御用聞き新聞
何言ってやがるこの御用聞き新聞が。
中国新疆ウイグル自治区の公安当局は8日、同自治区の独立派組織「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」の訓練基地を5日に攻撃し、18人を殺害、17人を拘束したと発表した。国営新華社通信などが伝えた。
ETIMは、新疆に住むウイグル人による「東トルキスタン共和国」建国を目指す組織。中国当局は、アルカイダの支援で爆弾テロや暗殺を繰り返しているとして弾圧を強めているが、これだけ大規模な攻撃が国内で報道されるのは異例だ。
2007年01月08日22時35分 朝日新聞
中国共産党による完全な報道管制が敷かれ、党の許可なしでは何一つ報道できない国営新華社通信の配信記事を例に取り、“これだけ大規模な攻撃が国内で報道されるのは異例だ”と平然と述べる朝日新聞には非常に嫌悪感を感じます。
それも朝日新聞自体が人民日報と提携状態にあり、その記事を特別コーナーで配信しているとなればなおさらです。つまりは、朝日新聞も中共の管理下にあり、東トルキスタンの中共による不当弾圧を報道しないという点において共犯関係にあるということだ。
東トルキスタンは以前より、石油、石炭などのエネルギー資源が豊富な地域であったことから、それを狙った中共から弾圧を受けて続けており、独立への機運が高まってテロが頻発することなどは当然の帰結です。
この中共の弾圧は国内の完全なる報道管制によって闇に包まれ、民族浄化を目的とした漢族との結婚奨励、育児制限と強制中絶による犠牲者は数百万を数え、イスラム教の宗教活動や歴史文化に関する出版活動が制限されることにより、伝統的な民族固有の文化が破壊され続けています。
中共の弾圧はそれだけに留まることなく、住民が住むすぐそばで核実験が何度も行って大量の放射能中毒者を出し、それに加えて政治犯の虐殺、労働改造所の強制収容もあわせて計画的に東トルキスタンの民族を虐殺し、抹消しようとしているのです。
そしてその中共の残酷非道な扱いに意義を唱えるものは「分離主義者」「テロリスト」などのレッテルを貼られ、今回のような公安当局による襲撃に遭って拘束され、まともな手続きも経ないままに監獄や強制労働所に送られるわけです。“アルカイダの支援で爆弾テロや暗殺を繰り返している”などということは弾圧を正当化するための中共による姑息な言い訳に過ぎない。
今回、この事件が中国国内で大々的に報道されたことは、東トルキスタン独立勢力やその他中共に弾圧され続けている少数民族に対する“見せしめ”と見て間違いないでしょう。中共はこういった“戦果”を積極的に報道することによって独立勢力の勢いを削ぎ、中共の民族浄化にまかせて消滅していくことを狙っているのです。
この件について、私達の出来ることは少ないですが、こういったエントリーを通じて少しでも多くの方が、中国共産党の極悪非道な民族浄化に対して関心を持っていただければ幸いです。そして、常日頃から報道の自由を喧伝し、“言葉のチカラ”を信じる新聞社においては、けして中共の御用聞き報道に終始することなく、真実を伝える努力をしていただきたいものです。
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コメント
中共が『テロ集団』と言いがかりをつけて、単に穏健なイスラム教徒であるだけの東トルキスタンの人々を弾圧・虐殺し続けているのは、日本以外の国では周知の事実。
にもかかわらず、中共の宣伝に協力して、東トルキスタンの人々をテロ組織のように印象操作する朝日は最悪だ。
投稿: アサピー嫌い | 2007年1月 9日 (火) 17時41分
上記紹介のサイトを開いたところ、以下のようなコメントが載っていました。
なにかあったんでしょうか?
______________________
【お願い】旧サイトへリンクされている皆様へ。
旧サイト「東トルキスタンの人々に平和と自由を」へリンクされている皆様にお願いを申し上げます。
上記のサイトには掲載されている内容に問題点も多く、また以前から旧サイトで使用されている少女の画像についても撮影者からの使用を止めるように連絡がありました。
こちらからも旧サイトの管理者へ変更等もお願いをしていたのですが、連絡が取れずサイト自体も放置されている為、有志達が内容を訂正加筆し、現在改めて当サイトを立ち上げた形となっております。
私達は皆様へ出来るだけ正確な情報を提供していきたいと思っております。
その為にはお手数ですが、旧サイトへリンクされている皆様には、旧サイトへのリンクを止めて頂き、当サイトまでリンクをお願い致します。
当サイトのアドレスは"http://saveeastturk.org/"となっております。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
投稿: アサピー嫌い | 2007年1月 9日 (火) 18時21分
文脈から察するところ、何か抗議があったようですね。
注目度が低ければ低いほど、こういった攻撃を受けやすいのかもしれません。
そう考えれば、何かを知るだけでも何かしらの支援になるということか。
投稿: takayuu@管理人 | 2007年1月10日 (水) 23時24分