なんとなく日本が悪い
そっくりそのままお返しいたします。
民主党の小沢代表は4日、青森市内で記者会見し、安倍首相が従軍慰安婦問題をめぐって「当初定義されていた強制性を裏付けるものはなかった」などと発言したことに対し、「首相自身の歴史認識、姿勢が問われている。なんとなくこうだという形では、外国だけでなく国内からも不信を招く。もう少しきちんと自分の理念、哲学をはっきり示したうえで、個別の問題について結論を言わないといけない」と批判した。
2007年03月04日18時44分 朝日新聞
さて、安倍首相から“「当初定義されていた強制性を裏付けるものはなかった」”という主張がはっきりと提起されてきたわけですが、それに対する野党第一党の党首の答えが“なんとなくこうだという形”では話になりませんね。
この議論は発言から4日経つ現在に至っても、正面切って反証する声がまったくありません。普通はこのまま行けば安倍首相の完全勝利なのですが、そうはならないところに日本の異常さがあります。
なんとなくこうだから、なんとなく不信を招くからとりあえず謝っとけみたいな曖昧な対応では、この慰安婦問題が収束することはないでしょう。韓国政府の抗議にすらなっていない抗議を受けて、世耕補佐官が「首相は河野談話を継承」とあわてて事態の打ち消しに走ったようですが、こういったものをはっきり言わない態度が、状況を悪化させ続けてきたことをいい加減に理解するべきだ。それに河野談話は首相個人が継承したのではなく、未だに公式に修正されていないことを首相が確認したに過ぎません。
世耕補佐官は韓国政府や海外メディアに対して“首相の真意を説明”するそうですが、闇雲に政府は“河野談話”を継承している、謝罪の気持ちに偽りはないと叫ぶよりも、まずはこの首相の発言について、未だに具体的な反論がないことを確認することが先ではないか?それをはっきりさせた上で、政府としては継承する意思は変わっていないが、その内容が事実と異なるならば修正しなければならないと主張しなければならない。
米国で提出された慰安婦決議案や今後も続くであろう朝鮮人の難癖を拒否する為には、もはや“河野談話”の修正は不可欠です。ただなんとなく不信を招くことを恐れて不必要な謝罪を繰り返し、国益を垂れ流し続のはそろそろ終りにする頃ではないでしょうか。
ただなんとなく謝ることはない!と思う方はクリック!(人気blogランキングへ)
| 固定リンク
「朝日新聞」カテゴリの記事
- 「連合赤軍を思い出す」(2011.02.16)
- 政権交代の意義(2010.12.05)
- 前首相外交と元首相外交(2010.10.23)
- 中国で反日デモ多発(2010.10.16)
- 価値の外交(2010.10.14)
「小沢一郎」カテゴリの記事
- 妄信的小沢信者(2010.10.05)
- 崩壊の序曲(2010.08.26)
- 作戦通りの過半数(2010.07.20)
- いきなり躓く“脱小沢”(2010.06.07)
- 祝支持率1割台と国会法改正案ゴリ押し(2010.05.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
反日勢力撃退用・html版資料館
http://resistance333.web.fc2.com/html/patriotism_web.html
投稿: 反日勢力撃退用・html版資料館 | 2007年3月 5日 (月) 08時29分
安倍首相の本心は、「河野談話」を覆したい気持ちでいっぱいだと思う。
ところが世耕氏の態度を見るにつけ、それを実行することが、いかに難しいことなのかが推測できる。
おそらく「河野談話」を継承させようとする勢力が政界・経済界・マスコミの中で圧倒的な優位にあるのだろう。
そして安倍首相が談話の否定をすることは、ほぼ虎の尾を踏むに等しい結果を生むのではないか?
