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2007年1月 6日 (土)

イミテーションブランド

珍しいこともあるものです。

上海の「にせスタバ」事件、本家が勝訴

 米国のコーヒーチェーン、スターバックスは、上海で同社の社名やロゴなどをまねて営業しているとして地元業者と争っていた裁判で勝訴した。上海市高級人民法院は地元業者の行為を商標権侵害と認め、名称変更などを命じる判決を言い渡した。中国政府が知的財産権をめぐり米国などからの批判にさらされる中、権利保護の姿勢をアピールする狙いとの見方もある。

 中国の最高裁にあたる最高人民法院が運営するサイト、中国法院網が伝えた。スターバックスは2005年に下級審で勝訴。地元業者がこれを不服として、逆に本家を訴えていた。二審制の中国では今回の判決で本家の勝訴が確定したことになる。

 敗訴した業者は、上海の繁華街でスターバックスと同じようなコーヒー店を展開。店舗に社名やスターバックスに似たデザインのロゴなどを掲げているとして、本家に訴えられた。

(上海=川瀬憲司)(22:00) 日経新聞

 このスターバックスの偽者は社名を“真似た”どころではなく、スターバックスの中国名“「星巴克」”をそのまま使用し、そのロゴも↓のように真似ています。

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 日本も昨年「ホンダ」(Honda)を連想させる「力帆」(Hongda)というブランド名を提訴し、「リパン」(Lifan)という名前に変更させていますが、こういった中国による“イミテーションブランド”の被害はとどまることは無く、先日のエントリーでも紹介したように、その被害金額は日本だけでも年間9兆円にも上り、その対象を全世界に広げれば想像もつかない額に上ります。

 中国にとって、こういった“イミテーションブランド”を駆逐することは諸刃の剣といえます。今のままで知的財産が十分に保護されなければ、それは高付加価値産業の中国進出のリスクとして、中国が目指す産業構造の改革を阻む障害となり、逆に投資を呼び込むために知的財産保護を強化して訴訟が増えれば、それはそれで莫大な損害賠償を支払う羽目に陥ってしまうからです。

 いずれにせよ今まで積み上げた“ツケ”は将来にわたって支払っていかなければなりません。そしてどちらに転んでも中国の前途は多難なものとなるでしょう。

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参考サイト

「パクリ王国」中国、ブランド価値への認識は「幼児並み」 朝鮮日報

中国の固有ブランド3つを答えよ。

レノボ(Lenovo)

ハイアール(Haier Group)

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コメント

中国の固有ブランドを3つ以上・・?

【被害の水増し捏造】
【[新鮮で安全な]農作物】
【21世紀になっても領土拡張侵略主義】

わーい♪言えた!・・ってゴルァ!!

でも、クリックはしておきます(^^;)

投稿: うほほーい | 2007年1月 6日 (土) 12時38分

ノ、ノリンコ?

投稿: minase | 2007年1月 6日 (土) 16時51分

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