改憲の必要性
よく60年間も憲法を変えずに来たものです。
衆参両院主催の「日本国憲法施行60周年記念式」が25日、東京・永田町の憲政記念館で開かれた。安倍首相と河野洋平衆院議長らがあいさつしたが、それぞれの憲法観の違いがにじみ出た。
冒頭、あいさつした河野洋平衆院議長は「この憲法の下で、わが国の部隊が海外において1人たりとも他国の国民の生命を奪うことはなかった。この平和の歩みは誇ってよい実績であると考える」と指摘。改憲については「幅広い視野に立ち、謙虚に歴史に学ぶ心を持ち、国家と国民の将来に責任感を持って行われることを切に望む」と語った。
一方、安倍首相は国際社会への積極的貢献の必要性を強調。そのうえで「憲法を頂点とした行政システム、教育、経済、雇用、国と地方との関係などの基本的枠組みを時代の変化に対応させるため、改革が求められている。憲法のあり方についての議論が、国民とともに積極的に行われることを切に願う」と述べ、改憲意欲をにじませた。
2007年04月25日19時05分 朝日新聞
戦後60年、世界のいたるところで紛争は続き、虐殺は繰り返され、平和と秩序を守る戦いによって多くの血が流されてきました。そんな中、日本は“他国の国民の生命を奪うこと”なく、ただひたすらに“平和の歩み”を謳歌してきたわけですが、この“他国の国民の生命を奪うことはなかった”事実を、“誇ってよい実績”と一国の議会の議長が発言することは、世界の現状を考えれば些か自分勝手で独りよがりだとしか言い様がありません。
また、河野議長は“幅広い視野に立ち、謙虚に歴史に学ぶ心”と語りましたが、この方の過去の言動を鑑みれば、この“幅広い視野”とはいわゆる特アの主張をすべて取り入れる事であり、“謙虚に歴史に学ぶ心”とはそのすべてを受け入れて従属することと同義であることは間違いありません。
自ら秩序を守る気概もなく、ただただ追随することで奴隷の平和を謳歌するのであればそれでも良いでしょう。しかしながら、責任ある国際社会の一員として、そして世界第二位の経済大国として、真に“国際社会への積極的貢献の必要性”を感じているのであれば、現行憲法の不備を感じてそれを改正しようとする事はむしろ当然のことではないでしょうか。
朝日新聞は“改憲”を“平和の否定”と結びつけ、この流れを止めようと躍起になっているようですが、北朝鮮がミサイルを乱射して核実験を強行し、中国が不透明な軍事拡張を続けている事を考えれば、近い将来、現行憲法では対応できないような事件が引き起こされることは目に見えています。
もはや残された時間は僅かしかありません。一刻も早く改憲を成し遂げ、「普通の国」として、国民の生命と財産が守れるような国になれることを切に願います。
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