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2007年6月11日 (月)

永遠の「最終段階」

ガセだ。

BDA問題 露銀行への送金検討 「最終段階」と韓国紙報道

 韓国の聯合ニュースは10日、マカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮関連資金の移管問題で、米国の銀行を中継させてロシアの銀行にある北朝鮮口座に資金を送金する方法が米ロと中国、韓国の間で進められており「手続きは最終段階に差し掛かっている」と報じた。6カ国協議に精通する消息筋らの話としている。

 米国は、米国の銀行が送金を中継するのでロシア側の銀行で資金を受け入れてほしいとロシアに要請、ロシアが応じたという。米国側の銀行は、国務省が送金仲介を一時依頼した大手ワコビア(ノースカロライナ州)以外の金融機関になる見込みだが、銀行名は公表されないという。

 BDAには約2500万ドル(約30億円)の北朝鮮資金があるが、米国はこれを不法行為などで作られた「汚い金」と見なしてきたため、受け入れれば国際金融市場で不利益を被る恐れがあるとして引き受ける銀行が現れなかった。報道が事実なら、ロシアが自国の銀行を説得し、資金受け入れの実現に見通しが立った可能性がある。

(共同)

(2007/06/10 20:38) 産経新聞

 “ロシアが自国の銀行を説得し、資金受け入れの実現に見通しが立った可能性”とあるが、実際は逆だ。

 “米国はこれを不法行為などで作られた「汚い金」と見なしてきた”事実は、もちろん国際金融市場での信用に影響するが、中継する米国の銀行はこの“国際金融市場での信用”の他に米国の国内法の影響を受ける。

 米財務省は今年3月、BDAを愛国者法311条の「資金洗浄の主要な懸念先」に確定し、米銀と同行の取引を禁止しています。そして、この愛国者法は大統領の執行免除権限すら適用されない為、これを迂回して送金することは事実上不可能なのです。

 この記事には、この愛国者法を迂回する方法が記載されていない為、極めて信憑性の低いものだと思われます。おそらく、この“最終段階”も永遠に“最終段階”で終わることでしょう。

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マカオの北朝鮮資金、露へ送金か…米の中央銀行経由で(読売新聞) - goo ニュース マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」で凍結されていた北朝鮮関連資金2500万ドルの送金問題で、マカオ金融当局者は11日、本紙に対し、 同資金を、米国の中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)を経由して、ロシアの銀行に送金する方法が検討されていることを明らかにした。------------------------------------------------------------ 核施設閉鎖が声... [続きを読む]

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