当然の対応
当然だ。
外務省の佐々江賢一郎・アジア大洋州局長は11日午前、自民党の外交関係合同部会で、北朝鮮の豪雨被害に対する人道支援について、「拉致問題の進展なしに、通常の(支援)形態では行わないという方針に変わりはない」と述べ、北朝鮮への直接支援は当面見送る考えを示した。
その上で、「国連のアピールにどう対応するか、結論は出ていない」と語り、各国に支援を呼びかけた国連緊急アピールへの対応については明言しなかった。
(2007年9月11日11時28分 読売新聞)
北朝鮮の水害は、核開発に没頭して内政を軽視した金正日による人災だ。
場当たり的に援助したとしても、結局はその場しのぎの対応でしかなく、北朝鮮のテロ国家体質が根本的に改まらない限り、何度でも同じ事を繰り返すだろう。
日本は北朝鮮の“死ぬ死ぬ詐欺”に引っかかることなく、“拉致問題の進展なしに援助なし”という方針を断固として維持するべきだ。
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コメント
佐々江さんは安定してますね、云っている事にブレを感じない、あぁ、外務省にもこんな人が居るんだ、とナニカ、ホッとします。
水害救援が人道問題なら、拉致問題はもっと重たい人権侵害問題でしょう、拉致問題の進展にナンの前向きな姿勢も示さず援助だけ呉れと言うのは、人掠いが物乞いしているダケで聞くに値しない、総連が万景峰号を入港させるというのも、唯の便乗の意図が見え見えですね、ナンデ、正式なやり方に則った、マトモな援助行為をしようとしないのか、飢えた同胞は二の次か、全く呆れるばかりだ。
投稿: ナポレオン・ソロ | 2007年9月12日 (水) 06時58分
北朝鮮の水害は、そもそも金日成に原因があったと聞いている。
金日成は、国土開発に際して、周囲の環境に配慮することなく、突然気まぐれのように、
「ここに道路を通せ」と命じる。
その場所は、長年かけて農耕地として開発した場所であるにもかかわらず・・・
誰もが理不尽に感じることでも、独裁者・金日成に意見をできる人間は皆無であった。
こうして、もともと貧しい土地であった北朝鮮は、更に荒涼たる場所になっていく。
投稿: アサピー嫌い | 2007年9月12日 (水) 07時50分
北朝鮮の水害は何度も繰り返されています。
その何年もの間に、北朝鮮政府は何をしていたのか?
核兵器の開発をしていたのです。
水害があったときに、街を整備することなどの対応は、何年もの間でできたはず。
普通の国家ならそうしていたはず。
それをせずに、核兵器の開発にはお金をおしまず、いそしんでいた北朝鮮が悪い。
おっしゃるとおり、“人災”です。
その核兵器で世界を脅しておきながら、
水害が出たら「援助してくれ」とは、あまりにも虫が良すぎるというもの。
一般の人達は気の毒だけど、ここで安易に援助することが、真に北朝鮮の人々のになるとは思えない。
こういうことをすると、困ったときに誰も助けてくれない、ということを思い知る必要がある。
投稿: まる | 2007年9月12日 (水) 08時34分
古今東西を問わず治水事業は、統治者の第一義重要事業であることは歴史が証明している事。
姑息に、天災、経済封鎖を災害の根拠にするなど、統治者失格も甚だしい。
恥も外聞もなくとは、この様な者たちのことを言うのです。
国家を統治出来ないのであれば、権力を放棄すればよい、さすれば、とりあえず世界の援助で国家が立ち行く方法を考えてくれるだろう。
さすれば、自然な状況で拉致被害者の救出も可能になる。
投稿: なんだかなぁ~ | 2007年9月12日 (水) 08時55分