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2007年9月26日 (水)

安倍首相の失敗

ここら辺ですかね。

ぶら下がり取材「原則1日2回」 福田首相

 福田首相は26日、首相として初めて、記者団に囲まれて質問を受ける「ぶら下がり取材」を首相官邸で受けた。首相は「お若い方にこうやってお会いできるのもね、楽しいものですよね。今のところは」と述べ、原則として1日2回、取材に応じる考えを示した。

 ぶら下がり取材は、小泉元首相の在任中には昼と夕方の2回、行われていた。だが安倍前首相の就任前後から、官邸側が内閣記者会に「原則1日1回」と通告。基本的に夜だけ取材を受け、日程があけば昼も応じるのが慣例になっていた。これに対し、記者会は原則として1日2回行うよう官邸側に申し入れていた。

2007年09月26日19時39分 朝日新聞

 マスコミの影響力は計り知れず、落ち目になればとことん追い込んでくる恐ろしさがある。マスコミはクソだ。しかしながら、クソはクソなりに利用価値があることもまた事実だ。

 今思えば、就任当初から安倍首相はマスコミを少し舐めてかかっていたところがあったように思います。

 そして就任当初のぶら下がり取材を巡る世耕補佐官とマスコミ間のグダグダがその対立を決定的にしました。

 マスコミの先には視聴者が存在し、その“情報の消費者”は政治的な情報ばかりを求めているわけではなく、政治家の人柄などの“人となり”を知りたいと願っている。

 それは就任当初の世論調査において、安倍首相を支持する一番の理由に“人柄”を上げていることでも良くわかる。一般の人々にとって見れば政策なんて二の次だ。先ずは“人柄”。人柄を知ることで政治家自身に興味を持てば自然と政策への理解度も上がる。

 安倍首相のマスコミに対する態度は、“あいまい作戦”そのものでした。マスコミの影響力を過小評価し、迎合なのか敵対なのかハッキリさせることなく、必要な時にだけ利用するという態度をとり続けた。それはあくまでも自分本位であり、“消費者”の立場に立って情報を提供してこなかったのです。

 小泉首相はこの点については限りなく上手かった。マスコミと時には敵対しながらも、常に視聴者受けする“ユーモア”や“絵”を提供し続けた。そして“情報の消費者”に絶大なファンを生み出す一方で、“数字の取れる政治家”としてマスコミも無視できない存在となった。

セグウェイに乗って官邸に出勤する小泉首相の図

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 その違いは逆境に立たされた時にハッキリする。小泉首相が8月15日に靖国参拝をした際、世論調査で国民の過半数が支持したが、その一方で次期首相の参拝は過半数が不支持であった。

 これは、世論の心境を考えれば“小泉首相だから支持”なのであって、“参拝を首相としての責務”だと認めたわけではないということを意味している。つまり世論は首相としてあるべき“政治信条”よりも小泉首相の“人柄”を支持したという事だ。

 安倍首相が浴びた理不尽な程のバッシングは、就任当初からのマスコミ対策の不手際がその一因にあることは間違いない。マスコミの行動原理においては常に数字の取れる方を優先するからだ。

 やはり、マスコミも利用できなければ一国の宰相として自立できない。いつの時代も不条理な組織ほど利用しやすいものはない。

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コメント

安倍氏の姿が国民から見えにくかった。まじめすぎるのが禍したのかも。小泉氏は弱点も含め人間性がでてた。融通が利き、多少弱点も見せれば大衆の共感もえられやすい。強弱の演出が下手な安倍氏だった。本音で勝負したかったのだろう。小泉氏はパフォーマンスが上手だった。

投稿: J.J. | 2007年9月27日 (木) 00時00分

はじめまして。初めてコメントさせて頂きます。

納得。それだけです。

安倍さんを支持したものの、確かに伝わらなかった。一生懸命にやっているだろうに何をやったとか国民に分かりやすく伝えられなかった事が支持を得られなかったって事ですか・・。本当に残念です。

