鑑定価格3800万円
中国バブルの実態。
2年以上も立ち退きを拒否し、居座り続けた中国・重慶市の「最強の居座り夫婦」が2日夜、巨額の補償金を受け取ることで合意したのを受け、すぐに家が解体された。中国メディアは3日、「この家の所有者である楊武さん夫婦は、開発業者から補償金約400万元(約6100万円)を受けとることになった」と報じた。
合意内容によると、楊さん夫婦は解体される自宅の代わりに重慶市内に鑑定価格306万元(約4700万円)の商店兼自宅が与えられる。これは北京市内の中心地でも150-170平方メートル相当の広いマンションを購入できる額だ。楊さん夫婦はもともと食堂だった自宅の営業損失による補償金90万元(約1390万円)も手にした。
今回の補償額は、本来の建物の価値より高い。解体された建物の鑑定価格は247万元(約3800万円)だった。楊さん夫婦は「親の世代から暮らしてきた自宅に対し、十分な補償が行われるまでは立ち退けない」とし、地方政府や開発業者と衝突した。昨年、周辺の280軒がすべて解体されてからはたった1軒となりながらも闘争を続け、立ち退きを強いられた数多くの中国人に支持されていた。
今回の出来事は、私有財産を国有財産と同等と見なすという中国の「物権法」が全国人民代表大会(全人代)で通過した先月と時期が重なり、国内外で大きな話題を呼んだ。
朝鮮日報/朝鮮日報JNS 2007/04/04 07:16:26
このニュースの何がすごいかと言えば、この回りを掘り下げられた状況などではなく、このボロ小屋の鑑定価格が“247万元(約3800万円)”だってことだ。
この一点だけ見ても、中国不動産バブルの凄まじさが良くわかる。今回の出来事が“私有財産を国有財産と同等と見なすという中国の「物権法」が全国人民代表大会(全人代)で通過した”時期と重なり、中共に100%コントロールされている中国メディアがいっせいに報じたためにこの結果を招いたことを考えると、中国共産党地方官僚の暴走は既に中央が管理できるレベルを超えており、こういった形でしかその暴走を止めれれなくなってしまっているのかもしれない。
中国不動産バブルも末期的ならば、こういう方法でしかコントロールできない中国共産党も末期的だ。彼らの栄華は2008年のオリンピックで頂点を向かえ、その後、坂道を転げ落ちるように崩壊に向かって行くだろう。
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コメント
>彼らの栄華は2008年のオリンピックで頂点を向かえ、その後、坂道を転げ落ちるように崩壊に向かって行くだろう。
私もそう思っています。
支那は五輪で国威発揚しようとして無理に無理を重ねている。
しかし、行列に並ぶ事すら出来ない支那人は世界が注目する五輪で、
民度の低さを暴露する事になるはず。
国内的には大成功するかもしれないが、対外的には大恥を掻く事になる。
北京五輪は中共最後の宴。
2008年は21世紀節目の年に成りそうだ。
投稿: 青雲大空 | 2007年4月 6日 (金) 17時40分
実際のところ、中国の実態っていうのは、どうなんでしょうなぁ。
勉強になります。
投稿: SAIGO | 2007年4月 6日 (金) 23時58分