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2006年12月13日 (水)

蠢き出す獅子身中の虫

また蠢き出す獅子身中の虫。

古賀氏「靖国神社も検証を」、A級戦犯の合祀問題

 自民党旧宮沢派(宏池会)系3派の議員らによる「アジア戦略研究会」は12日、日本遺族会会長の古賀誠元幹事長を講師に招き、党本部で総会を開いた。古賀氏は靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)について「適切だったかどうか遺族会も靖国神社も検証しなければならない。国民の誰もがわだかまりなく参拝できる施設にすべきだ」と述べ、分祀の必要性に改めて言及した。

 総会は約5カ月ぶりで、古賀派を中心に谷垣、旧河野両派などから33人が参加した。古賀氏はA級戦犯の扱いに関し「できるだけ早く遺族会として考え方をまとめたい」と強調。一方で「神社は(分祀を)考える余地がある。政治に巻き込まれたくないとか、遺族の心情を考えると忍びないとかで、議論を正面から受けとめていない」と不満を漏らした。

12/12 (22:23) 日経新聞

 古賀氏は“「適切だったかどうか遺族会も靖国神社も検証しなければならない。国民の誰もがわだかまりなく参拝できる施設にすべきだ」”と述べていますが、この“国民の誰もがわだかまりなく”とはいったいどういう意味なのか。

 過去をさかのぼってみるならば、戦犯の釈放や赦免を求める決議案は、すべて国会において圧倒的多数で可決されており、また、その戦犯の赦免勧告に関して、戦争受刑者釈放を求めた署名運動において4千万人とういう圧倒的多数の署名を得ています。政治的にも国民感情的にも戦犯の名誉は回復されており、A級戦犯に対する“わだかまり”などはもともと存在しません。

 そもそも死刑の執行がすんだ時点でA級戦犯なるものは存在せず、これを死してなお罪人扱いするのは法治国家であることを否定するおろかな行為といわねばならないでしょう。特定アジアがどんな難癖つけてこようが、未開の人治国家の寝言は軽く聞き流せばよい。

 古賀氏は続けて“「神社は(分祀を)考える余地がある。政治に巻き込まれたくないとか、遺族の心情を考えると忍びないとかで、議論を正面から受けとめていない」”と述べています。

 しかし、“議論を真正面から受け止める”ならば、まずは自身が1952年~55年にかけて可決された一連の戦犯釈放及び赦免の決議を、すべて無効化する決議案を国会に提出して戦後回復された名誉を全否定し、政治家として議論を真正面から受け止める姿勢を示す必要があるのではないか。

 それすらせずに“A級戦犯の扱い”に対して、自身の立場を利用して靖国神社のみに圧力を加え、政治的決断を迫るのはいささか汚いやり方だといわねばなりません。古賀氏のようななクサレ外道にはとっとと政治の表舞台から消え去っていただきたいものです。

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コメント

古賀氏に是非1952~1955年にかけて示された国民の総意をどのように考えているのか聞きたいものです。当時甚大な被害を被った国民の総意は平和を享受している現代の日本国民の総意より重いはずであり、尊重されるべきです。

なぜ問題視するのか答えていただきたい。そして二度と特アの以を酌んで問題提起をしないで欲しい。特アに付け入る隙を与えるだけで何のメリットも無い。

投稿: 日本人 | 2006年12月13日 (水) 02時04分

古賀は、靖国神社の英霊よりも、大恩ある(?)野中先生の意向のほうが大事なんでしょう。
こうやって平然と中韓の走狗となっているんだから、もう靖国とは関わらないでほしい。

投稿: お笑いお花畑 | 2006年12月13日 (水) 09時51分

天皇陛下が春秋の例大祭にご出席いただけるような環境を作ることが最も重要なことだと思います。そのために何をするべきか、神社本庁は真摯に取り組み、宮内庁と議論をすべきです。それが天皇陛下のために尽くした御霊に対するわれわれ現在の国民が負っている責務だと思います。

投稿: こまった | 2006年12月13日 (水) 09時55分

ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20060802/20060802i313-yol.html
> 古賀氏も「政局絡みで受け取られるのは本意ではない」と応じ、分祀問題の協議の場となる検討会の設置を含め、総裁選後に改めて話し合うこととした。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060613-00000106-jij-pol
> 同派代表の古賀誠元幹事長が自身の政策私案の柱とした「A級戦犯の分祀(ぶんし)」は盛り込まず、

自分は逃げて、相手は政治、政局に巻き込む。郵政でもやってましたね。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060530-00000050-mai-pol
> 古賀氏はすでに、今年9月の自民党総裁選に向けた丹羽・古賀派の政策提言に「分祀も検討対象」との文言を盛り込むよう求めている。
遺族会は今年2月にまとめた「終戦60周年特別委員会報告」で、
A級戦犯分祀問題について靖国神社に分祀を働きかけない方針を示すとともに、
「今日までの経緯など勘案すると(靖国神社が)到底分祀に応じるとは考えられない」とも明記し、
分祀は困難であるとの認識を示している。この日の理事会・評議員会でも古賀氏が途中退席した後、この認識を再確認した。

遺族会の議論を正面から受け止めていないのは古賀氏自身ですね。

投稿: | 2006年12月14日 (木) 14時34分

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