下手な予想は当たらない
かすりもしない。
安倍改造内閣の顔ぶれが27日決まった。与謝野馨・新官房長官は同日午後4時過ぎ会見を開き、安倍改造内閣の閣僚名簿を発表した。
主な閣僚は次の通り。(敬称略)
〈総理〉安倍晋三
〈総務相〉増田寛也
〈法務相〉鳩山邦夫
〈外相〉町村信孝
〈財務相〉額賀福志郎
〈文部科学相〉伊吹文明
〈厚生労働相〉舛添要一
〈農林水産相〉遠藤武彦
〈経済産業相〉甘利明
〈国土交通相〉冬柴鉄三
〈環境相〉鴨下一郎
〈防衛相〉高村正彦
〈官房長官〉与謝野馨
〈国家公安委員長〉泉信也
〈沖縄・北方担当相〉岸田文雄
〈金融・行政改革担当相〉渡辺喜美
〈経済財政相〉大田弘子
〈少子化担当相〉上川陽子
2007年08月27日16時53分 朝日新聞
自民党の新三役は、麻生幹事長、石原政調会長、二階総務会長に決まり、国対委員長は大島理森元農林水産相、選対総局長に菅善義偉総務相、衆院議院運営委員長に笹川尭党紀委員長に決まりました。
マスコミの予想はすべて外れ。私の予想も大外れ。それだけ周囲の雑音に左右されずに組閣したというところでしょうか。
とりあえず新外相に町村氏を充て、甘利経済産業相を留任したことは、今後の外交政策にブレがない証拠です。第一、安倍内閣は外交に対しての失策がない。というか、日本のマスコミは“靖国参拝”と“慰安婦問題”、つまり、“中国”と“韓国”にしか興味がないから、この二つさえ適当にあしらっておけば批判されようがない訳で。
特に対インド投資計画、「デリー・ムンバイ産業大動脈(DMIC)構想」を今後も推し進めることは確実です。今後、経済交流のみならず軍事的交流も発展させ、インドとの関係が盤石になれば、日本の対中国に対する備えとシーレーンの確保に重大な影響を及ぼすでしょう。また、日本の製造業がインドに製造基盤を持つことで、今後、ヨーロッパ・中東・アフリカへの輸出増加の為の足がかりになることも期待できます。
伊吹文明文部科学相留任も安倍首相の教育政策にブレが無い証拠です。今後も教育改革を推し進め、戦後教育によって疲弊した教育現場を改革していくことを期待します。
舛添要一厚生労働相に関しては、マスコミ受けがよく、テレビ慣れしている分、今まで与党が行ってきた社会保険庁改革をアピールするには適役かもしれません。その他については…あれだけ好き勝手に批判してきたんだからやれるもんならやってみろってところですね。
あと、渡辺喜美金融・行政改革担当相も忘れてはいけません。公務員改革が成功するか否かはこの方にかかってます。
結局、留任した大臣を見ると、安倍首相を追い落とすのに年金を利用した為に、肝心の外交・教育・公務員改革にはダメージを与えられなかったようです。
新内閣ではこういったところをアピールするべきですね。年金は舛添に任せて。
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コメント
なかなかいい布陣だと思いますが、冬柴留任と二階総務会長がいただけないところですね。
それと中川(酒)を外したのがまずいと
投稿: あべし | 2007年8月28日 (火) 00時37分