今朝の日経紙面にも、安倍首相の発言を否定するような記事があった。
もちろん「河野談話」そのものに焦点を絞ったものではなく
(日経の露骨な反日姿勢は読者には見せられないだろうから)
「自民党内のきしみ」という「安倍政権のリーダーシップのなさ」に形を変えてではあったが(笑)
今のところ、我が日本では逆風が強すぎて、河野談話を覆すことはほとんど不可能なように見える。
今我々ができることは、マスコミに頼ることなく、安倍首相の本意を実現させるような≪追い風≫をいかにつくるか、ということではないだろうか。
投稿: アサピー嫌い | 2007年3月 5日 (月) 09時34分
ゴーリキーさん、こんにちは。
小沢さんは健康状態が良くないので、頭が回転しておりません。
もう何を言っても国民から評価されるような内容のことは出てこないでしょうね。
民主党代表が情けないので、同党の若手保守は泣いてますよ。(自民党別働隊とか呼ばれたりしてますし)
民主党が情けないので、参院選への緊迫感が今ひとつ無く、育ちの良い安倍首相に、公明党を切るという賭けを躊躇させております。
本来なら衆参同日選挙で、憲法改正、教育改革を大幅に進めるべきだと思うんですがね。
投稿: ナルト | 2007年3月 5日 (月) 11時28分
従軍慰安婦問題に関して、関連議員に下記のメールを送っています。国民の声として送れば、議員の声は小さくなっていくのではないかと期待しています。
小川先生殿
下記の文章は、先日福島社民党党首に送らせていただいたものです。
女性の立場としてのお気持ちはわかりますが、事実でないことを捏造すれば
国民を愚弄することになります。下記の文章にも書いておりますが、終戦後
日本軍の人道に対する戦犯調査をしたアメリカの調査記録にも立証される
事実は無く、逆に、慰安婦の一般人以上の素晴らしい生活が記載されてお
りました。正しい歴史認識と良くいわれますが、国会の先生方こそ勉強してい
ただきたいと思うこの頃です。
国民に対する名誉をこれ以上傷つけないようにお願いします。
民主党の威信にもかかわります。
日本人も含め、戦争中に慰安婦という職業に就かざるを得なかった方々は、誠に不幸であり、可愛そうな女性であったと同情するものです。昨年会社を勇退し、政治問題化しているこの問題の真実を知りたいと、いろいろな文献や書物を調べております。アメリカで公表された戦時中の慰安婦調査結果なども見ました。韓国での強制連行調査でも、吉田氏が書かれたような事実はなく、そのことは韓国政府も認めています。慰安婦は韓国人だけでなく、日本人にも多くの不幸な方がいました。何故韓国人だけが従軍慰安婦なのか理解できません。下記の記事にあるように、証言そのものの信憑性が疑われます。福島先生は聡明な弁護士さんとも聞いています。弁護士の立場で、客観的にみて、強制従軍慰安婦ということを証明できるのでしょうか。韓国には、いまだに多くの慰安婦がおり、正当な職業として認めるように政府に抗議をしているような状況です。慰安婦という悲しい過去をもつ彼女達に同情する気持ちはわかりますが、弱者を利用した政治活動は感心するものではないと考えています。兵隊の給料が30円くらいの当時に、慰安婦は、月に300円以上の収入があったとアメリカの調査記録にはありました。弱者をイデオロギーの具にすることは是非謹んでいただきたいとメールいたしました。回答はないと考えますが、事実でない強制従軍慰安婦問題を一部のマスコミとともに煽る行動は、日本国民に対する名誉毀損罪に該当するのではないかと考えています。
矛盾した「略歴」を載せる埼玉新聞!
表題の埼玉新聞(2月22日)では、「李さんは韓国・大邱(テグ)出身。十六歳の時に台湾に連行され、一九四五年から旧日本海軍の特攻基地で軍人の相手を強要されたという」との略歴を紹介している。
李容洙は「1928年生れ」のはずで、記されている年齢が矛盾している。また、「一九四五年」といえば終戦の年ではないか。同年10月に、台湾はすでに国民党政権の支配下に入っており、日本軍は台湾に「慰安所」などを保持し得ない。いずこの国の「軍人の相手を強要された」というのであろうか。埼玉新聞の品位が問われるところだ。
投稿: 山口 | 2007年3月 5日 (月) 13時34分