響は巨大です。これまで先進諸国は中国の経済発展をチャンスととらえて好意的でしたが、既得権益が中国により脅かされるという構図が次第に鮮明になってきた今、一転して押さえ込みにまわると私は予想しています。人権や汚染食品を根拠とする最近の中国たたきは今後も激しさを増すばかりでしょう。
両者の対立はやがて戦争に発展する可能性が大きいように思います。中国の急速な軍備増強はそのような未来を予測し備えているのではないでしょうか。国連は恐らく全く機能しないでしょう。近未来は弱肉強食の世界であり、左翼の暗躍により自己防衛本能を失った日本の運命はまさに風前の灯火と言えます。

投稿: 半兵衛 | 2007年10月 5日 (金) 17時55分

闘いは、武器を持つ闘いばかりでは、ありませんね。支那は、恫喝外交で日本からいまも、これからも、年間1千億円規模の対支那ODAをむしりとっています。日本軍が遺棄したと言いがかりをつけて毒ガス兵器処理費用も、ふんだくっています。

戦う心を忘れた日本は、むしりとられるだけの哀れなガチョウになってしまいました。

心ある日本人は、立ち上がりましょう。ミケ

投稿: 屋根の上のミケ | 2007年10月 6日 (土) 10時04分

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