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2006年12月25日 (月)

戦没者追悼に懸ける思い

明らかに矛盾している。

戦没者追悼:明仁天皇「歴史認識にプラスになることを望む」

 日本の明仁天皇が23日、「戦没者を追悼することを通じ、戦後世代の歴史認識においてプラスになることを望む」という声明を発表した。ただ、明仁天皇は戦没者追悼の方式については言及しておらず、今回の声明が靖国神社参拝に対する支持を表明したものなのかどうかについては定かではない。

 この声明は20日に作成され、明仁天皇の73回目の誕生日の23日に発表された。

 明仁天皇は声明を通じ、「時がたつにつれて増加する一方の戦後世代にとって、戦没者を追悼するということは、祖先が血を流した戦争と、その生きてきた社会を理解する上でプラスになることだろう」と述べた。

 また、「戦争と、戦争がもたらした惨状を直接知らない今の世代が、戦争や戦没者に関する事実を正しく受け止め、過去にわれわれが経験したようなことが2度と繰り返されないことを切に願う」と協調した。

 明仁天皇の父である昭和天皇は、戦後8回靖国神社へ参拝したが、1978年にA級戦犯が合祀(ごうし)された後は参拝を中止していた。

 日本のメディアは今年7月、昭和天皇が靖国神社へのA級戦犯合祀に対して不快感を表したという内容のメモを報じていた。

 しかし、明仁天皇は靖国神社への参拝について、昭和天皇と意見を交換したことはなかったという。

 日本の皇族の靖国神社参拝は、A級戦犯が合祀される前の1975年に昭和天皇が参拝したのを最後に行われていない。

2006/12/25 09:29  NEWSIS/朝鮮日報JNS

 何故“1975年に昭和天皇が参拝したのを最後”なのに“1978年にA級戦犯が合祀(ごうし)された後は参拝を中止”となるのかまったく理解できません。

 これを結びつけるのは“いわゆる「富田メモ」”となるわけですが、ご存知の通り、あの資料は捏造の疑いが強く証拠としてあげるにはあまりにも胡散臭すぎます。やはり、ここは麻生外相が“75年に当時の三木首相が「私人として参拝」を強調したことを理由として挙げてきた。この日の会見でも「基本的に(今も)そう思っている」”と語った通り、天皇陛下が1975年を最後に靖国参拝を行なわなかった理由については、三木武夫首相の“私的参拝四原則”にあると思われます。

私的参拝四原則とは

  1. 公用車を使用しない
  2. 玉串料は私費から支出する
  3. 記帳する際には肩書きを書かない
  4. 公職者を随行しない

 というものであり、天皇陛下は憲法上、1と4は絶対にクリアーできません。そして、1975年に昭和天皇・皇后両陛下が靖国神社と千鳥が淵戦没者墓苑に参拝した際に、そのことが国会で「私的」か「公的」かということが議論になった為、それ以降は混乱を避け、直接参拝することはなくなったと考えるのが自然です。A級戦犯の合祀などというものはただの後付けに過ぎない。

 戦犯合祀がその参拝中止の理由というはそもそも無理があります。なぜならA級戦犯の合祀以前にB・C戦犯は既に合祀されており、それ以降も昭和天皇は靖国神社に参拝されていたからです。

 また、今回の記者会見において今上陛下が“戦没者の追悼は極めて大切なことと考えています。”と述べ、“戦後に生まれた人々が年々多くなってくる今日、戦没者を追悼することは自分たちの生まれる前の世代の人々がいかなる世界、社会に生きてきたかを理解することになり、世界や日本の過去の歴史を顧みる一つの機会となることと思います。”と戦没者追悼に懸ける思いを語っていることをみても、246万柱の英霊が祭られた靖国神社に対して、その一部が気に入らないから参拝しないという理由は到底考えられないことです。

 そして、“追悼の気持ち、あるいは追悼の形について昭和天皇との話し合い”という質問に対して“追悼のことについては伺ったことはありません。”とキッパリ否定したことから考えても、“いわゆる「富田メモ」”によって、再び昭和天皇の戦没者追悼に懸ける思いが政争の具として利用され、歪曲されたことに対する不快感を示し、これ以上利用することは許さないというはっきりとした意思が感じられます。

 それ以前に、この糞マスコミの質問はあまりにも作為的過ぎます。“いわゆる「富田メモ」”が事実であることを前提にして質問しているようにしか見えません。今上陛下もさぞかし不快に感じたことでしょう。しかしながらその一方で、今回の“追悼のことについては伺ったことはありません。”という今上天皇のお言葉により、“いわゆる「富田メモ」”の連続性は否定されたことになります。

 昭和天皇の思いを踏みにじり、自らの政争の具として利用し続けるサヨクマスコミには怒りを禁じえません。今回は

 何が“歴史認識にプラス”だ。手前らの勝手な妄想に今上陛下の戦没者に懸ける思いを利用するな。

 とだけいっておきましょう。

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参考記事

天皇陛下の記者会見・全文(その3) 朝日新聞

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コメント

朝日は何をもってしても、必ず『反日』の方向に結論づけることでしょう。
もともとそういう体質の新聞社ですから・・・
終戦記念日に、「天皇もそろそろ退位を考えられては?」などと提案するような汚らわしい言論機関に、天皇のお言葉を載せてほしくありません。

投稿: アサピー嫌い | 2006年12月25日 (月) 12時35分

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