またTBSか…
これを捏造と言わずして、何を捏造と定義すればよいのか。
高周波のハイパーソニック音を「頭の良くなる音」と断定的に扱ったことなどが問題となったTBS系の情報バラエティー番組「人間!これでいいのだ」の3日放送分で、高周波の音が出た風鈴を、それまでは同種の音を聞きながら学習したことのない学習塾にスタッフが持ち込んで撮影していたことが、8日わかった。
TBS広報部によると、この塾は撮影後、同様の風鈴を購入して教室に取り付けているといい、同部は「過剰な表現で誤解を与えたが、やらせではない」としている。
撮影があったのは茨城県龍ケ崎市内の学習塾で、生徒が風鈴の音を聞きながら勉強している教室風景を放送。学院長が「風鈴に含まれる音が学力向上に良いという話をきいて学習に役立てています」と語るシーンなどが続いた。
同部によると、風鈴は高周波の音が測定されたものを制作会社のスタッフが持っていったという。同部は「集中力や記憶力が上がる可能性があると説明しながら取材先を探したところ、興味を持ってもらったので撮影した。(学院長に)こう話してくれという指示はしておらず、やらせ、捏造(ねつぞう)とは言えない」としている。
2007年02月08日20時33分 朝日新聞
“「過剰な表現で誤解を与えたが、やらせではない」”などとよく恥ずかしくも無く説明できたものです。
イザ語辞典によれば、「やらせ」とは“示し合わせて行ったことを自然なように見せかけている”ことであり、また、「捏造」とは、“ありもしないことを事実のように作り上げる”ことを指します。
さて、今回の事件ですが、スタッフが“集中力や記憶力が上がる可能性があると説明しながら取材先を探したところ、興味を持ってもらったので撮影した”と話している通り、“示し合わせて行ったことを自然なように見せかけている”「やらせ」そのものです。
いくら“(学院長に)こう話してくれという指示”はしたかどうかは関係ありません。その取材経過を説明することなく、学習塾で実際に使用されている映像を使用したことが問題なのです。その映像を見せられた視聴者は当然の如く“風鈴の効果があるから学習塾が使用している”と誤解するでしょう。(ここで、またTBSの「やらせ」かと鼻で笑うのは上級者のみです)
テレビはラジオと違い、音声と一緒に映像を配信しています。そのテレビの製作現場にいるものが、視聴者に“過剰な表現で誤解を与え”ながら、音声的な影響のみを取り上げて“やらせではない”と語るなど言語道断といわねばならない。
このブログ開設当初から、TBSの捏造体質に対してはたびたび指摘してまいりましたが、ここまで来ると怒りを通り越してあきれてしまいます。一刻でもはやくTBSの放送免許が取り消されることを切に願い、総務省の決断に期待します。
取り消せば取り消したで、報道の自由がどうのこうのとうるさく騒ぐでしょうが、問題がおきてから対応するから後手に回るのです。捏造・やらせ5回で放送免許取り消しという規則でも作れば、騒がれる心配も、世間の同情をかうことも無いでしょう。
まぁ、本当はテレビなど見ないのが一番良いんですけどね。
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