日中の“資源の有効利用”
鴨下環境相の話題ついでに。
先月末、茨城県守谷市のアサヒビール茨城工場。
ここにはビールの製造とはまったく関係ない牛の飼料工場が併設されている。ビールの原料の1つである麦芽を蒸煮すると出てくる麦芽カスを、牛の飼料に加工する工場だ。生産管理担当のカトウトモヒサさんは「栄養豊富な飼料なので、農家にも大人気。ビールの消費量と生産量が少なく、飼料の生産が減る冬場は、農家同士が購入競争を繰り広げるほど」と話した。
アサヒビールは現在、日本におけるビール販売トップ(売上額基準)の企業だ。他にも、各種材料や製造過程で使用される消耗品を徹底的に再利用する企業としてもよく知られている。麦芽カスの飼料化はその1つだ。工場の技術管理を担当するイノウエヒロヒコさんは、「この工場では1996年から全ての原料を100%再利用している。工場内で使用する蛍光灯も、使い終われば、水銀を取り除いて再利用業者に引き渡している」と話した。
廃水処理施設では、微生物を利用して廃水を浄化しているが、その過程で出てくる副産物のメタンガスは、再び処理施設の燃料として使用される。また、残りカスは肥料として農家へ供給されるほか、ビールの生産過程であり余るほど作られる酵母は、健康食品や調味料の原料として使用されている。
大企業でさえ2000年以後になって初めて環境経営を強調し始めた韓国とは違い、日本企業の中には1990年代初めから経営原則に環境への貢献を明示してきた会社が多い。1992年に「環境と開発に関するリオ宣言」が発表されるなど、国際的にも環境保護の動きが活発になる一方で、「環境を考慮しない企業は生き残れない」というポリシーを積極的に実践しているわけだ。
さらに、一部の日本企業では環境キャンペーンを主導的に展開している。東京地域に電力を供給する東京電力が展開する、「CO2(二酸化炭素)ダイエット宣言」がその代表例といえる。「自動車の空ぶかしはしない」、「冷蔵庫いっぱいに物を詰めないで電気を節約する」という宣言に賛同する人が20人に達するごとに、同社は参加者が住む地域の小学校に苗木を1本寄贈している。このキャンペーンには、2004年から07年3月までに93万9000人が参加し、同社は4万6082本の木を寄贈した。非常に好評だったため、予定していた2年を難なく乗り越えたという。同社の環境担当である佐々木緑部長は、「現在は植樹する小学校を探すのに苦労しており、遠く離れた富士山の近くに植えている」と話した。
こうした社会的雰囲気を受けて、日本では環境に考慮した経営スタイルが業種を問わず広く普及している。東京の特級ホテル「ホテルニューオータニ」の地下室に生ごみ処理施設があるのもその一例だ。ここには50店の飲食店から排出される生ゴミを肥料へと資源化する工場がある。ホテルで作られた肥料は農家へ提供され、農家はホテルに農産物を供給する。さらにホテル内には微生物を利用した廃水処理施設、天然ガスを利用した発電機もある。
先月末、日本の環境団体「JUNEC(Junior United Nations Eco-workshop)」主催により、韓国の環境財団とサムスン・エンジニアリングが共同で開催した「アジア青少年環境カンファレンス」の参加者たちが同ホテルを訪問した際、ホテル側は「当ホテルを訪れる人の多くが、宿泊客ではなく環境経営を見学に来る人たちだ」と説明した。
東京=チョン・ソンジン記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS 記事入力 : 2007/09/07 12:12:53
一方、中国は爪楊枝生産に囚人を使った!
中国製輸出用つまようじの製造、収監者が語る不衛生極まる作業実態
【大紀元日本9月7日】中国製の玩具や食品などの品質問題が矢継ぎ早に取りざたされている。日本人もよく愛用するつまようじについて、さらに驚くべき事実が明らかにされた。中国吉林省通化市長流の労働教養所に収監された人物が、輸出用つまようじの製造作業について、不衛生極まる実態について語った。
長流労働教養所は、職員らが金儲けのために犯罪者に輸出用のつまようじを包装する作業を強制していた。 この労働教養所の収監者が使える広さは28平方メートルで、2平方メートルの簡易便所を除いて、この狭い空間で、作業や食事、就寝しなければならない。つまようじの製造作業は、夏になると、蒸し風呂のような暑さの中で、収監者は上半身裸で、ショートパンツ一枚で床に座って作業を行う。部屋には臭気が充満するという。
2001年8月下旬、ここで飲用水と汚水が混ざる事件があった。長時間にわたり水道管の破裂したため、収監者200人あまりが、同時に下痢、赤痢、熱の症状で、二十日間も続いた。
この労働教養所では部屋ごとに生産量が決められている。ノルマを達成できない場合は、寝させず、殴打する。収監者の一日の食料は、トウモロコシの粉で作った代替食と野菜スープ(スープというが水に塩のようなもの)だけで、明け方から夜中まで働かされる。
最初は、目標生産量を達成することができたが、日に日に、年寄りや体が弱い人は達成することができず、そういう時 収容所の職員が殴打し休ませずに働かせる。それでも完成できなかったら、棒で叩き、他の収監者の見せしめにする。
刑罰を逃れるために収監者は目標達成をせざるを得ない。休み時間や洗面などをやめて、作業を続ける。非常に不衛生なため、シラミがわき出て、ダニに食われひどい疥癬(かいせん)かかる。このような場所で、輸出用つまようじを作っていたのだ。
収監者の住む環境は非常に劣悪であった。労働教養所では、28平方メートルの広さで、30~40人を収容している。ベッドもなく、狭いため寝る時、収監者は身体を接しながら床で寝る。
労働教養所の職員が、収監者の就寝の位置を決める、職員は、喧嘩が強い収監者を集めて、各部屋を管理する。思うままに人を殴ったり、人のものを奪ったりすることができるし、収監者を使用人のように使う、食事の用意から洗濯まですべてやらせる。
調査によると、こうした状況は、中国各地の労働教養所で普遍的に存在するという。
(07/09/07 09:59) 大紀元
改革解放による利益はすべて一部の共産党員が独占し、労働者階級はただ収奪されるだけの奴隷だ。その奴隷も更に弱いものから収奪することで生きている。
どちらも同じ“資源の有効利用”ですが、どちらが環境にやさしいかは言うまでも無いですね。購入するなら日本製を。中国製は結局高くつきます。
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投稿: magazinn55 | 2007年9月 8日 (土) 17時04分