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2007年8月23日 (木)

安倍外交の成果

安全保障面でインドとの協力関係を強化を約束したようです。

シーレーンの安全確保に協力=インド外相が安倍首相に

 【ニューデリー22日時事】インドを訪れている安倍晋三首相は22日午後(日本時間同)、ニューデリー市内のホテルで、インドのムカジー外相と会談した。外相は「安全保障面で日本との協力を深化させたい。特に、マラッカ海峡などシーレーン(海上交通路)の安全確保に協力したい」と表明。これに対し、首相は「シーレーンは地域の諸国にとっても重要で、日印両国の連携が重要だ」と応じた。

2007/08/22-18:28 時事通信

 シーレーンの確保は、特に石油を海外からの輸出に頼り、そのほとんどを中東から輸入に頼る日本にとって切実な問題です。麻生外相が提唱する「自由と反映の弧」や「平和と繁栄の回廊」構想も、この“石油の確保”と“輸送路の確保”を念頭に置いた外交政策であり、今後の日本の継続的な発展を支える上で重要な政策です。

 そしてこの日印の関係強化により、従来からの米国、豪州関係強化とあわせて太平洋とインド洋をあわせた広大なネットワークを形成することにより、中国の軍事力を背景とした勢力拡大を封じ込める事にもつながりることは安倍首相の演説の通りです。

 先の参議院選挙の大敗により、安倍内閣が総辞職していれば麻生外相の中東訪問も安倍首相の訪印もありませんでした。そういった意味において政治的空白を作ることを嫌った安倍首相の判断は正しかった。

 そして8月15日、「戦没者を追悼し、平和を祈念する日」の靖国参拝について見送ったことについても、「あいまい戦術」によって外交面で無用な摩擦を避け、中国や国内の親中派に攻撃する隙を与えず、むしろ牽制するような形になったことについては評価できます。今や“靖国カード”は“日本の外交カード”になったようです。

 なにわともあれ、日本が自由と民主主義、基本的人権の尊重といった基本的価値を重視した外交を推進すれば、不自由と一党独裁主義、基本的人権の無視を重視した中国とは自然と対立することになります。

 そういった意味において、安倍首相は今回の外遊で、中国との対立路線を明確にし、日本の進むべき道を明確に示したといえるのではないでしょうか。

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コメント

来るべき台湾有事に備えることは、最重要課題と言っても過言ではないですね。
なぜなら、シーレーンこそは日本の生命線だからです。
もしも来るべき未来に、中華帝国にシーレーンの首根っこを押さえられることになれば、第二次大戦のキッカケとなった『連合国によるABC包囲網』に匹敵する脅威ともなりかねない。
安倍首相の鋭い戦略外交は、アッパレ!と言うしかないです。
安倍長期政権を望みます。

投稿: お笑いお花畑 | 2007年8月23日 (木) 11時13分

インドとの関係強化は、政治、経済、軍事の面で非常に重要です。
表面上中国とは敵対関係を避けていますが、打つべき手を確実に打っております。
今後、日印の経済活動が活発になればなるほど、対米、対中関係が相対的に低くなりより好ましい状況が生まれるでしょう。
期待しております。

投稿: soune | 2007年8月23日 (木) 11時26分

諸外国は中国に甘い
自国に中華系が多いし未だに中国に対して幻想を持っている
将来、文明国と対峙するのは中国だと思うがね~

投稿: take | 2007年8月23日 (木) 18時11分

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