石灯籠が竹の棒
訳が分かりません。
新華社が日本のメディア報道として伝えたところによると、日本の栃木県で23日午後5時ごろ、巡回中の警察官が2人の中国人男性に職務質問しようとしたところ、2人が拳銃を奪おうとしたため警察官が発砲、1人の腹部に命中した。男性は病院に運ばれたが間もなく死亡し、もう一人は逮捕された。
中国政府はこの事件を重視、外交部領事司の担当者が在中国日本大使館に掛け合い、中国政府の驚きと強い関心を伝えた。また、早期に真相を究明して中国側に通達し、中日関係の大局から適切に処理するよう大使館を通じ日本政府に求めた。
在日本中国大使館も事態の進展に注目しており、現地に領事館員を派遣して、状況把握に努めると共に、逮捕された中国人を見舞った。(編集ID)
「人民網日本語版」 2006年6月25日
そしてこれだ。
警官発砲で死亡の中国人 「過剰防衛」で5000万円求め遺族が提訴
栃木県西方町で昨年6月、鹿沼署駐在所の男性巡査(31)が、襲ってきた中国人の羅成・元研修生=当時(38)=に拳銃1発を発射し死亡させた事件で、遺族は30日、「射殺の必要はなく、過剰な防衛行為で違法だ」として県に約5000万円の損害賠償を求める訴えを宇都宮地裁に起こした。
また遺族は30日、特別公務員暴行陵虐致死容疑で宇都宮地検に告訴状を提出した。
訴えによると、事件は昨年6月23日午後5時ごろ発生。巡査が元研修生ら2人に職務質問しようとし、2人は逃走。巡査は元研修生に追いついたが、竹の棒を振り回したため、約5メートルの距離から発砲し、元研修生は死亡した。
遺族は「竹の棒を振り回していただけ。警棒などで対処すべきだった」と主張している。
県警は昨年7月、発砲は正当防衛と判断し、元研修生を被疑者死亡のまま傷害容疑などで書類送検した。
(2007/08/30 17:54) 産経新聞
“竹の棒を振り回した”だって?おかしいですね。
“栃木 発砲 中国人”で検索すれば、犯人は2人組のATM強盗で、一旦は取り押さえられたものの2分後に「ウォー」と叫び声を上げて逃走、追いつかれたところで警察官の拳銃を奪おうと腰に掴みかかり、警察官の警告を無視して石灯籠の頭部(直径約20センチ)を振りかざしたところで、危険を感じた警察官が拳銃一発を発砲し、それが腹部に命中した中国人研修生が死亡した。という事件だったはず。
色々考えましたが、一つ考えられるのは、中国政府が事件発生当時、“中日関係の大局から適切に処理するよう大使館を通じ日本政府に求めた”と大見得切ったまでは良かったが、日本政府側から完全に無視された為、日本政府から保障をもらえると期待していた遺族が痺れを切らして先走った。
そして遺族が“「竹の棒を振り回していただけ。警棒などで対処すべきだった」”などと間違った認識によって提訴したのは、この際、大見得切った中国政府から真実を聞かされていなかった為なのか。
もう一つ上げれば、この事件は当時、この中国人の背後関係にマフィアが関係している事を考慮し、“鹿沼署駐在所の男性巡査(31)”の安全を確保する為に氏名の公表を控えています。つまり、この背後関係にある中国マフィアが、この男性巡査に報復する為に訴訟に踏み切り、公判の過程で個人情報を掴む事で実際に報復に及ぼうと計画して起こしたことも考えられます。
最後に、かの国が上から下まで腐っていて、すべてが結託して日本からカネを巻き上げようと、ありもしない事実に基づいていちゃもんをつけてきたとも考えられます。これが完全に否定できないところが恐ろしいですね。
とにかく、告訴状の起訴事実が根本的に間違っているので、このような訴えは当然却下されると思われますが、なんともいえない不気味な訴えです。
新内閣に対する揺さぶりの意味もあるのかもしれません。日本政府の毅然とした対応を期待します。
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コメント
>安倍晋三応援・反中華ブログ
老婆心ながら、、、「反中共」の方が誤解が少なくていいのじゃないでしょうか?
投稿: 老婆心 | 2007年8月30日 (木) 21時43分
>中国政府はこの事件を重視、外交部領事司の担当者が在中国日本大使館に掛け合い、中国政府の驚きと強い関心を伝えた。また、早期に真相を究明して中国側に通達し、中日関係の大局から適切に処理するよう大使館を通じ日本政府に求めた。<
中国政府はこの事件を重視、ただちに在中国日本大使館に中国政府の驚きと強い遺憾(謝罪の方)の意を表明した。また、中日関係の大局から在日の同胞には在住国の法令に従うよう強く指導する旨通報した。
が普通の国の外務省じゃないのかね。
投稿: weirdo31 | 2007年8月31日 (金) 08時15分
人命軽視のかの国にしては
予想以上の迅速な対応(笑
投稿: | 2007年8月31日 (金) 10時05分