« 中国の主要輸出品 | トップページ | 北朝鮮難民漂着 »

2007年6月 2日 (土)

送金問題で方向転換

ヒル次官補はBDA問題は5月中に解決と息巻いておりましたが、方針を180度転換したようです。

決着待たずに北は核停止を=送金問題で方向転換-米次官補

 【ワシントン31日時事】北朝鮮がマカオの金融機関バンコ・デルタ・アジア(BDA)で凍結されていた北朝鮮資金の送金難航を理由に、核放棄に向けた6カ国協議の合意履行を先送りしている問題で、6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は31日、北朝鮮は送金問題の決着を待たずに、核施設の稼働停止など初期段階措置の履行に直ちに着手すべきだとの考えを強調した。北京からワシントンに戻った後、空港で記者団に語った。
 ヒル次官補の発言は、初期措置を先に実施するよう北朝鮮に要求する立場を明確にしたもので、送金問題決着まで初期措置履行を待つという従来の姿勢を事実上転換したことを意味する。

2007/06/01-10:32 時事通信

 ヒル次官補は送金問題の解決をもはや諦めてしまったようですねぇ。先日の大統領の「しくじった」発言も、この次官補に向けられたものかもしれません。

 一方、米国が従来の姿勢を事実上転換したことによって、送金問題について梯子を外された格好の北朝鮮の状況はどんどん苦しくなっているようです。

核実験:ロシア、対北制裁措置実施へ

 ロシアも北朝鮮に対する制裁に加わることになった。イタル・タス通信は先月30日、ウラジーミル・プーチン大統領が先月27日に、昨年10月の北朝鮮の核実験に伴う国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議を履行するよう命じる大統領令に署名した、と伝えた。

 今回の大統領令には、国連決議1718号(対北朝鮮制裁決議)に盛り込まれた、北朝鮮に対する兵器の禁輸措置がそのまま盛り込まれている。つまり、ロシアのすべての政府機関と企業は、北朝鮮に戦車・戦闘機・戦艦・重火器・ミサイル関連部品を輸出することはできず、また核開発に使用される可能性がある物質の北朝鮮への搬入も禁止された。また合わせて、大量破壊兵器(WMD)や核兵器の開発計画に関わった北朝鮮の関係者のロシア入国を許可しないことになった。

モスクワ=権景福(クォン・ギョンボク)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報JNS 記事入力 : 2007/06/01 09:06:30

 そして援助したくてしたくてたまらない韓国も。

南北閣僚級会談、事実上決裂 韓国側がコメ支援を保留

 【ソウル=久保田るり子】ソウルで開催された韓国と北朝鮮による南北閣僚級会談は1日、北朝鮮側が要求した40万トンのコメ支援(約138億円相当)実施を韓国側が「困難」と保留したため事実上、決裂、次回会談日程も決められないまま閉幕した。北朝鮮が今後、態度を硬化させ6月以降の南北の共同行事を拒否する可能性もあり、南北関係は当面、冷え込むとみられる。

 韓国側首席代表の李在禎・統一相は会談終了後「南北はコメ借款契約をすでに交わしておりコメ問題は大きな課題だったが、2・13合意(6カ国協議での核廃棄に向けた初期段階措置)の履行が遅れている現在、支援は先送りせざるを得ないと北側にわれわれの立場を説明した」と述べた。双方は「今後、南北関係を、われわれ民族同士の精神で発展させていくとの認識で一致した」との原則的な立場だけを記した短い共同報道文を採択した。

(2007/06/01 21:03) 産経新聞

 ゴタゴタ続きのBDA問題も、それなりの成果はあったようですね。ゴネ続ける北朝鮮の態度を反映したのか、一時期出ていた6者協議に歩調を合わせ、対北朝鮮援助に日本も加わるべきだという意見も、最近はほとんど聞くこともありません。

 一方、無能なヒル次官補を相手に、調子に乗って合意履行のハードルを上げ過ぎた北朝鮮は、かなり苦しくなったようです。

さっさと崩壊しろ!と思う方はクリック!(人気blogランキングへ)

|

« 中国の主要輸出品 | トップページ | 北朝鮮難民漂着 »

北朝鮮核実験」カテゴリの記事

コメント

う~ん?!
 風向きが変わりましたかね?
 どうせなら台風になってほしいですが!

投稿: 柳生すばる | 2007年6月 2日 (土) 17時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 送金問題で方向転換:

» 官邸の妨害をする媚中派と松岡農相自殺の政治利用 [ネトウヨのブログ]
 安倍首相をはじめ、官邸が主導していた公務員の天下りを規制する法案が頓挫してしまったようです。  本日の朝日新聞の朝刊に詳報が載っていました。 http://www.asahi.com/politics/update/0602/TKY200706010393.html  与党は1日、国家公務員の「天下り」規制を柱とする政府の公務員制度改革関連法案の今国会での成立を断念した。「宙に浮いた年金記録」問題や松岡利勝前農水相の自殺などで苦境に立つ首相官邸が、与党に成立を強く働きかけてきたが事実上、断念を受... [続きを読む]

受信: 2007年6月 2日 (土) 15時21分

« 中国の主要輸出品 | トップページ | 北朝鮮難民漂着 »