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2007年1月12日 (金)

「備えあれば憂いなし」

またか。

中国軍機、また墜落 部隊間に設備・人材の格差?

 香港の親中国紙「文匯報」は12日、中国人民解放軍機が11日に山東省青島市の市街地に墜落したと報じた。重傷者はいない模様。9日にも広東省で解放軍機が墜落したばかり。専門家は、相次ぐ解放軍機事故の背景として「軍改革の過程で、設備や人材の部隊間格差が広がっている」と指摘している。

 同紙などによると、11日午後5時過ぎ、北海艦隊に所属する小型軍機が青島市東部の株洲路に墜落した。パイロットは墜落前に脱出し、市民にもけがはなかったという。事故原因は不明。

 昨年6月に安徽省で最新鋭の警戒管制機が墜落し40人が死亡したのに続き、10月には河北省で、今月9日にも広東省で解放軍機が墜落した。

 解放軍は兵器の現代化や人員の削減などの改革を進めているが、軍事専門家の平可夫氏は「資金や設備が重点的に投入される部隊と、そうでない部隊の格差が広がっている」と指摘する。

2007年01月12日21時19分 朝日新聞

 “資金や設備が重点的に投入される部隊と、そうでない部隊の格差”つまりは、各省に軍閥が存在するということですね。軍閥ごとに明確な格差が存在し、それが原因で事故も頻発するとすれば、中央の統制が地方まで十分及んでいるとは考えにくく、一旦、国内が混乱に陥れば割拠して手の付けられない事態に発展することが予想されます。

 現在、中国で急激に広がりつつある地域格差による不満の増大は、バブル崩壊と共に内戦に発達する可能性があります。中国内戦が勃発した場合、日本にもその影響が及ぶ可能性は十分あり、今のうちから有事に備えて十分な準備をしておく必要があります。

 1月9日に防衛庁が防衛省に昇格してよかったですね。省であれば、独自に有事対策を立て、内閣に閣議案件を提議して独自に省令を制定でき、緊急を要する安全保障を脅かす自体にも十分対応できますが、庁ならば出来なかった。まさに「備えあれば憂いなし」です。

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コメント

やっぱり中共は心休まらぬ隣国で恐ろしいですね。
ゴーリキーさんのブログを見て、いつも考えさせられます。
以前見たhttp://dragon-cross.jp/というサイトの池田大作関係の動画で、中共と創価学会には「密約」があり、その密約の内容について語られていました。
この密約の内容に関して、ゴーリキーさんのご意見を教えていただければと思い、コメントいたしました。
それではお体に気をつけて頑張ってください。乱文乱筆失礼いたしました。

投稿: | 2007年1月13日 (土) 00時30分

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