こんなやめ方で悲しく、マスメデイアに怒り心頭で追いやったのはお前達だ!!と悲しみの矛先を向けていました。

言われてみれば確かに、国民に向けて小泉さんのように、ニタっと笑って「人生いろいろ!」みたいな親しみさには欠けていたように思います。
比べちゃう自分がいやになるけれど。
管理人さんが言うように、もっと国民の視線を大事に顔を度々見させて貰っていたら支持した国民に、もっともっと理解して貰えただろうに・・と。
本当に本当に残念でなりません。

福田さんは支持したくない人ですが、国民の反感をかわないよう努力しているのでしょう。
いろんな疑惑ある人ではありますがトップに立ったからには重責に自分を戒めて、今までとは違う姿勢を見せてくれるのでは・・・と甘い期待も寄せてしまいました。これも態度を一変したからです。
甘いですか?
甘くともちょっとは政治家を信用させて欲しい。
今度裏切ったら、政治家なんかこの国のダニ!!


投稿: みゆ | 2007年9月27日 (木) 00時54分

自民党をぶっ壊すと言って立った小泉はマスコミの嗜好に合った総理でして、小泉人気に関してはマスコミが積極的に国民に売り込んだ結果だと思いますが。
右のように言われてる小泉だけど実のところ自虐史観に則った謝罪しまくりだったし、北朝鮮に対しては対話と圧力と言いつつ全然圧力かけなかったし、これ以上ないってくらいの親米ポチだしでマスコミ(とその後ろ)が本気で叩く理由のない総理でしたから。

投稿: sadatajp | 2007年9月27日 (木) 02時00分

マスコミは安倍元首相に対して、任期後半はまるで怨念をぶつけるかの如くバッシングし、辞任表明後もそれは苛烈さを増す一方だった。
これほどのリンチにも等しい「首相叩き」は今までに類を見ない。

彼らの一番の憎悪の元は、やはり『朝鮮総連つぶし』にあると思う。
それから、教育改革に伴う「日教組潰し」も・・・
これらは『サヨク・反日』と一体となっているダークサイドだから、歴代首相も怖くて手をつけられなかったのだ。
そこに果敢にメスを入れたことが、マスゴミの背後に存在する『闇の帝王』の怒りを爆発させたのだと思う。

投稿: アサピー嫌い | 2007年9月27日 (木) 07時43分

まぁ今更なんでしょうが、いっそのことマスコミを敵に回して戦うくらいのパフォーマンスを繰り広げたほうがまだましだったんではないでしょうか?
マスコミに対する不信感は結構多くの人が共有してると思いますし。

投稿: hj | 2007年9月27日 (木) 10時48分

アサピー嫌い様の仰るとおりだと思います。
小泉さんは日朝平壌宣言にサインし、1度ならず2度も訪朝、金正日と直接会っています(国交の無い国に短期間で2度も。どのような人たちがお膳立てしたかは知りませんが、考えてみれば驚きです)
そのためかどうか年金未加入問題が騒がれた時も金正日に助けられ、けっこうな不祥事が発覚してもなぜか安倍政権の時のようには徹底的には叩かれませんでした。
国交正常化への期待からか、北朝鮮(というより金正日)は小泉さんの続投を願っていたかのようでもありました。
では、かの国に対して安倍さんが取っていたスタンスは、どのようなものだったか…?
左巻きマスゴミ(と言う事は主要どころはほとんど)のあの異常なまでの安倍叩きを見ると、どうも小泉さんと安倍さんのキャラクターの差や、マスコミ対策の上手い下手だけでは割り切れない、何かとてつもなく恐ろしい闇 の存在を感じるのは私だけでしょうか。
戦後60年、スパイ防止法すら無く、国を守る手立ても何も無く、漫然と過ごしてきたツケは思いのほか 大きいのかもしれません。

投稿: Y | 2007年9月27日 (木) 11時26分

>>いっそのことマスコミを敵に回して戦うくらいのパフォーマンス
中途半端に敵対するよりも、やるならとことんやった方が良かったですね。
いつも生真面目な顔を見せてばかりいるよりも、ドンキホーテであってほしかったです。
>>何かとてつもなく恐ろしい闇
私もなんとなく感じます。安倍首相の発言にはある特定の勢力に対する配慮があったように思います。特に、麻生クーデター説の流布を総裁選後にしか否定できなかったのは、何か特別な力が働いたとしか思えません。

