NHKという特権階級
何故、こんなふざけた組織にまじめに受信料収めんといかんの?
NHKの子会社や公益法人などファミリー33法人の利益剰余金や内部留保が、05年度末現在で総額約887億円に上ることが会計検査院の調べで分かった。33法人の職員は約3割がNHKのOBや出向者で占められ、NHKとの契約のほとんどが随意契約だったことも判明。検査院は「受信料を財源とするNHKが取引を通じて過剰な利益を与えるべきでない」と指摘し、契約の見直しや利益剰余金の配当などでNHK財政に寄与させることなどを求めている。
参議院が昨年6月に検査を要請、検査院は12日、検査結果の報告書を提出した。NHKのファミリー法人を検査対象にするのは初めてだった。
33法人のNHKとの契約額のうち、05年度で随意契約は97.7%を占め、一般企業の21.4%と比べ極めて高かった。NHKは1月まで、OBが業務を担当することを随意契約の要件に含めていたほか、出向者の人件費はNHK時代の給与と同じ水準に設定。NHKの要員削減で再就職、出向させた職員を、随意契約先のファミリー法人で養っている実態が明らかになった。
33法人の利益剰余金や内部留保の総額は▽03年度767億9300万円▽04年度850億9600万円▽05年度886億8800万円--と年々増加していた。検査対象は「NHKエンタープライズ」「NHKサービスセンター」など。
33法人の常勤役員の9割近くがOB。05年度の売上高は総額約2847億円で、うち対NHKが約4割を占める。
NHK広報局は「利益剰余金は一般の会社と比べて過大とは考えていない。05年度から積極配当を求める姿勢に転換した。業務委託の多くは価格競争になじまない番組制作が占めている」などとコメントしている。【斎藤良太】
◇“値下げ”論議に影響必至
関連団体に900億円近い余剰金があることや、関連団体の優遇ぶりを会計検査院に指摘されたことで、NHKが今月末に策定を目指す08~12年度経営計画に影響を与えるのは必至だ。
計画の目玉となる受信料値下げをめぐって、NHKは月額100円値下げなど3案を提示。月あたりの値下げ幅は最高で7%となる。これに対し、最高意思決定機関の経営委員会が「2ケタ(10%以上)ないと意味がある数字とはいえない」(古森重隆委員長)と不満をあらわにし、経費削減をすすめるなどして収支計画の見直しを求めている。NHK側は「ない袖はふれない」として譲らず、経営委側も「2ケタ」実現に向けた決め手を欠いており、こう着状態が続いていた。検査院の報告書は、値下げの新たな原資を示した形となった。
調査対象となった03~05年度で関連団体の利益剰余金は伸び続けている。04年度は83億円で、受信料収入が大きく落ち込んで番組制作費を圧縮した05年度でさえも36億円となっている。関連団体に業務委託する際、NHK本体並みの人件費が必要な出向者をあえて指名して委託業務に当たらせ、人件費を余分に支払っている実態も浮き彫りにされた。
次回経営委が開かれる25日は、検査院の指摘への対応を、NHK執行部に追及する展開になりそうだ。値下げ幅拡大を見据えて収支見通しの再検討を求められれば、策定は大幅に遅れる可能性がある。【丸山進】
毎日新聞 2007年9月12日 19時47分
もう、受信料を3分の1にして、給与は3割カット、出向役員全員解雇すればいいよ。結局、NHKの経営努力とやらも関係団体に天下りさせただけの見せ掛けだったということだ。
NHKの平均年収は1163万円といわれています。これを出向先でも維持し、尚且つ887億円の余剰金が発生するって、一体どれだけぼったくれば気が済むのか。NHKは“ワーキングプア”なんて番組を製作している場合じゃない。そんなにかわいそうだと思うなら、自分達の給料減らして雇ってやれよ。おそらく5万人は救える。
このような事実を突きつけられれば、“NHKは月額100円値下げなど3案を提示。月あたりの値下げ幅は最高で7%となる”などと言う改善案や、20%値下げ要求に“「ない袖はふれない」”等と反論することは受信料をまじめに納めている国民を馬鹿にしているとしか思えない。もう、NHKは最小部分だけを国営化して、残りはすべて分割して民営化すればいいと思うよ。
とりあえず次期首相は目に見える格差是正政策にこのNHKの解体を真先に上げれば良い。散々格差格差と煽ってきた奴らだ。格差是正のために解体されても本望だと思うよ。
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コメント
まったく仰るとおりです。
ただ私は全てを国営にすべし!と思っています。
それに伴いチャンネル削減、職員削減と職員採用における国籍条項を厳格に遵守させるべきかと(当然ですが)。
外国籍の方は民放(TBSとか朝日とか)へでもどうぞ・・・と言うか母国で放送業務を続けろや!
投稿: どーぱ | 2007年9月13日 (木) 22時27分
最小限度というともう国会中継や災害放送くらいしかないですよね。
まぁ、NHKの糞コンテンツでは民営化したら100%潰れるんですが。
投稿: h | 2007年9月13日 (木) 23時52分
NHKのここまでの膨張も考えようでは、「戦後レジューム」の一つ。
経営規模は大企業並み、潰したくても潰せない。
規模の縮小叫んでも聞く耳持たぬ。
でも経営原資は皆様の受信料。
結局、受信料支払い拒否が抵抗線
でも、やっぱり支払っちゃう(笑)
だめだぁ~ こりゃぁ
投稿: なんだかなぁ~ | 2007年9月14日 (金) 07時55分
常々思うことだが、「BS内臓」があるなら「NHKナイゾー」があってもいいと思うよ。そんな不完全なテレビを売ったら何か法律に抵触するのかは分からないが、もし、メーカーさんが売り出したらすぐに買うよ。気持の悪い韓国ドラマを垂れ流すだけでも、NHKは十分に不要長物の存在である。
投稿: ナイゾー | 2007年9月14日 (金) 15時53分
自分に都合の悪いことは放送しない。
まあ、これはどのマスコミにも共通することですが。
投稿: | 2007年9月14日 (金) 17時57分
>これに関するNHKの見解
http://www3.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/070914.html
投稿: ZAM | 2007年9月14日 (金) 23時53分