加藤氏の妄言
もう加藤氏の発言など取り上げるのはやめろ。
自民党の加藤紘一元幹事長は10日、徳島市で開かれた党衆院議員のパーティーで、安倍晋三首相が憲法改正を参院選の争点にする意向を示していることを念頭に「生活を議論することを恐れて、憲法改正や集団的自衛権の問題がテーマだと言っていたら自民党はガタンと負ける」と苦言を呈した。同時に「民主党と格差や教育問題を堂々と論争したときに自民党の勝ちが見えてくる」と述べた。
また「(首相が掲げる)再チャレンジは競争を続けることが前提だ」とした上で「思いやりや地域社会を大切にすることが日本の美しさであり、再チャレンジと『美しい国』は矛盾する」と指摘した。
(2007/02/10 20:01) 産経新聞
民主党と格差や教育問題を堂々と論争したときとは申しますが、何故議論の場に出てこない相手とわざわざ同じ土俵に下りてまで論議してやらなければならないのか。
憲法改正や集団的自衛権の問題をテーマにされて困るのは、民主党の野合連合と媚中派ではないか。このテーマについて、民主党は他の野党と整合性を取ることが出来無いばかりか党内の意思統一すらままならない。
思いやりある地域社会を大切にすることと、競争状態の中で互いに切磋琢磨してお互いを高め合うことの何処が矛盾しているのか。ここでいう競争状態を排除すると言うことは、現在の既存勢力を保護し、再チャレンジが必要な世代を切り捨てることに他ならない。いわば現在の刀狩というべきものだ。
それは官僚主義の蔓延と序列の固定を意味しており、競争によって発生するという“いわゆる格差”受け入れない代わりに、現在の境遇から抜け出すチャンスは一生回ってこなくなるということです。
やってもやらなくても結果が同じであれば人々は活力を失い、経済は停滞し、公務員だけが超え太り、公共事業が垂れ流され、国家財政は破綻します。これが加藤氏の語る「美しい国」だというのか。
再チャレンジと「美しい国」が矛盾するとはよく言ったものです。加藤氏の語る「美しい国」なんてものは、自身の勝手な価値観と特定勢力に配慮した妄言の産物にすぎない。
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コメント
加藤の発言はなんと言うか馬鹿と言うかピント外れも良いところ。もう旬を過ぎた政治家ですね。もはや政界から隠居した方が身の為です。
家どころでは無くなりますよ。
投稿: Hatumagodekita | 2007年2月11日 (日) 11時52分
民主党の小沢くんのご期待に応えて、加藤を民主党へトレードしたらどうでしょうか。無償でです。
民主党の○○トリオよりはまともな発言のできる代表候補としてです。ご本人も民主党の方がフィーリングが合うのでは?
投稿: weirdo31 | 2007年2月11日 (日) 16時35分
まことしやかな甘言をろうし、結果の平等を
押し付けてくる日本独特の売国左翼はもとより、加藤氏をはじめとした自民左巻き=媚中派も本当に消えてくれないかと願わずにはいられませんw
本当に政界再編が望まれます。新しい政治的息吹の勃興を期待しますが、かといって、最近某掲示板などで露骨な勧誘とキャンペーンを展開する某民族派政党は個人的に却下です。
如何に保守的な価値観体現を謳おうとも、避けられぬグローバル化経済の中で、超保護主義的な経済政策を行うことは、食糧自給のめどが立たず、資源も何もない日本では亡国論に等しいと思います。管理人様の主張する格差を固定させない自由競争によって、日本を前進させるという主張に全面的に賛成いたします。
投稿: YEAH!2 | 2007年2月11日 (日) 18時23分
兎に角、このチャイナスクール出身の加藤紘一、云わずと知れた下半身思考の「男山拓」、保守仮面古賀、シナの第二駐日大使二階、沈黙の反日野田毅、賞味期間切れの高村、似非保守にしてフェミニスト野田聖子・・・以上は、憲法改正に新々の気鋭で臨みたい自民党には無用の人達です。
まぁ彼等が次の選挙で残れる可能性も次第に薄れてきていますから、民主党さんが、「昔のネームバリューだけを根拠に」トレードを申し込まれてもご本人が、泥船確定の民主党には乗らないでしょう、鳩ぽっぽ辺りが、音頭を採って、新党立ち上げたら乗って来るかも知れません。
そうそう、その時は、出来たら公明党にも声を掛けてみたらドウでしょうか、日本の叩き売りを志すモノ同士として、そろそろ本音をだしても宜しいのではないでしょうか、そこそこの党勢になるかもです、外国人政党の社民党は議席ゼロですからムダですが。
衆議院も後3年このままで行くつもりなんでしょうか、保守か売国か判らない有様では堪らない、と言う国民の気持ちを斟酌して頂ければ幸いです、安倍さん。
投稿: ナポレオン・ソロ | 2007年2月11日 (日) 19時08分
加藤氏はもう時代感覚が無くなった政治家です。一生同じ感覚で政治をやろうとしている
バカな政治家です!時の流れに就いていけない、批判さえしていれば注目を浴びる。
其れだけで政治家知名度を維持できる。
田舎の実家が燃やされて、次は東京の自宅
が燃やされれば又、知名度炎上?
国民の税金で生活してんだから仕事しろ!
加藤紘一!!!!!
投稿: 七生報告 | 2007年2月11日 (日) 21時56分
私もTVでやつれた(疲れた?)顔をした、加藤紘一がぼそぼそ言ってました。
あんなインタビューをやらせるのも、マスコミの陰謀ですね。
加藤紘一は民主に行くべき!民主もお断りかな!
投稿: お初 | 2007年2月12日 (月) 08時10分
いつも拝見させて貰ってます。
皆さんと同意見です。元幹事長等と肩書きでしか評価されない時代は既に過ぎております。副総理山崎と同様、次回衆議院選挙での自民党公認が無ければ政治家としてはもう終わってます。
国益を宣かの様な話の裏にある策略は、もう一般凡人でも感じられるようになりました。国民はもう、その手には乗らないでしょう。
投稿: 櫻曼作 | 2007年2月12日 (月) 09時33分
自民党は改憲を党是としてきた筈。加藤紘一は自民党の議員なのに・・・。自民党執行部はこの御仁を早々にきるべし。獅子身中の虫である。
投稿: miro | 2007年2月12日 (月) 23時54分