投稿: takayuu@管理人 | 2007年9月27日 (木) 20時59分

なぜか小泉批判が出てるが
北朝鮮に拉致を認めさせ
現在の北に対する外交路線を作ったのは小泉なんだけど

投稿: 京 | 2007年9月27日 (木) 22時35分

小泉政権の時ではあったけど小泉が作ったわけではないよ。

投稿: sadatajp | 2007年9月27日 (木) 23時12分

具体的に何を作ったんですか?
北に関しては安倍は小泉外交の路線を継承してるように見えたけど

投稿: 京 | 2007年9月28日 (金) 07時23分

初めてコメントさせていただきます。

確かに安倍さんは演技の出来ない堅物でした。
また、政策に関しては、小泉氏時の竹中氏の様に、積極的にテレビに出て説明してくれる人が自民党にいなかった。自民党はなぜか常に非協力的であったような気がします。

しかしそれ以外では、正直言ってマスコミの胸先三寸。報道内容でいかようにでも操作できると思っています。マスコミの意に不都合な部分は切り取り、足りない部分は補えばいいのです。
映像で、街の声で、コメンテーター・ゲストの意見で、国内外の専門家で、関係筋の話で、フリップで、海外の記事で。無ければ多少捏造しても作ればよいのです。

マスコミは明らかに安倍政権を潰す意図を持ち、目的ありきの報道だったと思ってます。それほど異常で酷かった。
今後も、願わくば安倍氏を議員辞職まで追い込むつもりでしょう。今だに続いている執拗なバッシングはその為ではないのでしょうか。

小泉氏は保守ではありませんし、改憲派でもありません。マスコミの両者に対してのスタンスはまったく別だったと思っています。

今後、福田政権はどうでしょうか。「フフン」以外にマスコミが期待できるパフォーマンスができるのでしょうか。政策を国民に十分説明できるのでしょうか。そして、それをマスコミはどう報道するのでしょうか。
安倍氏の場合と比較してみたいと思っています。

長々と書き込んでしまって申し訳ありません。


投稿: 雪ノ下 | 2007年9月28日 (金) 17時29分

何を作ったかって?
「現在の北に対する外交路線」だろ。
これを書いたのは京さん、あんただよ。

北に関しての小泉と安倍の外交路線は全然違う。
制裁しろという声を無視し続けたのが小泉。
安倍総理になってやっと実際に制裁をするようになった。
総連にも手を突っ込むようにもなった。
国交正常化も方便としてしか言わなくなった。
小泉政権と安倍政権では対北の姿勢は全然違ってる。

投稿: sadatajp | 2007年9月29日 (土) 00時34分

小泉はやってないわけではないようですよ

一般船舶油濁賠償保障法法案可決(解説:船舶保険未加入の100トン以上の船舶は日本に入港できなくなる。北朝鮮船舶はほとんどが未加入かつ北朝鮮船舶の保険を引き受ける会社はほぼ皆無と言われている。先の経済制裁法より効果が期待できるが、もちろんマスコミは(ry) (2004年4月14日成立、同4月21日公布、2005年3月1日施行。施行後は北朝鮮船籍の97%が入稿不能になる)

北朝鮮に核の完全放棄を求めることで一致。(→その最中に北朝鮮のテポドン2エンジン燃焼実験のニュース)
二国間の問題になりかけていた拉致問題を国際的な人道的問題として各国の支持を取り付け、解決を目指すよう議長声明に盛り込ませることに成功

万景峰92号の入港を禁止した。
北朝鮮当局の職員の入国は原則として認めないことし、その他の北朝鮮からの入国についても、その審査をより厳格に行うこととする。また、北朝鮮船籍の船舶が我が国港湾に入港する場合であっても、その乗員等の上陸については、原則として認めない。

http://yasz.hp.infoseek.co.jp/

投稿: 京 | 2007年9月30日 (日) 03時09分

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