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2007年6月 4日 (月)

バイオ燃料

別に環境の為ってわけでもないだろう。

バイオ燃料は万能じゃない=スイスの研究所がブームに警鐘

 【ジュネーブ4日時事】「バイオ燃料は必ずしも環境に優しいわけではない」-。スイスの連邦材料試験研究所(EMPA)の研究チームは5月下旬に公表した報告書で、地球環境問題への対応で期待が高まっているバイオ燃料の安易な利用促進にこう警鐘を鳴らした。
 研究チームは、バイオエタノールやバイオディーゼルなどの燃料に関して、原材料となる植物向け農地の開発、原材料から燃料の精製に至る工程などを生態学の見地から検証した。
 報告書は、ガソリンやディーゼル燃料と比べバイオ燃料は、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量を3分の1以上削減することができるものの、「農地の開発やトウモロコシ、大豆といった原材料の加工過程は、環境に深刻な影響をもたらす」と分析。農地への過度な肥料の使用や土壌の酸化、農地開拓のための熱帯雨林の伐採を通じた生物多様性の喪失などの影響を考慮すると、「生物学的に優しい燃料とは言えない」との見解を示した。

2007/06/04-07:21 時事通信

 石油がなぜ高騰するのかと言えば、それが限りある資源だといわれており、尚且つ、生産量が調節できるからです。

 世界的に見て、地球上の淡水資源は減少の一途をたどっており、中東の一部では既に地下水資源が枯渇し、首都移転という事態まで引き起こしています。

 そして、なぜ一般的にバイオディーゼルの燃料としてトウモロコシが利用されるかと言えば、トウモロコシがもっとも効率よく淡水から穀物を作ることが出来るからです。つまり、淡水=バイオディーゼルなのです。

 昨今のバイオディーゼルブームは環境ブームと言うよりも、この限りある資源となった淡水資源の戦略的活用を狙ったものだと言えます。そしてその先にあるのは全世界的な食糧の高騰と不足、そして五大穀物メジャーと呼ばれる米国のカーギル社、ベルギーのコンチネンタル・グレイン社、オランダのブンゲ社、フランスのルイ・ドレフェス社、スイスのアンドレ社が本社を置く米国の食糧支配にある。つまり超大国の復活です。

 バイオディーゼルブームとは裏を返せば、環境ブームと言うより、弱りつつある米国の超大国復活の為の国家戦略が下地にあるのではないでしょうか。

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コメント

文中穀物と淡水が逆になっている場所があるような・・・

それは置いといて。

バイオガソリンブームもマスコミが火を着けて回っている気がしまくりです。
つーか、移動方法が基本自転車・並びに大学でマクロな機械工学を専攻している私には「だからぁ?」としか・・・
石油以外の燃料があろうが、ソレの生成(精製)にコスト・環境問題などが絡むのならば意味がないので。
そのために日本の会社は「低燃費・排気ガスも(出来うる限り)クリーンに」を心がけているわけで。

とりあえずアメリカは自国の消費する石油量を抑える事から始めたほうがいいですよっと。

投稿: アンカー | 2007年6月 5日 (火) 01時01分

>バイオディーゼルブームとは裏を返せば、環境ブームと言うより、弱りつつある米国の超大国復活の為の国家戦略が下地にあるのではないでしょうか。

鋭い指摘ですね。
確かにある意味石油以上に重要な戦略物資である食料を使った世界覇権の維持。米国だったらやりかねません。
日本の食料自給率はカロリーベースで40%(2002年)、先進国で最低、世界173ヶ国中124位です。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E6%96%99%E8%87%AA%E7%B5%A6%E7%8E%87)
米国依存の安全保障といい、独立国、それも世界第2位の経済大国にしてはお寒い限りです。
米国の保護領である言われても反論できません。農家と族議員のためではなく、国家の生き残り戦略としての農業/食料政策を真剣に考える時期に来ていると思います。

投稿: esper | 2007年6月 5日 (火) 10時43分

使用済み天ぷら油をディーゼル燃料として再利用するくらいがちょうどいいでしょう。後は残飯や木屑や雑草といった産業廃棄物をエタノールにする技術に磨きをかけるくらいでしょうか。

投稿: よし | 2007年6月 5日 (火) 15時14分

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