“遺憾の意”を送るべき
送るべきは“遺憾の意”だろ。
【北京25日時事】福田康夫首相は25日、先に閉幕した中国共産党の第17期中央委員会第1回総会(1中総会)で再任された胡錦濤総書記(国家主席)と温家宝首相に対してそれぞれ祝電を送った。祝電では「わたしも総理として早期に貴国を訪問したい」として、頻繁なハイレベル往来の実現に意欲を示した。
2007/10/25-15:32 時事通信
中国共産党による軍事独裁政権が牛耳る中国で、何の民主的手段をとることなく内輪の談合で決まった再任に、日本の内閣総理大臣が“祝電”を送るとは何事だ。
福田首相も民主主義的手続きを経て選ばれた代表であるならば“「わたしも総理として早期に貴国を訪問したい」”などと、まるで日本の内閣総理大臣と中国の総書記を同列に看做すかのような非常識な祝電を送るのではなく、一党独裁に抗議する意味で“遺憾の意”を送るべき。
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コメント
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投稿: 中国語アドバイザー愛沙 | 2007年10月25日 (木) 20時34分
今回の17全人代では、江派の滅亡・退場が決定的になった代わりに、太子党の躍進が凄い、団派はイニシアテイブを保留されたものの、北京オリンピックの開催に絡む米国・欧州勢の動き如何によっては、オリンピック前の政変もあり得る情況が色濃くなったと思う。
今のシナに必要なのは大衆に対する慰撫の筈だ、経済を減速してでも公害に拠る土壌汚染や飲料水汚染の問題、土地の無償返還、汚職幹部の粛正などをすべきだろう。
次が習・李体制なら、未だ現在の路線が続くだろうが、新興した太子党の資金力や拝金主義からいって、更に劇的に資本主義化して、つまり、もっと民衆の事態が悪化する可能性の方が高い、すると、地方の無法状態が更に昂進して、湾岸部との対立が深まってくるのではないか。
太子党とは、嘗ての共産党の支配者の子孫で造った集団を指す呼称で、江択民の右腕だった曾慶紅の旗振りで出来た集団ですが、これらの分裂がどの様な理由で起こるかがシナの将来を決めると思います。
投稿: ナポレオン・ソロ | 2007年10月26日 (金) 06時04分